等身大で生きよう!その方が生きることが楽になるよ!
私が嫌いな人の特徴の一つに、「見栄や虚栄心の固まりで、自分を必要以上に大きく見せようとする人」というものがあります。
例えば、地方で6,000万円の新築一戸建てを購入してしまう人やアルバイトの月給が4万円にも関わらず数百万円のスポーツカーを購入してしまう大学生などです。
この2例は、実は、私の身近な所で実在した人物たちです。
今回は、等身大で生きた方が周りには的確に評価されて生き方が楽になる話を書きます。
今日の記事を書くきっかけになったある動画
昨夜下の「通訳者がいまだに聞き取れない英語【リスニング】」という動画を視聴していたところ、この動画作成者の謙虚さと正直さ、そして、等身大で生きている姿勢に偉く感動してしまいました。それで、今日の「等身大で生きよう!その方が生きることが楽になるよ!」を書くことにしました。
この動画の何が素晴らしいかと言いますと、彼は私たちのような一般的な英会話学習者よりも遥か上の実力者であるにも関わらず、「飛行機のアナウンス」や「洋楽」、「酔っ払った友だち」、「田舎のおばあちゃん」などの英語を聴き取れないと明言しているのです。
これには非常に好感を持てました。なぜなら、ネット上に存在する自称英語(英会話)習得者たちには自慢話が多いからです。そして、その実力は公言しているよりも遥かに下であることは明白だからです。
私は今年の4月で英語英会話学習を初めて13年目に突入します。しかし、いまだに初級者や中級者の入り口にいる感じで、海外に住んで生活できる自信は全くありません。最低でも半年は住まないと耳が慣れないと思います。
私も本場の英語をよく耳にするのですが、とにかくそのリスニングには頭を痛めています。それを高が英検1級取得者やTOEIC(トーイック)満点990点の連中が偉そうに英語英会話を語るわけです(笑笑笑)。正直に言いますが、英検1級を取得した程度で英会話をペラペラ話すことはできません。ましてや、それを仕事に生かすことなど到底不可能な話です。
それで、下のように正直に自分の実情を話す動画アップ者に感動してしまったわけです。
ちなみに、私は教育学部出身で、同級生たちや先輩たちに海外留学経験者が大勢います。その人たちにその感想を聞きますと、全員同じ反応をします。全員無言で浮かぬ顔をするのです。その浮かぬ顔を翻訳しますとこうなります。つまり、「実りある海外留学ではなく自分の英会話力が全く通用しなかった」、ということです。
<補足>東南アジアの英語は聴き取りやすい
上の通訳者の方はオーストラリア英語の話をしていましたが、私の実感ではオーストラリアと欧米の早口英語や訛り英語は聴き取りにくいです。それに対して、東南アジアの英語は聴き取りやすいようです。私の地元にも東南アジアの出身者たちが大勢住んでいますが、彼ら彼女らの英語を耳にしますと、ほぼ音は聞こえます。ですから、彼の話も条件が悪いので当然と言えば当然なのです。ただし、通訳者という仕事をやっている以上甘えは許されませんので、彼も私同様一生英語英会話を勉強し続けることになるはずです。
ここからが本題です。
6,000万円の新築一戸建てを購入してしまった人の末路
私の近所で、約30年前に6,000万円の新築一戸建てを購入した人がいました。土地代は不明です。
当時は2,000万円前後が新築物件の主流でしたから、この価格は地方では破格と言えます。
その人が自宅購入から数年後に、何らかの理由で家を手放すことになったのです。その時のその家の売値価格は6,000万円でした。
数年前に例の疫病が流行した時に、私は新築や中古物件の価格をネットで調べていました。そうしたところ、あるものを発見して驚いてしまったのです。それは、上の物件が相変わらず6,000万円で売りに出されていたからです。つまり、約25年後でさえも購入価格と同じ価格で物件を売りに出していたのです。さすがに呆れました。
アルバイト月給4万円で数百万円のスポーツカーを購入してしまった大学生の末路
大学生時代にある学習塾でアルバイトをしていた時の話です。後輩で車好きの大学生が新規のバイトで会社に入って来ました。
その彼は、驚くべきことに、当時真っ赤なランボルギーニカウンタックに乗っていたのです。
私はローンで購入した車の支払いをするためにアルバイトをしていると思ったのですが、それは全くの誤解でした(笑)。
彼の話によりますと、ランボルギーニカウンタックに乗っていると、毎月のガソリン代が20万円に達すると言うのです。その支払いをするために、アルバイトを5か所以上掛け持ちしていることが現実だったのです。
彼はその後すぐにそのアルバイトをやめてしまったのですが、車代とガソリン代の支払いがどうなったかは不明です。車は親が購入したものであれば問題ないのですが、果たして地方の大学生が乗るような車でしょうか。
私からしますと他にすることがあったと思います。特に彼は、おつむを鍛える必要があったのではないでしょうか。
身の丈に合った生活をしよう・・・自分による自分に対する評価が大切である
私は、「一般庶民は一般庶民らしく生活した方が幸福な人生を過ごせる」と思います。
ところが、自分の実力以上の買い物をして、自分や家族を不幸にしてしまう人たちが大勢います。
その根本的な原因は、記事冒頭でも書いた通り見栄や虚栄心にあると思います。
そしてそれらを深掘りしますと、見栄や虚栄心の固まりの人たちは、世間体を気にする人たちと言えます。
要するに、自分による自分に対する評価よりも、他人による自分の評価を気にしてしまうのです。
ですが、世の中の評価で一番大切なことは、自分で自分をどう評価するかだと思います。
自分で自分を高く評価できない人たちこそが、自己肯定感が低かったり他人の誹謗中傷を繰り返したりするのではないでしょうか。
以上のようなことを10代や20代で何となく気づけなかった人たちは、大人になってから大きな買い物で大失敗しているかもしれません。
見栄とは?
虚栄心とは?
人はなぜ自分を大きく見せようとするのか?
それはその人自身の自信のなさの裏付けみたいなものでしょう。
人は本来自分と他人を比較するべきではありません。人は人、自分は自分なのです。そして、人は自分の価値観で生きるべきなのですが、そのような教育を日本ではほとんど行っていません。
これに関しては、小学生までの家庭教育でしっかりと行うべきことです。学校教育では教師には何も期待できませんが、国語や英語の教材からこのようなことを学ぶことはあるかもしれません。
部下の前で大声を出す人・怒鳴る人
会社や組織、学校で、部下や教え子を怒鳴る人がいます。これもまた自分を大きく見せようとしているように思えます。
人を叱るならば声の大きさは関係ありません。静かに冷静に話せば、大抵の場合話が通じるものです。
それを敢えて大声でやるということは、自分の威厳を見せつけているとしてか思えません。そしてこれもまた、上司や先生の自信のなさの裏付けだと思います。
こんなことをしても周りからの自分に対する評価は下がるだけなのですが、そんなこと単純なことも考えられないぐらい単細胞でおつむがあれなのです。つまり、ウマシカということです(笑)。
最後に 等身大で生きる気楽さ
人間は生まれる時にスッポンポン(丸裸)で生まれてきます。つまり、何の装飾もないまま生まれてくるのです。
それがいつしか自分を着飾ることで、自分自身を表現しようとします。
しかし、その自己表現の際に自分を実際以上に大きく見せようとしますと、自分の人生を破滅する方向へ導いてしまうこともあります。
やはり、自分を着飾ることはほとほどにした方がいいと思います。それはマイホームだろうがマイカーだろうが、何でもそうではないでしょうか。
私は元々物欲がない方なので、大きな買い物をしません。ですから、前述したような失敗例のようなことは、自分の人生では絶対に起きません。こういう人生は精神的な負担がなくストレスもかかりませんので、楽ですよ。
<今日の3行日記>
今日の最高気温はほぼ2℃です。2月23日になって今年の昼間の最低気温を記録するなんていまだかつてなかったことです。昼食を食べてもすぐに体が冷えますので、今晩は夕食を食べてから早めに寝ます。
<今日の気になったニュース>
いやぁ、大幅な値上げで参りました。これはもうアマゾンプライムに入会するしかないのでしょうか。それとも、近所の本屋やスーパーを利用した方がいいのでしょうか。
それにしましても、2,000円から3,500円への値上げは高すぎますね。一回の注文で4,000円前後になることはほとんどないです。
Amazonが配送無料の基準を値上げへ、2000円→3500円以上の注文で
イラスト素材:マジシャンパンダ
私はマジックが得意です(笑)。と言っても自分で種を作った手品が一つだけあるだけです(笑)。このマジックは誰も知らないと思います。私は基本的に人真似が嫌いなので、何でも0(ゼロ)から作ろうとします。