2022.0518 空っぽな価値と人格
小学校中学年くらいまでは結構活発な性格だった
入学したては自分から友達になろって声掛けたり
人前が苦手なのは変わらずあったけど
謎の正義感から喧嘩の仲裁したり
少なくとも今よりは口数も多かった
それが何がどうしてこうなったか分からないけど
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今日不意に思い出した過去の話でも
多分書いたことは無かったはず
小2くらいの話
保育園の頃よく一緒にいたAと
石蹴りながら帰ってた
その時、同じ組の女の子が自分達の前を歩いてた
蹴ってた石が女の子の足元まで飛んでいった
当たったかどうかまでは忘れた
Aが小走りで女の子の方に行ったから
自分も着いて行って、Aと一緒に女の子に謝った
その後Aが小声で自分にだけ聞こえるように
「謝っとけば大丈夫だから」と言った
意地悪そうな声
次の日学校に行ったら朝から担任に呼び出された
その場に女の子もいたかな 忘れた
取り敢えず昨日の話のことだった
女の子は自分に石を当てられてると感じたらしい
素直に申し訳なかった
何より自分は怒られるの嫌いだし
そしたら担任に「貴方がAにやれって言ったの?」
と聞かれた 思わず拍子抜け
どうやら自分より先にAと話していて
Aは自分にやれって言われたと話したらしい
否定したかったけど
否定してAに何か言われるののが嫌だったから
結局否定も肯定もせずに謝った
自分はAが怖かった
もっと言うなら苦手?嫌い?
気に入らないことがあるとすぐ不機嫌になる
高飛車でお嬢様みたいな奴
よく泣かされた よく振り回された
嫌な思い出もたくさんある
というか嫌な思い出しかない
何で責められてるのか分からなくなって
毎回機嫌伺ってやりたくないこともやった
遊びに誘われて行きたくないけど断るのが怖くて
ただ早く時間が過ぎないかなと思ってた
ただ、これは自意識過剰かもしれないけど
Aは自分のこと嫌いではなかったと思う
本当にこういう性格なんだろうなと
今になって思う
だから憎んではない 決して好きではないけど
まあもう何年も前の話だし でも
AのSNSのアカウントを見つけた
高校からはもう都会に引っ越してた
そこの友達との楽しそうな写真も載ってた
強がりじゃなく確かにもうAのことを憎んではない
でももうAは自分のことなんか忘れて
人生謳歌してるんだろうなと思ったら
虚しくなった
自分のあの6年間は何だったんだろ