いつか笑って話せるように
覗きに来てくださりありがとうございます。
こんにちは。こんばんは。
翠-sui-と申します。
私は子どもの頃から漠然と「今の辛い時期もおばあちゃんになる頃には自分の孫に笑って話せるようになりたい」という思いがありました。
沢山苦労をしてきたはずの祖母は昔話をする時はいつも「こんな事があったのよ」と笑いながら話していた事が印象的で、その頃は私はまだ子どもでしたが、子どもながらに「素敵だなぁ」と思っていました。
もう亡くなってしまいましたが、今でも祖母は私の人生におけるお手本であり、1番尊敬している人生の先生です。
大学の卒業式が間近に迫っていた頃、大学の保健室の先生と今までの思い出話をしたことがありました。初めて大学の保健室を訪れた時の話、毎日のように大学の保健室で休ませてもらっていた時の話、本当に色々なお話をしました。
「そんな事もありましたね〜」と談笑していた時、保健室の先生が「あの頃は本当に大変そうだったから、先生も心配だったよ。でも、こうやって翠さんと笑って話せるようになって嬉しい、良かった」と言ってくださったことが印象的で今でも鮮明に覚えています。
大学生の頃、私がふらっと自ら命を絶とうとして踏みとどまった日、「良かった、翠さんが生きていてくれて本当に良かった」と声を震わせながら涙を流していた保健室の先生。
それまで保健室の先生にとって私はあくまでも“学生の中の1人”でしかないだろうと思っていたのですが、本気で私のことを心配してくださっているのだと、本気で私のことを色々と考えてくださってるのだと気付かされ、感謝の気持ちと共に申し訳なく思った瞬間でした。
こんな私のことを本気で考えてくださって心配してくださった保健室の先生のためにも生きて、いつかまた大学を訪れることがあったら、また笑って色んな話をしたいなと思います。
最近になってようやく2度目の再発をしてしまったうつ病も回復してきて、ここでは書きませんが、再発して体調が絶不調だった頃は本当に色んな事があったので、この事もいつか笑い話とまではいかなくても、思い出話としてお話できたら良いな、と思っています。
最後までお読みくださりありがとうございました。
翠-sui-