質問力とはなにか
結論からいうと、質問とは現状を少しずつ、しかし結果的に大きく変えていく力。
自分にとっていい生き方・行動・思考を導き出す力。
質問によって、自分が快適に生きるための新しい選択肢ができる。
思考停止を脱却すること。
そこで質問と疑問の違いについて述べる、
質問と疑問は似ているが少し違う。
疑問:感情力(世界に対する曖昧な違和感、ひっかかり)
質問:論理力(具体性があり、解決に導く)
曖昧な違和感は、どうしたらいい質問に変わるか。
それは、感情力。メタ認知。論理力。
3つのステップが重要。
現状へ違和感を持つ感情力。
それに気づくメタ認知力。
「どうするか」考える倫理力。
感情とはなにか、論理とはなにか、
「感情」「論理」は、日常言語で使われているそれらとは少々意味が異なる。
私達が、「これが理性だ」「これが理論だ」「これが正解だ」と考えているものこそ、実は感情に支配されている
例えば、イソップ童話の「すっぱい葡萄」のお話で、一匹の狐が木の上にある葡萄をみて「美味しそうだな」「食べたいな」と思い、木を登って食べようと、ジャンプして取ろうとしています
しかし、その狐は葡萄を取ることができませんでした。その時狐はその葡萄を「美味しくない」「不味いに決まってる」と思い込み諦めてしまいました。
これは、自分が「美味しそう」「食べたいな」と思っていたのにその葡萄が取れず勝手に「美味しくない」「不味い」と、
自分の強い欲求が実現できない居心地の悪さを解消するために、感情で勝手に自分の信念を書き換えてしまう。
これを認知不協和と言います。
自分の人生経験でも、何かに追い込まれたり、もお無理だとか思ったり、疲れてたりすると、こういう感情をいだいてしまいますね。
だから、よく疲れてる時に考え事をしない方が良いと言われてるし、一時の感情で判断するなとかよく聞きますね。
ここの内容が凄い大事だと思っていて、やっぱ途中で追い込まれた時「これが本当は自分がやりたかった事ではない」「本当にこれで方向はあっているのだろうか」とか自分を正当化していく。
自分もそうで、この認知不協和によって人々の世間の見方は感情に左右されている。
だからこそ、自分の感情をごまかさないで、ありのままに気づくこと、すなわち自分の感情を率直にメタ認知する事が大事。
居心地の悪さを正当化せず「自分は今これが悔しい」とそのままメタ認知して、「ではどうすればいいだろうか?」とポジティブな方向へ進む。
そうするのが、質問なのです。
問題なのは偏りがある事ではなくて、偏っていることに気づかないこと。
これに気づかないと自分が持っている世界の見方が偏見であることに気づかず正当化してします。
そうすると、自分らしい道の歩き方がわからなくなってしまう。
自分も大学に行く事に疑問をもっていたけど、本当は成績が伸びなかったから、自分の信念を勝手に塗り替えてしまってましたね。。。
実際考え方か狭いと思ってましたが、やはり人は自分はこれで良いんだと思い込んでしまいますね。
これから又苦しくなった時に同じ事が起こるし、気づいてなかったら恐ろしいですね。
思い込みが人をダメにする。その通りでしたね。
まさに「人は聞きたいようにきいて、信じたい事だけ信じる」ですね。
次回:いい質問にと悪い質問とはなにかです。
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