骨灰 冲方丁 読書感想
上司からの依頼により松永光弘は悪評とも捉えられる呟きの原因を突き止めようと現場へ向かう
施工ミス、有害なもの、作業員入院、人骨が出た穴
マイナスな呟きに原因を突き止めるために向かったが、その地下で繋がれている人間を見付けた
恐ろしい話
地下の様子の熱くて乾いた空気がかなり不気味
そこに人が繋がれていたらパニックになる
この薄気味悪い空間を出たところからがまた恐怖の始まり
家に誰もいないはずなのにインターフォンが鳴る
変な足跡が残っている
変な臭いがする
そして、主人公に見えないはずのものが見えてしまう
正気に返ってほしいと願いながらも、悪い状態が続いていく
正体不明な穴とは何か
明かされたときにはもう遅い
深い穴に連れていかれ、呼吸が苦しくなる感覚になる
そして真実を知り地上に上がったには、もう遅い
まとわりついているような灰に耐えられるか
読み応えたっぷりの作品