フィードフォワードで主体的に取り組む資質・態度を高めよう
皆さんは
フィードフォワードという言葉を
ご存知でしょうか?
フィードバックなら
誰もが一度は耳にしたことがあると思います。
授業では「ふりかえり」が
非常に重要です。
その「ふりかえり」こそが
フィードバックであると言えます。
1時間で学んだ事や成長したことを
評価、改善するために発表したり文章記述したり
して言語化することが多いです。
つまり、過去の自分を振り返り
評価・改善をすることなのです。
対して、フィードフォワードは
先を見据えて「これからどうすべきか」
を追求していきます。
今後、どうなりたいのか
目標や将来に向けて
具体的な取組を模索する考え方です。
この「フィードフォワード」という言葉を
なぜ今回私が取り上げたのかというと
私の信条である
「じゃあ、どうする?」
と合致するのです…!
「じゃあ、どうする?」
の視点は未来です。
未来の自分に向けて、
具体的方策を考えるために
自分自身に問いかける際
よく使います。
子どもが問題行動を起こした際も
その問題行動ばかり取り上げて
何が悪かったのか、何がいけなかったのか
フィードバックばかりしていては
反省を促すだけで終わってしまいます。
もちろん、自分の過ちは
しっかりと理解なければなりませんが
それよりも大切なことは
未来の自分がどうしたいかだと考えます。
今後の自分を考えさせ
行動変容を促すために
フィードフォワードは欠かせません。
主体的に行動変容を促し
自ら進んでよりよい行動をしようとする
資質・態度を高めるために
ぜひフィードフォワードを意識したいものです。
そのための合言葉は
「じゃあ、どうする?」
「じゃあ、どうなりたい?」
未来のなりたい自分を言語化させ
自分から進んで自己変容を促す指導が
私は好きですし、今の子供たちに合っていると思います。
2学期の指導に生かしてみてはいかがでしょうか?
今日の記事は以上になります。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。