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【詩】護り星

Someone’s story 36
【護り星】

23時の帰り道
澄み切った夜空は 深い宇宙色をしていた
真上には満ちた月が 静かに私を見つめていた

彼女を始点として 星々が弧を描いてゆく
彼らの中心には私がいて
冷え切った身体は優しい光で包まれた

私は彼らに話しかける

今日はたくさんの子たちに会えて嬉しい  
いつもありがとう

久しぶりに彼らと語り合える わずかな夜の時間
家へとたどり着くまでの 優しいひととき



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