4章④:BNT162と、612星球、ピエロの髪型と、星の王子さま
~続きです~
長文です。ネタバレあります。
あと2つ、B612ネタを。
コミ○ティ筋注(製品名)は当初、『BNT162』という仮名称のようなもので、呼ばれていたみたい。検索すれば、日本語サイトでも出てくる。
BNTは、ファイザー&ビオンテックの、BioN Techから取った様子。
アナグラムと呼べるほどのものではない。
これをどう受け取るかは人次第。
しか~し!ファイザーにもアナグラム説がある!
・PFIZER⇒LUZIFER(ルシファー=堕天使)
(※ルフィはルシファーの愛称という説も)
ということは、ファイザー&ビオンテック=ルシファー&B612?
前に書いた、B612自撮り(セルフィー)専用カメラアプリ、に通じる?
=ほぼ荒野(行動)の王子さまの星B612=セルフィーした未来の地球
=猿(痘)の惑星=地球はセルフ・ルシファー(ルフィ)への道へ?
ちなみに、モデルナにもアナグラム説がある。
・MODERNA⇒DAEMON(デーモン=悪魔)
3者とも完全一致のアナグラムではないけど、あやしい…
あと、デルタとオミクロンにもアナグラム説が。
・Delta+Omicron⇒Media Control(メディア・コントロール)
オモシロいですよね(笑)
最後のB612ネタを。
台湾のS.H.Eというアイドルグループの『612星球』という曲。
You TubeでOfficial Music Videoを観たけど、頭に突起物の飾り付けて、歌っています。そして、バリバリの星の王子さま推し。著作権が終了しているとはいえ、王子さまのアニメ動画を挿入しまくりだった。ここまでデフォルメ…じゃなかった、オマージュするんだなあと。
中華圏でも、星の王子さまは人気なんですかね。
『B612星球』で検索したら、いっぱい出てきます。
B612:カメラアプリに、財団に、曲名にetc…私はグローバルに推されすぎてて、何かあると訝しんでいます。
ちなみに、4章内でB612は4回、sixが2回、出てきます。
これを6が6回と受け取るかどうかは人次第です。
以上で、B612ネタを終わります。
4章の本文に戻ります。
小惑星B612は、1909年に、トルコの天文学者によって、望遠鏡で1度だけ観測されたとのこと。
このトルコ人の天文学者は、国際天文学会議で小惑星B612の発見を発表したけど、服装のせいで、誰も信じてくれなかったそう(挿絵②)。
しかし、1920年に、とてもエレガントなスーツを着て再度発表したら、今度は天文学者の言うことをみんなが信じたとのこと(挿絵③)。
大人って変なの!番号や服装より中身が大切なのに!と主人公ぼくは言いたい様子。そうだ!その通りだ!大切なことは目に見えないんだ!…と、かつての私も本書に知らず知らずのうちに煽られて、王子さまや主人公の味方をしていたと思う…
待て待て待てぇ!
違う違う違~う!
今の私はだまされない!
挿絵の②、よく見れば赤っ鼻じゃん!ピエロの鼻じゃん!道化のバギーじゃん!②は顔も、おしろいで化粧したみたいに白いし!100年前のトルコに、こんなピエロみたいな天文学者おらんやろ~!①と②の服装は、オスマン・トルコの民族衣装に見えるけど、赤鼻と白顔は絶対に違う!そんな顔と鼻で、学会の研究発表に行くヤツなんて、いるはずがない!服装がどうとか、発表を信じてもらえるか否か以前の問題ですよ、これは!
そして、③の挿絵の顔は、素顔な感じがする。鼻も普通。
これ、①・②と③の対比で暗にバカにしてません?
もしくは、ピエロを仄めかしてません?
丸い赤鼻におしろい顔とくればピエロでしょ!!
②の鼻は若干わかりにくい部分もあるけど、①が横からのアングルで丸い鼻なんだから、間違いなく③の鼻と描き分けてると思います。
noteを始めてから、どなたかの記事で拝見したと思うんですけど、王子さまの髪型も、ピエロのそれに見える、という意見があったんですよね。
ピエロにまつわる怖い都市伝説や、ホラー系の映画もあるはずだけど、天文学者の挿絵①と②、私はおかしいと思います(②は特に)。王子さまの髪型や色も、私は何か意味があると考えています。
4章では、番号や数字を気にすることは大人の特徴であり、さも子どもの心を失ったかのように書いています。私には逆に、悪意のある言い回しにしか読めません。気になるような数字ばかり、故意に捺してくるクセに。
上記のようなことを、心が無防備な状態で読んでしまったら、信じてしまうんでしょうね、この本を。主人公のかなしみが伝播して、私も王子さまを、この本を、大切にしなきゃ、数字しかおもしろがらない大人にはならないぞ、ってなるんでしょうね。せめて、この本を読んでいる時だけでも、童心に帰って。
リアルな社会生活では、気を張ったり、警戒したりして、ダマされにくいはずの人でも、まさかこんな癒しの児童文学に悪意の洗脳があるなんて、夢にも思わずに、緊張を解いて素で読んでしまうんでしょうね…かつての私もそうでした。
私には今、この本が『裸の王様』に見えます。
『この本も、王子さまも、裸だ!ピエロだ!』と叫びたい。
私は寝そべって読んでやる(笑)!
考察のために何冊も買ったけど、用が済んだら売っぱらってやる(笑)!
・見当ちがいしそうです
・見る目がありません
などと、一見、主人公ぼくが嘆いているように見せかけて、作者は、
『オマエら読者は見る目がない(笑)この本は悪意の固まりなのに、大切にするなんて、てんで見当ちがいしてるわ(笑)』
とあざ笑っているのが、星の王子さまの正体だと思いますね、私は。
見当ちがいさせよう=ミスリードしよう、としているのが本書かと。
箱の中のヒツジなんて、見えなくていい。
それは裸の王様に、見えない服を見ようとする行為だと思う。
見当ちがいしてもいい、とか、見る目なくてもいい、という視点に立ってこそ、『この本の魅力わかんないの~?(笑)』という、本当はありもしない冷笑に、変なプライドを持って対抗することなく、真摯な目でこの本を見れる、と私は考えています。
星の王子さまに、トトロの世界観を持ち込まない方が良いかと。
本書は全くの別物かと。
※追記
推測では、21世紀に入ってからのアニメや映画などに、B612という文言が、さりげなく仕込まれている可能性があると思う。ワンピースの中に、B612が隠れていたりしないか、探してみよっと(笑)!
エヴァンゲリオンとか怪しいかも!
どなたか、どこかで、B612を見たという方、情報求ム!!
※追記
私、下記の文章、おかしいと思うんですよね…
一見まともなこと言ってそうに読めるけど、いくら大人が数字や番号で価値を判断すると言っても、王子さまのふるさとの星がB-612番だと言われて、なるほどと納得しないと思う。そもそも、王子さまの存在について、大人は納得していないはず。B-612だと王子さまの出自を言われても、やっぱり<ふん、きみは子どもだな>、という感想になるのが大人の反応かと。
だから、ここの文章はおかしい。
そして、名作において、おかしい文章がある箇所は、何かが隠されているという作者からのサイン、の法則がある、と個人的には考えている。
サインに気付いてほしくて、わざと変な文章を入れる、という意味。
その変な文章の周辺を注意深く読んだ方が良い。
ここのサインが教えようとしてくれていることは、『トルコの天文学者の挿絵はピエロに擬態している』、だと私は考えている。
もう1つ、引用を追加。
言い訳をあらかじめ用意しているように感じられませんか?
トルコの天文学者にピエロを仕込んでいることを指摘された時の。
『なんとか大目に見ていただきましょう』なんて、読者の無意識下に暗示をかけようとしていると思う。悪意をスルーさせるために。
でも、悪意のヒント(ピエロの丸赤鼻+おしろい顔)は出したいんですよ。
読者が気付かないことをバカにするために。
~続く~