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成長とは

成長とは

成長とは教えられたことが自分でできるようになると実感することです。そして、誤りがあればそれを訂正して、訂正されたことが一貫して正しくあることです。

成長するには基盤が必要

成長するには指導内容が正しく一貫しており、それが周知されていることが必要です。

例えばAさんに教えられた内容とBさんに教えられた内容が真逆だったり、Aさんが教えたことが次に変わっていたりすると、何が正しいか分からなくなります。

課題1.1+1=?

この問いにどう答えるでしょう? 大抵の人は2に決まっていると答えるでしょうか。では、答えは…

答え:3

あれあれ、違った人は大変です。修正しましょう。

課題2.1+1=?

課題1と同じですね。では答えは3でしょう。

答え:10

え? 答えがさっきと違う。何故10なのでしょう?

課題3.1+1=?

さっきの答えは10だったし、その前は3だった。10かもしれないし、3、10ときてるから17? もしかしたら、子どもの頃やってた遊びのように田んぼの田?

答え:5632

もはや次がなんだか分からなくなりますね。

課題4.1+1=?

もう、だんだんうんざりしてくると思うのでやめますね。

教えられたことが一貫していないと何を信じたらいいかわからなくなる

上の課題はあまりに端的でしたが職場での一貫性のなさはえてしてあることです。

情報伝達は結論のみ書けといい、次は過程を書けという。

看護サイドの連絡のみと教えられたら、次は介護サイドにも連絡しろと。

報告書の書式、事務手続き方法、社内間の情報伝達。立ち居振る舞いまで、一貫性がなければ、直すことも成長することも出来ないのです。

成長は個人の資質によるものではない

成長するには個人の資質によるものではなく、環境によるものです。

成長や適応できずに悩んでいる人はこうした環境によるものだと思われます。

悩みを感じている人は課題の疑問をエンドレスで毎日考えさせられています。

伸び悩みについて、個人に尋ねるより前に社内環境がまず一貫したルールのもと動いているか確認すべきでしょう。

管理職や経営者、マネジメントの方に問います。課題1から4までの問いについて、あなた方は何回まで平静を保ち考え続けることができますか?

末端の人間は半永久的に考えさせられているのです。


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