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小野照崎神社
2024年6月9日 07:00
雨空が続く6月。そんな6月は、半期ごとに巡ってくる"祓の月"でもあります。上半期の最終日である6月30日には当社本殿前で16時より、この半年のケガレを祓い清めて下半期の充実を祈る「夏越の大祓」が斎行されます。大祓式は、個人のお祓いにとどまらず、そこに暮らす皆が健やかな生活を送ることが叶うようにと、701年の大宝律令で制定されて以来1300年以上の長きにわたり、宮中を始め全国の神社などで行
2023年9月6日 07:00
9月9日は五節句のひとつ、「重陽の節句」の日です😊9月9日のように奇数の重なる月日は、めでたいながらも「陽の気が強すぎるため注意が必要」ともいわれ、こうした季節の節目となる日を「節句」という形でお祝いと同時に、様々な方法で厄払いの行事を行います。5月5日の「端午の節句」や7月7日の「七夕の節句」は、今も「子供の日」という祝日だったり、各地で「七夕」にちなんだ行事が残っており印象が強いです
2022年6月25日 07:00
本格的な夏の暑さとなりました。季節はすっかり夏ですが、同時に半期の納めと新たな半期のはじまりの時期。神社では、お正月の「初詣」に対しての半期の「夏詣」をと、多くの神事や行事が行われる、参拝の好シーズンでもあります🙂こちらでは「夏詣」開催期間中に行う、皆さまにもご参加いただける行事をご紹介します。◆「夏詣」とは?「夏詣」は、初詣から半年の節目に行う参拝の習慣です。私たちは大晦日に
2022年3月10日 07:00
すっかり春らしくなり、街を歩いていても野鳥の声を聞くようになりました…🐤野鳥の中でも鶯は別名を「春告鳥」といいます。古くから日本人は、鶯の「ホーホケキョ」という囀りによって春の訪れを感じてきたのです。今月の特別御朱印、「桃花」は明るいウグイス色で春をお届けします♪今回は、春の象徴としての鶯や、小野照崎神社の鎮座する最寄り駅のひとつ、鶯谷という地名にまつわるお話です😊春を告げ
2021年12月12日 07:58
12月ももう半ば、いよいよラストスパート!と、気忙しい時期になりましたね。煤払いに大掃除、そして年越の大祓…一年を締めくくる12月は、「清め」のシーズンでもあります。新年に向けて一年の汚れを拭いつつ、各所のお清めをしながら準備を進め、大晦日には「年越の大祓」で、自分自身についた目に見えない自身の不浄(ツミ・ケガレ)を祓い清めます。この「年越の大祓式」は、当社でも大晦日、12月31日の午
2021年11月4日 07:30
今月の当社の御朱印で、キーワードとなるのが「むすび」という言葉。皆さんは「むすび」という言葉で何を思い浮かべますか?「結ぶ」という言葉には、“ひも状のものをくくる”という意味のほかにも「繋げる」「まとめる」「創る」「固まる」「締める」のようなさまざまな意味があり、「人と関係をむすぶ」「契りをむすぶ」といった“ご縁や心をつなぐ”意味でも使われます。古来、願いを込めて結ぶことは、“人の想い
2021年10月21日 07:30
今回は、去年編纂1300年を迎えた日本最古の歴史書、『日本書紀』についてのお話です。『日本書紀』には、日本の成り立ちそのものが描かれており、現在に繋がる様々な原初"origin"が記されています。『日本書紀』は歴史書ですし、読むには翻訳や背景の理解が必要かつ内容も難しい といったイメージがあるかもしれません。しかし、実は、どこかで聞いたことがあるような神話をベースにわかりやすく語られて