他人の可能性を否定しない生き方 藤井聡太プロの将棋八冠は本当に不可能なのか
世の中には他人の可能性を否定ばかりしている人がいますが、私はむしろ人間の可能性は無限だと思っています。当noteの記事で、人様の可能性を少しでも広げることにお役に立てればと考えております。そのため、内容は他分野にまたがり雑記となります。
<<<おかげさまで2022年3月9日(水)に1000スキに到達しました。今までスキを押してくれた方々に心から感謝申し上げます。どうもありがとうございました。ここまでの7行が追記となります。>>>
<最近の人気記事はこちらです。>
<<<私のおすすめの記事>>>
上の「将来性のあるnoteの記事の書き方」は、私が書いた最初の有料記事です。おかげさまで想定の6倍の皆様に購入されています。私のオススメの記事です。
https://note.com/super_info/n/n95d645a8d8f5
この記事では、今日(2021年9月13日)の夕方に将棋三冠になった藤井聡太プロと「他人の可能性を否定しない人間」について書きます。拙い文章ですが最後までご覧いただければ幸いです。
なお、この記事は10月10日に補足記事を追加しました。リンク先のヤフー記事は、1週間以内にリンク切れすることもありますので、あらかじめご了承下さい。
これは、将棋の藤井聡太三冠(叡王・王位・棋聖)がタイトルを取り始めた頃の話です。ある将棋のプロがこのように発言しました。
「さすがに八冠は無理だろうねぇ」と。
いやぁ、驚きました。
一度は名人になった将棋のプロが、他人の可能性を否定するのですか?
ましてや400年に1人の大天才と言われている人に対して。
私はその時こう思いました。
「そんなことはない。条件さえ揃えば十分に可能性はある」と。
以下、それらの条件について書きます。
条件1:藤井聡太三冠が六冠や七冠になるまでに8つのタイトル戦が残っていること
将棋のプロのタイトル戦には、それぞれ大企業のスポンサーが付いています。タイトル戦を運営するための費用や参加者、優勝者、タイトル獲得者の賞金などには、多額のお金がかかります。そのためのスポンサーです。
叡王戦は、一度スポンサーが変わっています。前の企業の業績が芳しくなかったからです。今は、お菓子を製造販売している株式会社不二家がスポンサーです。
これと同様のことが順調に行われればいいのですが、問題は大多数のタイトル戦スポンサーが新聞社ということです。皆さんご存知のように、日本国内の新聞社は斜陽産業の1つです。下の表のように2019~2020年度だけでも、270万部以上の発行部数が減少しています。
出典:日本新聞協会
そうしますと、5年後、10年後のスポンサー契約が怪しくなってくるのです。いいタイミングと高い契約条件で代わりのスポンサーが見つかればいいのですが、現時点でその保証は全くありません。
以上が条件1です。
条件2:8つのタイトル戦の日程を調整できること
藤井聡太プロが七冠王になった時に、タイトル戦や他の棋戦との調整ができないかもしれません。あまりにも将棋で勝ちすぎていますと、過密日程によりタイトル戦自体ができなくなることもありえます。
タイトル戦は、原則として各地を転々とします。そのための移動日やタイトル戦前日の検分の日程などを入れますと、実行不可能ということもありえます。
もちろん、すべてのタイトル戦を東京や藤井聡太プロの地元である愛知県で行えば、その可能性はずっと上がります。
以上が条件2です。
<補足(2021年10月10日)>
先ほど下のリンク先のヤフー記事を読んでいましたら、この記事に関することが、日本将棋連盟棋士の中村太地プロによって書かれていました。念のため補足しておきます。
私も失念しておりましたが、ある程度タイトルを独占するようになると予選が少なくなるので、日程が楽になってくるということです(今の時代の「独占」ならば、八冠中六冠前後ということでしょう)。その他、トーナメントや将棋イベントなどを除けば、日程の都合が付きやすくなるかもしれません。たとえ八冠の将棋タイトルがあっても。
藤井聡太棋聖、竜王戦第1局の激闘からわずか15時間後に棋聖就位式出席
<補足ここまで>
条件3:新型コロナウイルスの問題が解決していること
新型コロナウイルスの問題により、一時期将棋のプロの公式戦がすべて行われませんでした。今日現在感染者は減少傾向ではありますが、今冬の第6波が大変危惧されるところです。
藤井聡太プロが将棋六冠王や七冠王になる頃までに、この問題が解決していればいいのですが、現時点ではその可能性は低いです。
幸い日本や世界中で、病態解明や治療薬開発が進んでいます。今後の特効薬や効き目が切れないワクチンの開発が待たれます。
以上が条件3です。
その他、ご本人の体力の問題などもありますが、十分にお若いのでその点は大丈夫でしょう。
他人の可能性を否定しない人間
私は、いかなる状況や立場の人も、その可能性を否定したくはありません。職業上、多くの劣等生を優等生に変えてきました。彼ら彼女らは、見事に自分を変えることができました。
藤井聡太プロは、劣等生ではありません。超優等生です。将棋の天才たちが認める大天才、超天才です。ですから、私は期待したいのです。見てみたいのです、将棋八冠王を。
たとえそれが非現実的でも、たとえ1%しか可能性がなくても、最後まで応援します。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。