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「すずこま」の魅力③美容効果

健康にいいものは美容にもいいに決まっていますが、ここではあえて「すずこま」と「美容」について書きたいと思います。

いまや男女や年齢に問わず、美容に関心が高い世の中です。かくいう私も、加齢の波に乗りに乗ってきた肌トラブルを人並みに気にしています。

しみ、くすみ、乾燥...いえ、もうやめておきましょう。

ここでは「すずこま」に含まれる成分から見た美容効果をあげてみます(赤いトマト全般にも共通しています)。

効果① リコピンは紫外線対策

体内の過剰な活性酸素は、肌の細胞も傷つけてしまい、しみ・しわ・たるみの原因になります。リコピンが多い「すずこま」には、悪さをする活性酸素を減らしてくれる「抗酸化作用」の効果がより期待できます。

特に紫外線対策については、

リコピンは、紫外線による肌の赤みや、色素沈着などの皮膚ダメージを予防・軽減する効果が期待できる

KAGOME「トマトの赤い色素リコピンのうれしい2つの効果とは?」

日焼けを防止し、さらに「しみ」が生まれることを阻止してくれるということですね。おいしい食べ物が防いでくれるなら言うことありません。

効果② βカロテンは皮膚・粘膜を正常に保つ

βカロテンは体内でビタミンAに変換されます。ビタミンAは肌のうるおいやハリを高め、皮膚や粘膜を健康にする働きがあります。

肌の水分量が保たれると、皮膚の新陳代謝が促され、これまた紫外線などの外部刺激から肌を守ってくれます。

また、βカロテンは髪の毛や爪の健康にも効果があります。

私は視力も弱いので、目にもいいβカロテンをもっと頼りにした方がいいですね。

効果③ ビタミンCはコラーゲンの生成としみ予防

コラーゲン。イメージは「プルプル」。
肌のハリやつやに関係するのは知っています。

しかし、コラーゲン豊富と言われる高級なスッポン料理やフカヒレ料理を食べても、直接美容に効果があるわけではないようです。体内に吸収される形のコラーゲンが生成される必要があり、そのためには十分なビタミンCが欠かせません。

例えば、コラーゲンが比較的多い(庶民的な)食材として、手羽先とトマトを一緒に煮込んだり、鮭のソテーにローストしたトマトを付け合わせたりというように、肉・魚料理で「すずこま」を上手に使えば、美肌料理にもなるということですね。

さらにビタミンCは、日焼けの原因「メラニン色素」の生成を抑えてくれます。

ここまで書いて、「リコピン」「βカロテン」「ビタミンC」がそろっている「すずこま」は、しみ予防にとても優秀ということが分かりました。

効果③ カリウムはむくみ予防

むくむことで、血の巡りが悪くなり肌の老廃物がたまりやすくなるため、にきびなどの肌荒れを引き起こします。また、カリウム不足はイライラや睡眠不足にも影響するため、美容にもよくありません。

この「むくみ」の原因のひとつは塩分の摂りすぎです。カリウムは摂りすぎた塩分(ナトリウム)を尿として排泄する作用があります。

日々「むくみ」と生活している私にとってありがたい成分です。夕方のふくらはぎはもちろんですが、朝の寝起きと夜の顔が微妙に違って見えるくらいですので。

ストレッチや運動も効果はいまいちで、体質かもと半ばあきらめています。料理は薄味を心がけていますが、まだ努力が足りないのでしょう。やはり食事を見直すことは大切ですね。

効果④ 食物繊維は腸内環境を改善

トマトには水溶性と不溶性のどちらの食物繊維も含まれますが、この中の不溶性食物繊維が、便通を良くし腸内環境の改善に役立っています。

腸内環境を整えると、なぜ美容に良いのでしょうか。

便秘が続くと、腸内にアンモニアや硫化水素などの良くない物質が発生します。それらが腸管から吸収され血液の流れにのって全身を巡り、肌荒れの原因になるということです。

ここまで美容について書いて、ハタと気付きました。

「肌トラブル」「むくみ」「便秘」
身に覚えがありまくりです...

もしかしたら、真剣にトマト料理と向き合ってこなかったから、美容レベルが下がっているのかもしれません。

トマトに謝りたいくらいです。

夏野菜は夏に食べるのが絶対おいしいと決めていたので、あまり今の季節は買いませんでした。でも日本の生産技術や流通の発達で、いまやスーパーには一年中トマトが並んでいます。今からでも赤いトマトを常備野菜にしましょう。

ほんとは年間「すずこま」が手に入ったら最高なんですけどね。

次回はまた違う魅力を。ここまで読んでいただき、ありがとうございました。









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