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書き続けることこそ、私の仕事
脚本家・壽倉雅(すくら・みやび)でございます。
さて今更ながらではございますが、 #私の仕事 というのは脚本家です。
今は専業でやっていますが、一昨年までは広告制作事務所を個人事業をしていました。
コピーライターやWEBライター、ブックライターなど、ひとえにライターと言ってもいろいろありますが、私は広報誌や記念誌、フリーペーパーなど紙媒体のライティングがほとんどでした。
フリーペーパーでは取材記事が大半を占め、対談やインタビュー、特集記事などの執筆を担当していました。
取材の面白いところは、取材相手の価値観や考え方を知ることができることです。これが後に、脚本における登場人物の造形にも反映することができるというわけです。
また、自身でフリーペーパーを企画制作したり、パンフレットや会社案内の制作・編集もしていました。
フリーペーパー作りで大変だったのが、『台割』といって表紙から裏表紙までの全体のページ構成を考えるところから、掲載内容の決定、記事のための取材と執筆、連載小説の執筆、写真撮影、誌面デザイン、文字校正、スポンサー営業など、印刷会社への入稿に至るまでの全ての業務を一人でやっていたことです。
大変ではありましたが、辛いと思ったことはありませんでした。
時間をかけて執筆や編集をしたものが、一つの冊子として形になったときは嬉しいもので、これが紙媒体制作の醍醐味だと思っています。
元々、専門学校時代でもフリーペーパー制作のアルバイトをしたり、授業の一環で歴史雑誌を作る編集部に所属し、1年生時は編集部のメンバー、2年生・3年生は編集長をやらせていただきました。
卒業後に初めて行った仕事もフリーペーパーだったこともあり、不思議とフリーペーパーとは縁があるのかもしれません。
もし機会があれば、またフリーペーパーを作ってみたいなと思っているところです。
これらの業務と並行しながら、私は脚本家としてラジオドラマや舞台、ドラマの脚本も執筆してきました。
中には、舞台出演をしながら販売用パンフレットを制作したこともありました。その時もプロデューサーと演出家の対談や、プロダクトノートといった掲載内容の執筆と同時に、全20ページのデザインも全て行いました。
専門学校ではシナリオライター専攻で、文章執筆がメインの授業でしたが、冊子制作や編集の授業もありました。ですが同級生の中には、小説執筆に専念してしまったあまり、制作や編集のスキルが身についていない学生もいました。
せっかく学べるスキルだからと、皆勤賞受賞をするほど毎回授業に出席し、講師の先生にいろんな話を聞けた経験が、卒業後に独り立ちをした後に活かせれたのだと思っています。
あの専門学校の3年間は、私にとっての財産です。
数多くの友人にも恵まれたと思っています。
『毎日の執筆を、毎日の栄養に。』
このnoteもそうですが、何より書き続けることが私の仕事です。
私はこれからも書き続けます。
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