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鳥取県のどこに住もうか。

私は4月に鳥取県へ引っ越します!
鳥取県のどこに引っ越すか決めていなかったので今月の初め頃、候補地を探しに行きました。

前回の話はこちらから!↓

ちょうど良いタイミングで鳥取県智頭町に滞在するプログラムがあったので、それを利用して2週間ほど智頭町で過ごしました。

滞在期間中に、智頭町を拠点に他の地域も見ようと思ったのですが、体調を崩したのと大雪で交通機関も止まったこともあり智頭町と倉吉市のみに行きました。

鎌倉より鳥取は気温が低かったので体調を崩してしまったのかもしれません。そうは言っても、重症にならず智頭町内はよく見られたと思います。

智頭町を見てどうだったか。結果から言うと、移住者にとっては過ごしやすい町だし、私と同じような考えを持っている人も多そうなので、住みたいなと思いました。しかし、「これだ!」という物件に出会えなかったのと倉吉でやりたいことが思いついたので、今の所は倉吉に住む方向で考えています。

智頭町は、住民も役場もとても親切で数十年前から移住者の受け入れ体制がしっかりあったそうです。そのため移住者も多いし、昔から智頭に住んでいる人もフレンドリーでした。初めて会うのに、私に興味を持って色々聞いてくれる住民が多いです。

昔、宿場町だったし移住者が多いから、町民の心が開かれているのか。同じ県でも全く違う雰囲気の自治体もあるので、初めは驚きました。

役場の空き家バンクの対応もスムーズでしたし、こちらが聞いていないことまで色々教えてもらえました。

もう一つ智頭の気に入った部分「私と似ている考えの人がいること」について。

私は、自然に寄り添った暮らしをしたいと思っているのですが、智頭には自然栽培をしている人がいたり、ジビエの解体場があったりと、自然と共に仕事ができるような環境がありました。飲食店も、添加物を使わなかったり地元の野菜や自然栽培のものを使用している場所もあります。智頭町は林業が盛んなのですが、大量に伐採するやり方ではなく、森を見ながら今後のために森を守りながら林業をやっている人もいます。

智頭町の環境は私にとって過ごしやすい環境だと思うのですが、物件などのタイミングが合わず。むしろその後に訪れた倉吉市に呼ばれている気がしました。

倉吉は父が農業をしています。
父と倉吉の居酒屋に行ったら、たまたま人が少なかったのもあり、オーナーさんが今後の店のことを熱く語ってくれました。食の大切さに気がついたから今後は大きく方向転換をしていこうと言うこと。需要があるかはわからないけれど、一度体に悪い添加物などのことを知ってしまったらそれを提供はできないと。そこでオーナーは、父に農業をやっているなら無農薬でハーブなどを作れないかという話をしました。父は果樹をメインでやっていて忙しいので、最終的には私が作れないかと言う話になりました。笑

元々私は鳥取で農業を少しでもやりたいと思っていたし、父の家は部屋が余っている。そして、家の隣に使っていない畑もある。ここでできるのではないかと思いました。

そして、その居酒屋に紹介してもらった倉吉の自然食品店に次の日に行きました。

そこのオーナーさんはUターンで倉吉に来ていて、お店をやっています。旦那さんは単身赴任で神奈川にいるそうなので、他の地域でもやろうと思えばできたはずですが、地元の元気がなくなるのが悲しいなどの理由から倉吉でお店をしているそうです。商品は自分たちが食べたもので自信を持って勧められると言っていました。

この2人の話を聞いて、私が倉吉でできることがたくさんあると思いました。父が住んでいる村は、今でも「長男は〜、男は〜、女は〜」などと、考え方が古いので、今までは行きたいとは思えませんでした。だけど、話を聞いて倉吉にも一緒に励まし合えるような人たちがいることを知ったし、私たちで変えていくことができるのではないかと思うようになりました。辛くなったらまた考えればいい。

今はとりあえず一生懸命やってみようと思います。

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ゆう
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