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終章 ハッピーバースデー <side カオル> 忘れられない夏が終わった。 いっぱい傷つい…
第十三章 夏の終わり <side カオル> 次の日の朝早く、桜子は本当に出て行った。来た時…
第十二章 結末 <side カオル> 注:男の子同士の性描写があります。 「出て来いよ」 僕…
第十一章 十日間 3 <side トモ> 身体に重みを感じて目が覚めた。 半分うつ伏せみた…
第十一章 十日間 2 <side カオル> 「俺から、あんたに言っときたいことが四つある」 …
第十章 二人の夜 2 <side カオル> (注 BL要素多いです) 「いつから?」 トモの口…
第十章 二人の夜 1 <side カオル> よく眠れなかった。 うとうとしては、浅い眠りから覚める。身体も気持ちも疲れているのに、隣に人が眠る緊張感からなのか、どうにも落ち着かない。一方、桜子は僕の隣で規則正しい寝息をたてていた。取り合えず、桜子が僕の側で安心して眠っているので、これでよかったんだ、と思う。 もう眠ることをあきらめて、僕はベッドから抜け出してソファに移動した。もう明け方なんだろうけど、ラブホテルというのは窓が閉ざされていて、明るいんだか暗いんだか、
第九章 センチメンタルジャーニーと、一人の夜 3 <side トモ> 午前七時。 起きた…
第九章 センチメンタルジャーニーと、一人の夜 2 <side カオル> 駅へ向かう終バスは、…
第九章 センチメンタルジャーニーと、一人の夜 1<side カオル> 昨夜、家に帰ったら午前…
第八章 秘密 4<side カオル> 約四十分後。駅前のショッピングモールの大きな仕掛け時計…