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とらねこ村<トランスミッション>

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あなたと作る共同マガジン。総勢4000名が関わる大規模マガジンに成長中。グループ合計で参加者1,500名、フォロワ数2,500名、約18万記事が収録中。🥕コンテンツを広めたい方の…
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#小説

トランスミッション

トランスミッションは,とらねこが立ち上げた拡散型の共同マガジンです。 参加は無料。 記事を読んでもらうためには認知が必要だけど,それを実現させるためのマガジンです。 トランスミッションの参加者はみなさん仲間ですので,どんどん話しかけてみるといいですね。 ◇立ち上げた理由 さて,このマガジンを立ち上げた経緯ですが,わたしが当初に抱えていた悩みにあります。 その悩みとは,書いても読んでもらえないからモチベーションが上がらないことです。 note初心者って,記事を書いてもほと

ブラインド∹岸田先輩に笑われた

「ワーワー!」校庭では男子たちが楽しそうに作家をしていた。 私はいつものように屋上から見下ろしていた。 フェンスが壁になっていたが、問題なかった。 普通にその穴から見ればいいのだから。 入りたかったが、運動音痴だった。 少し入りずらい。 しかも女子なので、男子のグループに入るのは少し恥ずかしい。 私はずっとさっきからサッカーを見ていた。 テレビや記事で見たりするので、少しは知っている。 例えば… ちょうどその時、後ろから誰かが首元を触ってきた。 その何かは冷たく、私は奇妙な悲

スランプ脱出💪小説が軌道に乗るまでにしたこと

数日前、こちらの記事(無料)のときは、かなりのスランプだったのですが。 色々なことを試してみたら、また急に筆が乗りはじめました。 そこで、この間に具体的に何をしたか、何に気をつけたかについて、今回は書いてみたいと思います。 小説だけでなく、文章執筆に関わる全ての方々のお力になれれば嬉しいです✨ はじめに。(この記事を書くまで。)創作大賞で本格的に小説を書き始めてから、 短編小説を2作品公募に出し、今は新作の長編小説を書いています。 ただ、時代設定が現代ではないということも

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『彼女と別れます』#ショートショート

「彼女と別れます」 男友だちと飲みに行くときにもついてくる。 女友だちとの飲み会は論外。 LINEは1時間以内に返信がないとキレる。 結論から話さないと怒られる。 旅行に出かけるときは時間とお金の計算が必要で数字で示さなければならない。 旅行先のプレゼンが必要。 さよならバリキャリ高年収OL彼女。 「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「 【あとがき】仕事のデキる彼女、プライベートもデキる。 「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「 恋愛の大学 not

【プロット】桜の魔法と運命の出会い

 春の訪れと共に、魔法が宿る桜の木々が花開いた。  人々はその美しさに魅了され、お花見の季節がやってきた。  リリアンは魔法使いの少女だった。  彼女は桜を自在に操り、花びらを舞わせることで願い事を叶える力を持っていた。  ある日、リリアンは森の奥深くで謎の青年、エルヴィンと出会う。彼は森の精霊であると噂されている。  エルヴィンはリリアンに「桜の魔法は運命を変える力を秘めている」と告げる。  リリアンはエルヴィンの話に興味を抱いた。  彼は過去に桜の魔法を使い、愛する人を救

好きな小説家さん

斜線堂有紀という小説家を知っていますか? 「知ってる知ってる」と思ったあなたも、「初めて聞いた」と思ったあなたも、しばしお付き合い下さい 今回主役の斜線堂有紀氏ですが、noteを投稿しているようなので、こちらも是非。 短編小説をまとめたマガジンも投稿されていて、気がついたら読み漁ってました(汗) つい先日、 「星が人を愛すことなかれ」 という小説が、第四回「本屋が選ぶ、大人の恋愛小説大賞」に選ばれていて、勢いに乗ってる小説家さんだと思います 主にどのような小説を書かい

【連載小説】夏の恋☀️1991 シークレット・オブ・マイ・ライフ⑤

 というわけで、勉強がすきになりかけていたが、人のせいにするようであるが(人のせいにしている)、また、おれは勉強がきらいになった。  暇だった。学校というのは、基本的には勉強をする時間がいちばん長い。そのあいだ何もやることがないので、暇。不思議と女にもモテなくなった。ヤることがナニもない。  絶望。  といっても、絶望には慣れっこだった。小学校二年生の時、九月、新学期、おれはJT小学校の二階の校舎の窓から、外を眺めていた。瓦屋根の、立派な兎小屋がある。小屋といっては失礼

【連載小説】夏の恋☀️1991 シークレット・オブ・マイ・ライフ④

 もともとおれは勉強がきらいで、テストはできたが、内申点つうのかな、あれがわるかった。そういうタイプ。よく怒られたし、注意された。  カンケ―ねえよ、みたいな。かといってヤンキーではない。ヤンキーはきらい、すごいきらい。  おれは、目立たない、変なイキフン(雰囲気)の生徒、みたいな。  中三のとき、担任の先生も、ほかの先生も、S高はむずかしいだろう、といった。内申点のことを言ったのである。  親も、おまへ、思ったよりもアホだな、みたいな。家で勉強しているところをついぞ

【ChatGPT】に頼んでみた      プロット集第三百六十九回『小名』

巷に溢れている作品名からプロットをChatGPTに作って貰う企画です。 言うまでもありませんが、このプロットを元に作品を書くつもりはありません。 あくまで面白ネタのひとつとして楽しんで頂ければ幸いです。 基本的に1~2パターンを紹介していくスタイルにします。 ChatGPTが提案する『小名』タイトル:「星降る夜の約束」 プロット 主人公と設定 主人公:小名(こな)、20歳の大学生。控えめで、どちらかというと自分の感情や夢を人に話さず、自分の内面を大切にするタイプ。夜空

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 Canvaというものを初めて使ってみました。 せっかくなんでサムネのタイトル通り小説のプロットについて丁寧に説明できればとか思いつつも、私はプロではないので、思い付きのまま今日は文章を書きたいと思います。 あくまで長編小説を書いていて思うことですが、書き始める前にプロットを作成する人は多いはず。小説の骨格と思えば良いのでしょうか。 例えばキャラクターの設定。 男なのか、女なのか、年齢は、性格は、職業や特技や、どういう人物かを細かく設定します。 時代背景も適当にぼん

カット!(31)

「おーい」私はある人のところに行った。 彼はずっとパソコンの前でだらけているが、一応天才だ。 ハッキングやほかにもさまざまなことができる。 爆弾の解除もたやすいだろうが、今は違うことを頼むことにした。 それは、防犯カメラを借りるということだった。 彼はいろいろな大きさの防犯カメラを持っている。 私が欲しいのは小さな奴だ。 角に仕掛けておきたい。 中に入ると、目の前にテーブルがあった。 まるで通らせまいといっているかのようだ。 その上には小さなカメラがあった。 どう見ても防犯カ

【連載小説】平々凡々な会社員が女子高生に!? vol.34 「部屋」

「坂井くん、じゃなんだから、名前で呼びあおうか」 登校途中で坂井が言う。 「えっ……」 「俺もユウって呼ぶからさ。だから、マサユキって呼んでほしい」 「いきなり呼び捨ては……じゃあ、マサユキくん、でどうかな?」 「うん、それでいいよ!」 甘酸っぱい香りが一面に漂った。  授業中も坂井に目がいってしまう。だいぶ重症のようだ。 おっと、ノートとらないと。  期末テストが近づいていて、なんとなくピリピリする教室。俺はその空気が嫌だったので、廊下に出る。すると廊下で

『HARMの法則』#ショートショート

「HARMの法則を知ってるか?」 「なんだっけ?」 「人間の悩みは分類すると4つになるってやつ」 「あー。ハゲること、頭を使うこと、楽天、お金かな?」 「最後だけ合ってるんだけど。楽天は何があった」 「ポイントに釣られていらないもの買っちゃう」 「それも悩ましい。他は健康、キャリア、人間関係ね」 「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「 【あとがき】H(ハゲる)A(頭を使う)R(楽天)M(お金:マネー) ではありません。 「「「「「「「「「「「「「「「「「「

不安があっても生き続けて

なかなか難しい事だと思います。 生きて行くのが辛いとか、 今、もの凄く悩みを抱えているとか。 働いていても、 「このままずっと変わらずに、この生活が続いていくのかな。でも働かないと生きていけないし…」 働いていなかったら、 「この先どうなっていくんだろう。お先真っ暗。どうやって生きていけば良いのか分からない」 結局は見えないだけで周りの人の頭の中は ぐるぐるとフル回転している。 そんな時は上司、両親から心砕ける言葉が飛んできたりする。 そこで一度、想像以上に凹んでしま