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2023年12月の記事一覧

少年ジャンプ・マインドやなぁw:映画評「ワイルド・スピード ファイヤーブースト」

少年ジャンプ・マインドやなぁw:映画評「ワイルド・スピード ファイヤーブースト」

ワイルドスピード・シリーズ10作目。
「こう言うのは劇場で見んと!」
と思ってたんですが、いつの間にやら公開が終わってましたw。
で、Amazonプライムで。

まあ、「劇場で見んと!」ですね。
物語的にはシリーズ5作目(メガマックス)に繋がってて、悪役だったレイエスの息子がドミニクに復讐を…という流れになっています。
この息子ダンテを演じるのがジェイソン・モモア。

5作目のフィルムを使いながら

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予定調和だけど、コメディだからね:映画評「ファミリー・プラン」

予定調和だけど、コメディだからね:映画評「ファミリー・プラン」

マーク・ウォールバーク主演のAppleTVオリジナル映画。

美しい妻と3人の子どもを持つダンは優秀な中古車の販売員。
だがかつて彼は政府の依頼を受けて暗殺を請け負う殺し屋だった。
その過去を知る者からの襲撃を受け、彼は家族を連れてラスベガスに逃避行に出る。
家族はただの家族旅行と思っているのだが、次々襲い来る襲撃者に…

みたいな話。
ま、ありがちな展開w。
基本「なめてーたー」系(なめてたのは

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戸愚呂兄弟、最高w:ドラマ評「幽☆遊☆白書」

戸愚呂兄弟、最高w:ドラマ評「幽☆遊☆白書」

Netflixオリジナルドラマ「幽☆遊☆白書」。
Netflixでのジャンプ実写化は「ワンピース」に続いてですが、アチラが米国主体での製作だったのに対して、本作は日本製作。
ま、お金はかかってますがw。

「幽☆遊☆白書」の原作は多分全部読んでる
…んですが、あんまり覚えてない。
なんかラストの方、結構なところまで行っちゃったような気はするんですが(それが冨樫義博っぽさになっていったとも言える)。

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正当に評価されなかった者のリベンジ:映画評「ロスト・キング 500年越しの運命」

正当に評価されなかった者のリベンジ:映画評「ロスト・キング 500年越しの運命」

リチャード3世の遺骨が駐車場の下から発見された…というニュースには覚えがありました。
その実話を映画化した作品。
妻の希望で観に行きました。

フィリッパ・ラングレーは2人の息子を持つ主婦。別れた夫と協力して子育てをしているが、「筋痛性脳脊髄炎(ME)」を患っていることから職場では正当な評価を得ずにいる。
ある日、シェイクスピアの「リチャード3世」を感激した彼女はリチャード3世に興味を持つ。
「醜

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「君たちは」じゃない。問いかけているのは「自分に」だ。:プロフェッショナル 仕事の流儀 宮﨑駿スペシャル

「君たちは」じゃない。問いかけているのは「自分に」だ。:プロフェッショナル 仕事の流儀 宮﨑駿スペシャル

定期的に放映されているNHKの宮﨑駿スペシャル。
今回は「君たちはどう生きるか?」の背景かぁ…
と思いつつ、放映は見逃しちゃって、NHK+で後追い。
<ラストショット>のことがX(ツイッター)で流れてきましたので。

しかし…
いやもう、今回はガッツン…でした
ちょっと観終わって、頭がクラクラしたくらい。

「君たちはどう生きるか?」については簡単な感想を以前書きました。

踏み込むと色々あるんで

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#どうする家康

鎌倉殿に続いてやりきれないラスト
…かと思いきや、ホッとさせてもらいました。
こう言うの、卑怯とも言えるけどw、本作については良かったんじゃないかな。
ま、最終回の実質的主人公は茶々だったけどw。

#どうする家康

北川景子さん。
演技派と思ったことなかったけど、お市から淀殿への変わり身、そして淀殿の心情の揺れと、なかなかの存在感です。
乱世を引き連れて、家康との心中
というお見立てとは…。

「小ネタ」満載。…ま、「それだけ」とも言えますw:映画評「翔んで埼玉〜琵琶湖より愛をこめて〜」

「小ネタ」満載。…ま、「それだけ」とも言えますw:映画評「翔んで埼玉〜琵琶湖より愛をこめて〜」

「まさか」の続編w。
まあ、ノリは一緒です。
笑えるけど、残るもんは何にもない。

前作は「埼玉」を中心とした関東圏の地域ネタ・オンパレードでしたが、今回は関西圏の地域ネタづくし。
大阪・京都・神戸(「兵庫」じゃないw)の微妙な関係性に、滋賀・奈良・和歌山との距離感…みたいなのは、関西在住だと「あるある」ネタ。
…というか、地元でよく言われてるのをネタとして取り上げてマブしただけ…とも言えますな。

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振り返って考えてみると、あれってどういうことだっけ?ってのも多いんだけど、見てる間は楽しかったです。:ドラマ評「BODIES/ボディーズ」

振り返って考えてみると、あれってどういうことだっけ?ってのも多いんだけど、見てる間は楽しかったです。:ドラマ評「BODIES/ボディーズ」

イギリス制作のNetflixオリジナルドラマシリーズ。
イギリスっぽい重厚な作りで、渋い警察ドラマ風でスタートしながら、SFドラマになると言う、なかなか凝った作品です。

1890年、1941年、2023年、2053年という4つの異なる時代を生きる4人の刑事が、ロングハーベスト通りで全裸の男性の遺体を発見するという同じ殺人事件の謎を解明するという内容。
2023年のロンドンでは、警察官のハサンが拳

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クソ女/最低母親が音楽で変わる…だけじゃなくて、彼女は周りも変えていく:映画評「フローラとマックス」

クソ女/最低母親が音楽で変わる…だけじゃなくて、彼女は周りも変えていく:映画評「フローラとマックス」

Apple TV配信のジョン・カーニー監督作品。
「はじまりのうた」とか「シング・ストリート」とかに連なる、ジョン・カーニーの音楽映画です。

「ハート・ビート・ラウド」を観たときに、
「ジョン・カーニーだったら…」って思ったんですが、まさにその路線w。

アイルランドのダブリンに住むシングルマザー・フローラは反抗的な少年である息子マックスとの関係に悩んでおり、警察の勧めで彼に趣味を見つけることに

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#どうする家康

大阪冬の陣。
決起したものの、諸大名の援護はなく、孤立無援の籠城戦。
援護なき籠城なんて成立しません。
「戦乱にどう決着をつけるのか」
結局そう言う戦いですね。
西南の役みたいやなぁ…。