決めつけてる事に気づいた

数か月前から
長男は腹筋や腕立てなどの
筋トレをやっている…

私はその様子を見て…
以前宿題で、
「体力づくり」がでていたので、
その習慣が残っているのだろう…

と決めつけて、
特に本人に聞くこともなかった。

長男と書き出し（自分書記）
をしていた時、
「今日やりたいことは？」
の質問に
「筋トレをします！！」
と書いたので…

「なぜ体を鍛えたいの？」
と、聞いてみた…
すると
「仕事のためです」
と…
「仕事のため？なぜ？」
と再度質問したら、
「リサイクルの仕事は体力がいります」
と長男。

4月から行くA型事業所は
週に２日程度
発泡スチロールの分別、
ビンを色別に分ける…
などの、立ち仕事があります。

そう、
長男はしっかり働けるように
準備をしていた。

思いもよらない答えに
驚いてしまった私。

長男が
ここまで働く意欲があるとは…。
しかも、そのために
今の自分に何ができるか…と
考えていたなんて…。

この書き出しの最中
私の「なぜ？」の質問に
「ん～」と言いながら、
一生懸命答えようと、
鉛筆を紙にトントンさせて…
必死で考えて…

以前は
少しでもわからないと
「わかりません」で済ましていた長男。

限りなく中度に近い軽度の
知的障害がある長男。

それでも、
考えようと頑張れば、
少しずつ、理解することができる。

「できるかも…」
「長男をどう導くか…」
と、考える事が親の私にできる事。

勝手に決めつけて諦めて…。
間違ってました(;^ω^)

紙に書き出す（自分書記）
を実践して学んだことは
向き合う事。

知的障害を伴う自閉症…
について、
沢山の専門書を読む事ではなく、
今、目の前にいる長男を
しっかり見て、理解する。
それが一番大切なことだった。

今後は
勝手に決めつけるのではなく
「なぜ？」
と長男に聞けばいい。

長男のペースで、
焦らず、楽しく、
自分書記を続けてみます(*^^)v

みなさんも自分書記。
まず自分から…
やってみてください。