3年間付き合ったら愛は3年分積み重なる!?[顧客起点マーケティング【前編】]
例えば、あなたに3年付き合った異性がいたとしよう。
その人とは3年分の愛があるだろうか。
たまたま3年間その相手より良い人がいなかったから別れなかっただけで、それより良い人が現れたらすぐに切り替えてしまうかもしれない。
モテないからただただ一緒にいて別れることがないのかもしれない。
3年付き合っているからと言って、愛が3年分積み重なっているかといったら、全員がそうではない。
勿論、長くいることで愛着は湧くだろうし、名残惜しくもあるかもしれないが。
つまり、
長く付き合っている=その分大好きとなるわけではない。
それは、商品購入においても同じことが言える。
長く使用しているから大好きなブランドではないのだ。
長く使っているだけで、好きな状態でなければ、すぐに奪うことができる。
逆に言えば、長く使っているから、ロイヤルユーザーかといえば、そうではない。
長く買ってもらっているから、この商品はされている、と思っていたら大間違い。
たまたま代替品が無かっただけで、別に好きだった訳ではないなんてことは考えてみたら分かるのだけれど、数字というデータだけを見て分析するマーケターには欠けがちになるのかもしれない。
気をつけるべし今日の教訓は、
「購入頻度が高い=ロイヤル選好」ではない。
『顧客起点マーケティング』
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