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小説を読むと頭が良くなる?人生が豊かになる? 最良の読書法とは?

少し前に下の記事を書きました。今回はその続編です。楽しみながら「頭が良くなる」最良の「小説」読書法について考えます。

あくまでも個人的な意見ですが、「小説をたくさん読むと頭が良くなる」と思います。極一部の方は天才になれるかもしれませんが、凡人ならば頭が良くなるはずです。これは数十年生きてきたからこそ言えることですので、ある程度の根拠はあります。ここではその根拠については触れません。

以下、頭が良くなるための「小説」の読書法についての提案です。


頭が良くなるための「小説」読書法


1.良質の小説や名著を読む

良質の小説からは、複雑な人間関係とその対処法のヒント、人間の心の機微などなど、学ぶことが多岐にわたります。語彙が豊富な小説ならば、なおさらその傾向は強くなります。年齢に応じた名著や良書をたくさん読めば、対「人間」に対して強くなります。

そして、これこそが大きな無形の財産となりえます。

2.繰り返し読む

時代を超えて名著と言われる小説は、非常に奥が深いです。ある本を10代で読んでも、20代や30代、あるいは40代以上で読んだ場合の感じ方や受け止め方は異なってきます。

少し前にNHKラジオで夏目漱石の「こころ」の解説をしていたのですが、非常に感銘を受けました。高校時代に国語の教科書で受けた時の印象とはまるで異なりましたし、学ぶこともとても多かったです。


3.読んだ本の解説書を読む

名著は奥が深い分、わかりにくいところや理解に苦しむところが多いです。そういった部分を解説している専門書を読みますと、一段上のステージに行けます。勉強やスポーツ同様に、独学ではその成長や上達に限界があります。その限界を短期間で突破するために、解説書の熟読をお勧めします。

夏目漱石の「こころ」で言えば、下の2冊などがそれらに相当します。


4.登場人物になり切って読む

言い換えれば、感情移入して読むということです。感情移入とは、「自己の感情を、対象の中に投射して、その対象と自己との融合する事実を意識すること」です。

難しいようですが、読みながら無意識に泣いたり怒ったりしていれば、すでに感情移入している証拠です。


以上、4点の「頭が良くなるための小説読書法」を書いてみました。

もし仮に小説を読んで頭が良くならなくても、読んだ人の人生が豊かになることは間違いないです。

図書館にもネットにもアマゾンにも無料の小説がたくさんありますので、時間が許す限りできる限り多くの小説を読むことをお勧めします。読むだけで楽しめますし、人生の分岐点で役立つこともきっと多いはずです。


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