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詩『月曜日』 シロクマ文芸部 お題『月曜日』
月曜日があと1時間で来てしまうというのに
炎の消火が終わらない
どうしよう
ここから月までどう頑張っても間に合わない
流れ星も生憎つかまらない
兎たちがお腹を空かせて待っている
余分に置いてきたベリーもきっと空っぽだ
向日葵たちにはもっと仲間が欲しいとせがまれて
リュックは詰め込んだ種でずっしり重い
明日は暗幕も張らなくてはいけないのに
早く行かなければ
早く行かなければ
目の前ではまだ炎が轟々と
占星の効力とはこれ程か
早く行かなければ
早く行かなければ
かぐや姫に怒られる