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御相伴衆~Escorts 第一章 第104話 暗躍の行方9~仮初の花嫁②

ジェイス「おはようございます。よろしいでしょうか?王子、女美架姫様」
暁「おはようございます」
王子「おはよう、ジェイス、暁殿」
姫「おはよう、ジェイスさん、暁・・・?目が赤いですね。特に、ジェイスさん」
ジェイス「いえ、ちょっと、調べものに夢中になってしまいまして、申し訳ございません」
姫「暁も、少し、疲れてませんか?」
暁「あ、そんなこと、ございませんよ。・・・今日も、良いお天気のようですね」
ジェイス「ご予定は、そのまま、ランサム礼拝堂のご見学でよろしいでしょうか?」
暁「昨日、ジェイス様にお伺い致しまして、礼拝堂から、王立美術館に直接、移動できるとのことですね」
王子「暁殿もご覧になりたいのではないですか?」
ジェイス「そうだったのですか?良かった。行く前で・・・それでしたら・・・」
暁「あ、いえ、また、明日以降の予定も組まなければなりませんし・・・」

 アカツキは、ジェイスに、目配せをする。滞在は、3日目の朝を迎えていた。

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