お母さんだって心の風邪をひく。いつも頑張ってるんだから
noteやXを拝見しているとお母さんたちメンタル大丈夫かな?と感じる投稿が、9月になってから増えてきた気がしています。
夏休み明けの揺れるこどものココロに寄り添って、がんばっているお母さん。特に不登校児の親は、24時間365日こどもと無休で接しています。
疲れたら、カラダは風邪をひきやすくなるでしょ?
ココロだって同じ。疲れたらココロも風邪をひくんです。
わたしは子の不登校をキッカケに『適応障害』になり、7ヶ月になります。
今も薬は継続し、比較的軽いものを処方してもらっています。
子に対して笑顔になるための、ママのお守りみたいなものです。
なかなかメンタルクリニックの予約も、取りづらい世の中です。
普通の内科でも状況を交えて相談したら、軽めの安定剤や睡眠導入剤ならもらえると思います。
お守りをもらうくらいの気持ちで、クリニックに足を運んでみませんか?
適応障害とは?
本来抱えたストレスから離れることができれば、3週間から1ヶ月で回復するもの。仕事が要因なら、仕事を休めば比較的早く回復するのです。
ただ要因が家庭にあるお母さんは‥子供から離れるなんて、簡単にできることではありませんよね。
『ここで踏みとどまらないといけない』
わたしは当時動きが鈍くなりはじめた頭で必死に考え、半年の病休と治療を選択しました。
要因:周囲にもらった、良かれという優しさ
息子の不登校3ヶ月目に、ムスメが母子分離不安を発症しました。
このあたりから、私自身の抱えるものが大きくなっていきました。
寝ていても、夜中に目が覚める。目が覚める時間が2時→1時→0時。
そこから朝まで眠れませんでした。
そのまま働き、子のメンタルを守るため有給で早めに帰宅する日々。
会社に《子の不登校》で使用できる制度はないか聞きましたが、使えるものはありませんでした。
できることは4月に入学を控えていたムスメの状況を予測し、家に近い職場への異動を申し入れることくらい。
それが仕事を続けたい私の、一本の大きな柱でした。
しかし、その柱は周りの良かれと思った考えで白紙に。
職場環境が良いところのほうが、休暇が取りやすいだろうという理由でした。
白紙の話がでた瞬間、わたしの中の柱がポキっと折れてしまいました。
そこから一気に思考鈍化に陥り、何も考えられない状態へ移行したのです。
《くすりを飲むことは、悪いことじゃない》
健診を受けた後に、血圧やLDLコレステロールが高かった。再検してもやはり高い。
『ちょっとこのままだと良くないので、おくすり飲んでみましょうか』と言われて、「自分で運動や食事を気をつけていくから、大丈夫です」と断る方がいます。
自分に《病名》がつくことに抵抗があるのか?病気になったら一生かもしれない?その不安な気持ちも、分かります。
でも放っておいて悪化させて、心筋梗塞や脳卒中になんてなりたくないですよね。
くすりを飲んで、毎日を楽しく健康に自分をコントロールしていく。
これが結果的に、将来の自分や家族を守ることになるのです。
🌀不登校の親のストレスたるや
こどものことは大事だけど、毎日離れず一緒にいることは正直ストレスです。こどものメンタルが下がっていくのを見守ることも、並大抵のことじゃありません。
今月はわたし自身のメンタルも揺れるだろうと、主治医にお願いしてしっかりとおくすりを出してもらいました。
そして、飲み忘れた日は怒りやすかったり、わけもなく涙がホロホロ流れます。怒られた息子は涙をためて、反抗した目つきで睨んできます(理不尽ママですまん🤣)
どうか自分を守って。自分を大事に。
自分の中のお守りを抱きしめて。
お母さんたちの、心の健康を願っています。
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