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ビジネス、人間関係に役立つ! 分かりやすいアドラー心理学 その2
アドラー心理学第二弾
第一弾を読むと、より今回の内容が分かりやすいので、
よければこちらもお読みください!
ライフスタイル
ライフスタイルとは下記の4つのことです
自己の現状
自分の身体、性格、能力などを、
自分自身で主観的にどうみなしているか
自己の理想
どのようになりたいか、
優れていたい 完璧でありたい、好かれたい
世界の現状
※世界とは、人生や運命、男性、女性、家族、仲間、上司、部下などのこと
あなたにとって世界はどうなのか?
世界の理想
それらの世界が自分にとってどうあって欲しいのか
この先を読み進める前に、
自分は、これらの4つをどう認識しているか、
1分ほど考えてみてください!
ライフタスク
これらのライフスタイルは、
人生で直面するさまざまな課題(ライフタスク)に出合った時、
意識に浮かんできます。
そして、それを解決するための自分の判断基準となります
人生で直面するさまざまな課題(ライフタスク)とは3つあります
・仕事のタスク
仕事上での役割・義務、上司、先輩、後輩、顧客との人間関係
・交友のタスク
友人や身近な他者との付き合い
・愛のタスク
カップル、親子、家族との関係
先ほど考えていただいたあなたのライフスタイルを元に、
この3つのタスクを考えてみてください。
あなたのライフスタイルが、
いかにライフタスクに影響を及ぼしているかが分かる、
と思います。
この3つのライフタスクのどれかがうまくいかない時がある場合、
ライフスタイルを変える必要があります。
そして、
アドラー心理学は、
ライフスタイルは変えられる、
という立ち位置をとります
それでは今日のアドラー心理学の学びです
↓
困難を克服する活力を奪う勇気くじき
3つの勇気くじき、というものがあります。
これを自分に行うと自分の勇気がくじかれ、
相手に行うと、相手の勇気をくじいて、人間関係が悪くなります
・高すぎるハードルの設定
・達成できていない部分の指摘
・人格否定
原因にとらわれてはならない
自分に対しても、他人に対しても、
原因を探ることは、解説にはなるけど解決にはならない
例:不登校の子供
原因としては、
母子関係、環境、生育歴上の問題
などの原因が挙げられる
しかし、
原因を探るのではなく、
目的を模索することが必要となる
・親の愛情を独占したい
・教師の体罰に対する復讐
など。
この目的を見つけることにより、
対処が容易になる
ベイシック・ミステイク
人は、事実をありのままに見ているのではなく、
自分のフィルターを通して物事を見ています
つまり、その人、その人、特有の物の見方があります
何かに失敗したり、
人から否定されたり、
そういった時、
見方が歪み、自滅的な方向に進むと、
ベイシック・ミステイクが起こります
5つのベイシックミステイク
・決めつけ
可能性にしか過ぎないものをレッテル貼りして断定してしまう
例:私はダメ人間だ
・誇張
5のものを10のように大げさにとらえてしまう
例:みんな、私のことをダメ人間だと思っているんだ
・見落とし
ある部分だけ見て、大事な側面を見ていない
例:頼ってくれている人もいるのに、その人たちがいることを見落としてしまう
・過度の一般化
全てがそうだと思ってしまう
例:私は、全てにおいてダメ人間だ
・誤った価値観
自滅的・破壊的な価値観でとらえてしまう
例:生きていてもしょうがない
ベイシックミステイクを脱却するための3つのポイント
・証拠探し
「ダメ人間、って、
自分で自分に言ってるけど、ほんと?
誰がそんなことを言ったの?
みんな、ほんとにそんなことを思ってるの?」
・その瞬間をとらえる
ベイシック・ミステイクの思考に陥りそうな時に、
(あっ、また自分、やっちゃってるな!)
と、その瞬間をとらえて、
危険ゾーンに入りそうな一歩手前で食い止める
・建設的な発想
破滅的・自滅的な考えから、
未来の目標を決めて、
そのために今何をしたらいいのか。
という考え方に舵をきる
自己決定性
その人の性格を決める要因はその人自身である
人間は、環境や過去の出来事の犠牲者ではなく、
自ら運命を創造する力がある
あなたをつくったのはあなた、あなたを変えるのもあなた
その性格形成に影響を及ぼすものはたくさんあります。
それをどうとらえ、非建設な考え方をするのか、
建設的な考え方をするのかは、
あなた自身なのです。
例えば、劣等感、というものがあります。
・劣等性
体の感覚器官や内臓、骨格、障害、人生の途中でハンディキャップを持ってしまった事実
・劣等感
自分の理想、目標と現実のギャップ
・生育環境の影響
生まれ育った環境
これらの劣等感をどうとらえ自己決定をするのか、
それもその人自身。
☆非建設的に持っていく自己決定をした場合、
劣等感の過度な状態"劣等コンプレックス"へと進んでいく
劣等コンプレックス
・自分の劣等性、劣等感をひけらかす態度
反対に、
・優越をひけらかす態度←これは優越コンプレックスと言われ、
起源は劣等コンプレックスと同じである
☆建設的な自己決定をするためには
目的思考になり、
勇気づけをすることにより建設的な自己決定ができるようになります。
詳しくは、また後日、書いていきます!
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