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会食恐怖症を克服した話(目次・総集編)

0.この記事について

「会食恐怖症を克服した話」と題して、この数ヶ月、休み休みではあるがエッセイ漫画を描いてきた。
一旦、終わりに向かいたいな、マガジンにまとめようかなと思ったのだけれど、
ちょっととっ散らかっていたので、目次と補足を兼ねて改めてこのような記事を書くことにした。
また、noteは文章を読むことが好きな方も多いと思うので、今まで漫画を見たことがなかった方にも概要を読んでいただいて興味をもってもらえたらいいなと思う。

ちなみに、この記事を読んで、私も体験を記そう、と思った。


1.会食恐怖症になっちゃった。高校〜大学編

「それ、残すの?」から始まった恐怖。

高校2年生のある日。
友達とファミレスに行ったときに、お腹がいっぱいになって少し食事を残した。
友達に「それ、残すの?」と聞かれた。
ただ聞かれただけで、責めるニュアンスではなかった。

しかし、それから友達と外で食事をする度に、あったはずの食欲が急に失せたり、
気持ちが悪くなったり、呼吸がしづらくなったり、ソワソワしたり、そんなことがしばしば起きるようになった。
そうなると「また食べられないかも。残すかも。もし吐いたらどうしよう。」という考えが浮かんできて、余計に体調が悪くなる負のループ。
「会食恐怖症」という言葉や概念はこのときまだ知らないし、
あとで振り返ってファミレスでの「それ、残すの?」がきっかけだったかもしれないと思ったけれど当時は何が何だかわからない状況。
家での食事や学校で友達とお弁当を食べることはできているのに、
ファミレスやファーストフード店でだけ友達と食事ができないなんて、意味がわからなすぎて、言語化ができないから説明もできなかった。
自分でも理解ができないから、仮に友達に説明できたとしても、わかってもらえるかわからないという不安もあった。
とにかく誰にも言わずに対処しなければと思った。

考察してみた。

【大丈夫なとき】一人で食べるとき、家での食事、学校で友達とお弁当、商店街で友達と買い食い
【ソワソワするとき】友達とファミレスやファーストフード、友達と学食

ここで注目したのは、友達との食事でお弁当や買い食いは良くて学食はダメという点。
お弁当は、仮に残しても蓋をして持ち帰ることができる。
買い食いは、たい焼きなど食べ切ることができそうなちょっとしたものが多いし、これももし残しても持って帰ることができる。
もしかしたら、そんな安心感が発動して、ソワソワが起きないのかな?と思った。

一人でラーメン屋に行ってみた。

おそらく一人の食事は大丈夫なのだろうとは思ったものの、本当にそうなのか確かめるために、初めての一人ラーメンに行ってみた。

うん、やっぱり平気。一人なら緊張しない。
完食!スープも飲み干すぞ!

って、汁物ってさ、、、

仮に少し残しても、この濃い色のスープで中が見えないんじゃないのー?!!

まさかの発見。

続々、大丈夫な場所を増やしていく。

学食でラーメンや蕎麦などの汁物を試してみたところ、ソワソワすることなく楽しく友達と食事ができた。

つまり、仮に残しても人から見えない、指摘されなければいいのだ。

だったら、ファーストフードだって、紙に包むとか持ち帰るとかできるし、大丈夫だ。

この間、文化祭の打ち上げなどで友達とお好み焼きや焼肉に行ったけれど、それも大丈夫だった。

苦手なのは定食のような、キッチリ自分の食べる量が決まっていて、しかも人から丸見えの状況。
それさえ避けて、シェアご飯や汁物や何かあっても持ち帰ることができるものを選ぶようにすればなんとかなったので、そんなに困ることはなくなっていった。

どうしよう!修学旅行!

しかし、修学旅行だ。
苦手な状況の食事もあるだろう。
行きたい、絶対に行きたいのに。
不安だ。。。

…前日、自分の部屋でパニック発作を起こしてしまった。

そんな中、迎えた修学旅行の奈良、京都。

しかし言ってみると、列車内で食べるお弁当ご飯、宿では鍋などのシェアご飯、
定食っぽい食事は、お椀に蓋がついていて、もし残しても人から見えないんだ、指摘されないんだと思うと普通に食べることができた。

一度「蓋もないし一人分の食べる量がキッチリ決まっているし人から見える状況のご飯」があって、それに気づいてしまい突然今まであったはずの食欲が引っ込んでしまい、あと一口二口というところで残してしまった。
でも、班の友達の誰にも指摘はされなかった。

本来、そんなもんなのだ。
ファミレスで残すの?と聞かれたのだって責めてるわけではなくただ聞いただけでたまたまそのときはそういう会話になっただけで、
毎回誰が何をどれだけ食べているかチェックして、残したら指摘してやろうなんて人はいない。
私だってこんなに「残したらどうしよう」と心配しているが普段からいつも食事を残しまくっているわけではないし、食べられない量を注文するようなもったいないこともしていない。
でももちろん残してしまうことだってある。たまたまそうなることもある。

大学入学。

大学に入学したら、人と食事する機会が更に増えるだろうという不安があった。
とりあえずお昼はお弁当か、パンやおにぎり、学食のラーメンや蕎麦があるからいいけれど。。。
と、思っていたが。

大学生はシェアご飯率が高い!

友達の家で、鍋パーティ。たこ焼きパーティ。大学内でBBQ。
お酒を飲むようになってからは特に居酒屋など、誰が何を食べてるかなんて絶対誰も気にしてないよね〜という感じにどんどん慣れていった。
女子大だったこともあってか、無理にお酒や食べ物を勧められるようなこともなく、マイペースに食べたり飲んだりしていた。

大学の友達とは旅行にも行った。
そうして食事を含む長い時間を過ごしてリラックスできる間柄になったからか、
今まで苦手意識があった定食なども友達と一緒に食べられるようになった。

なんとか手探りで克服した。

【不安】 ごはんを残してしまったら、どうしよう
 ↓
【解決策】もし残しても、人から指摘されない状況をつくる。

この考え方を軸に、食べられるもの、状況を増やしていった。

しかし、「会食恐怖症」という言葉も概念も知らずに手探りで自分なりに編み出した方法。
これは合っていたのだろうか?

2.分析編

「会食恐怖症」っていうんだ!

ここ数年「会食恐怖症」という言葉を耳にするようになった。

あれ、私コレだったんだ。。。

驚いた。
食べられるときと食べられないときがあるなんて自分でも意味がわからないと思っていたし、ましてや人に理解してもらえるはずがないと思い込んで一人で対処しようとしていたが、知らなかっただけで世の中には同じ症状で苦しんでいる人、苦しんだことがある人がたくさん居ただなんて。
今ではネットで情報を得ることができるし、書籍もある。
そこで、昔を思い出してチェックリストをやってみたり書籍を読んだりして、かつて自分が実践した克服方法が合っていたのか分析することにした。

読んだ本。

私はどのタイプ?

書籍に載っていたタイプ診断をやってみたところ、私の場合は
①周りに合わせなきゃ
②吐いたらどうしよう
が強いようだ。

もう一つ、こちらのweb上のチェックによると、

恐怖症真っ只中の頃を思い返してチェックをすると、
重度の会食恐怖(社交不安症の可能性)の範囲。

意外だったのが、現在においても軽度の会食恐怖(会食が少し苦手な人レベル)〜体調によっては重度の範囲に入る。

確かに、以前のようなソワソワやパニック発作の前兆が起きるような大変なことまではなくとも、
「残さず食べなければいけない」、「もし残して人に指摘されたくない」、「もし具合が悪くなったらどうしよう、吐いたらどうしよう」ということをいつも気にしている。

一旦、なんとか自力で克服した。と思っていたが、
実は根本的には解決していなかったのだ。

克服のための3つのポイント。

克服のための3つのポイント
1.正しい手順で会食の練習をする。(誤った前提を改める行動をとる。)
2.前向きな考え方を身に付ける。
3.日常生活をフローで過ごす。

会食恐怖症が治るノート

私は「もし残しても人から指摘されない状況をつくろう」という発想だった。
だから、今でも「残してはいけない」と思っている。

しかし本を読むと、そもそもその前提は正しいんですか?と問いかけてくる。

確かに。目から鱗だ。
残さず食べなきゃいけないとか、周りの人と同じ早いペースで食べなきゃいけないとか、体調を崩してはいけないとかは、
私が勝手に自分に課している「しちゃいけない」だったのだ。

同じスモールステップで慣れていくという方法でも、このマインドがあるかないかでは大違いだと思った。

私はそもそも社会人になってからうつ病を発症して、パニック発作の経験なんかもあるので、
体調によっては会食恐怖症のような症状がぶり返しやすいと思う。
なんでぶり返すのかというと、根本的な考え方が変わっていないからだったのだと思う。

「失敗してもいい」、「人に格好悪いところを見られてもいい」と開き直るというのは、
当たり前のようで、なかなか自分で受け入れづらいものだ。
今日明日中にすぐに身に付くことではなく、
うつ病のことや会食のときどうしようなんて考えないで日常をリラックスして過ごすうちに身に付くものなのかもしれない。

なんで「残してはいけない」と思い込んでいるのだろう。

書籍などでいろいろと調べていると、給食の完食指導を大きな原因の一つに挙げている人が多いようだ。
原因になったかどうか検証しようがないが、私も実際完食指導は良い思い出ではない。
苦手な食べ物が子供の頃は多かったし、食べるスピードも遅い方なので、
小1の頃は掃除の時間や帰りの会になってもまだ食べていたことがあった。
一度、フルーツを食べながら帰路につき、家に帰る頃やっと食べ終えたこともある。

給食が原因の一つなら、家庭環境も起因していると思う。
家はごはんの時間に今日学校であった面白い話、なんかを話せる空気の家庭ではなかったし、
食事だって残すと怒られる。
かといって先に少なめに盛り付けることも許されなかったので、
食べられなくても水分で無理矢理流し込む=自分が我慢すればいい、という姿勢が身に付いてしまったように思う。
会食恐怖症を発症したとき、家のごはんは大丈夫ではあったのだけれど、
あれは慣れかな(笑)
外食だと水分の飲み過ぎは「吐いたらどうしよう」に繋がるため無理ができない。
でも家の中なら多少無理ができるし、子供の頃から長年続けてきた悲しいテクニックである。

こんな努力もした。

残したことを指摘されるのも嫌だが、食べ方も気にしだすと何を言われるかわかったものではない。
私は大学1年の最初の方まで、箸の持ち方がおかしかった。
大学の教授に指摘されて(権威に屈したとも言えるが)、
また誰かに指摘されるかもしれないし、
不安要素をなくせるならなくしておいた方がいいなと思って直した。
(と、言いつつ、家で一人のときは変な持ち方をしている。)

食事って、意外とマルチタスク。

誰にもなんの指摘もさせる隙を与えないように食事をしようとしたら、
なかなか大変だと思う。

残さずに、人と同じペースで、音を立てずに、
正しく箸を持って、人の話を聞きながら私も話をして、
気持ち悪くなったりお腹が痛くなったりしないように気をつけながら…

そんなことを考えたらキリがないし、楽しめない。

ただ楽しく、何も不安がよぎることなく、食事したいだけなのである。

何がそんなに困るの?

人と食事ができないとしたら、学校や職場などで困る場面がたくさんあるだろう。
自己理解できていて理由を明確に伝えられればまだいいが、
この人とならそこまで緊張しないとか、このお店なら大丈夫とか、その日の体調次第みたいなこともあるので、
「私との食事を断りたい口実?」などという誤解を招くのではないかという新たな悩みが出てきてしまう。
そもそも普通に暮らしていて、普通になんのストレスもかからない場面でストレスがかかること自体が負担だ。
間違いなく生活の質が落ちる。
私はそう感じたので、なんとか自力で克服を試みたのだが。

あえて克服しないという選択。

noteの中で、
「私は会食恐怖症を克服しないという選択をした。あえて友人と外食はしない。お茶はするけど飲み物だけ。」
という方を見つけた。
(許可をとってリンクを貼りたかったのだが、随分前に読んでスキを押したきりだったので今もう一度見つけることができず。。。)

その記事を目にして、ハッとした。
そのやり方だってありなのだ。自分が納得していれば。
要は自分が楽でいられるあり方を探せばいい。

そして、私は人と気兼ねなく食事がしたいと思ったから、やはり克服の道かなと改めて思った。

3.え?またなっちゃった?最近の話編

また会食恐怖症の症状?

ここ数年、うつ病の症状で体調を崩していた。
やっとここ1年でかなり元気になった。
一番ひどいときは、スーパーに買い物に行くのもとてつもない大変な行動に思えて、行こうかどうか悩んでいるうちに三日経つ。そのくらいの有様だった。
だから、自炊できるようになってからもしばらくは人と外で食事をする機会もなかったのだが、
徐々に活動的になってきて、人とも会うようになってきて、
食事にも行くようになった。

あれ、なんか違和感。

実際、食べる気満々で来たのになぜか食べられなくて残してしまうこともあった。

また会食恐怖症の症状が出たのだろうか?

食べられない理由。

数ヶ月前、こちらの記事を目にして、ある可能性が浮かんだ。
(今度はどの記事かちゃんと覚えていてリンクの許可も頂いている。)

「食べ切れるか不安→胃痛→食べられない」

会食恐怖症01 〜分析編〜

ご自身の場合、実際に胃痛が起きているのではないかと分析されていた。

そこで私も自分に当てはめて考えてみた。
高校〜大学生のときの症状は、ソワソワしたり食欲が急になくなったりするものだった。
何かしら体に作用が出ていたとは思うけれど、実際に胃が悪い感覚はなかった。

一方、最近の違和感は、めちゃくちゃ胃。胃!胃!胃!

食欲自体はあるのだけれど、すぐお腹いっぱいになる。
良い満腹感ではなく、ずっとお腹の上の方が苦しいのである。

元々大食いな方ではないが、うつ病でここ数年食事量が減った。
あまり人に会っていなかったときは気にならなかったし、
活動量が増えれば食事量も元に戻ると思っていた。

一食分食べることはできる。
でも例えばランチした後でお茶をしたらケーキなんて入らないし飲み物でかなりお腹いっぱいになるとか、
ちょっといいコース料理を昼に食べたら夕飯はもういらないとか、
以前は飲めていたスタバのフラペチーノ的なやつが量が多くて無理とかそんな感じ。
いまいち、困っていると声をあげていいのかわからない微妙なところ。

そしてこの苦しさは人との食事に限らず一人で食べていても該当するし、
人と一緒のときも多少緊張はしてもソワソワの症状はないし、
よく考えたら今回のは会食恐怖症の症状じゃなくて実際に胃が悪いのではないか?

胃カメラ検査。

通院先の精神科の医師にも伝えた上で、お腹の病院に行ってみた。
もしかしたらコレなのかな?と考えながら。

機能性胃腸症(きのうせいいちょうしょう、functional dyspepsia:FD)または機能性ディスペプシア[1]内視鏡などの検査でも潰瘍などの観察できる異常がないにもかかわらず、の痛みや胃もたれ、食後の膨満感、早い満腹感などを感じる症候群である[2]

機能性胃腸症

もしコレだとしたら、胃腸が物理的にどうにかなっているわけではないため、
異常がないことを確認した上での診断になるらしい。
引用部分には書いていないが自律神経とも関わるらしく、
結局「今まで通り精神科の薬をちゃんと服用してね」で終わるのかもしれないな、と思っていた。

余談だが、ここ二年で
耳の中の違和感で耳鼻科を受診したが検査結果としては異常なし。
頭痛が長期間続いて頭痛外来を受診したが検査結果としては異常なし。
ということがあった。
それもあって、今回もそんな感じかもしれない、
と思う気持ちと
何か病気が見つかるかもしれないという
不安&理由がわかったらそれはそれで助かる
という思いで、胃カメラ検査に臨んだ。

物理的になんかなってたわ。

【検査結果】
「食道裂孔ヘルニアを伴う逆流性食道炎」

食道裂孔ヘルニア
食道が通る穴(食道裂孔(しょくどうれっこう))から、本来、横隔膜の下部にあるべき胃の一部が食道の方(上の方)に飛び出してしまうのが食道裂孔ヘルニアです。

食道裂孔ヘルニア オリンパスおなかの健康ドットコム

重大な病気ではないし、重症の方でも全然ないです。
生まれつきとか加齢や肥満などでこの状態になる人は多いそう。
私の場合は昔に胃カメラ検査をしたときも職場の健康診断のバリウム検査でも指摘されたことがないので、ここ二年以内くらいになったのだと思われる。
ここ数年で体重の増減も激しかったし、脂肪で圧がかかった可能性?とか調べれば調べるほど色々と当てはまる。。。
だから筋力をつけたり脂肪を減らしたりすると、症状が和らぐそう。
今は胃酸を抑える薬を飲んでいるけど、
長い目で見たら結局コレも生活習慣なのね。

「私、少なめがいいんだ」と伝えてみてわかったこと。

しかし理由がわかってよかった。
会食恐怖症再び?ではなかったけれど、
なぜか食べられない状況のままだったら、また不安ループに突入して、
本当に再来してしまうところだった。
いや、正直なところ少し再来しかけていた。

でも、「なんだ、私あんまり食べられないけどそれでいいんだ」
と、やっと納得ができた。
だって、もう胃がその形状なんだもの。

友達と食事をするときに伝えてみた。
もちろん「そうなんだ」と理解してくれた。

でもそれは、物理的な病気だったからではなくて、
会食恐怖症だった頃に
人と食事をすることが不安だ、とか
残しても何も言わないで欲しいとか、
私は飲み物だけにするけど気にしないであなたは食べてね、
とかでも多分理解してもらえたのではないかな。
少なくとも、理解を得られるかは置いておいたとしても
私はそれをもっと正直に言ってよかったと思う。
自覚がなかったから正直も何もなかったわけなんだけれど。

身近に、普通に少食で一緒に食事をするときにいつも少なめ盛りを注文する友達がいる。
(言ってないだけで何か物理的な病気とかの可能性ももちろんあるけど)

その子に対してもっと食べろとか、何か思ったことはない。

もっと自分の状況を理解して、そして自分の事情を伝えてもいいんだ。

自分にとっての「ちょうどいい」を考える。

食道裂孔ヘルニアの件はとりあえず横に置いておくとして、
私は元々、

大食いではない。
食べるスピードが遅い。
胃が強い方ではない。(会社員時代、会社の人と激辛ホルモンを食べて私だけお腹を壊した。)
多分、嘔吐恐怖症&トイレが近い(だから何も気にせずどんどん飲んだり食べたりしにくい。)

これは別に変えなくていいんじゃないかな。
ていうか食事量や胃の強さやトイレの近さは体質だから変わらないと思う。

4.終わりに

これだけ会食について書いてきたけれど、
間違っても私は人と食事したくないわけではないし、
誘わないでくれということでもない。
だからこそ厄介だし、人から理解を得られるか不安になってしまうところだと思う。

さて、思いつくままにエッセイ漫画として描いてきた
「会食恐怖症を克服した話」。
どう収束に向かおうと考えていて、
いっそ漫画で表現することにこだわらなくてもいいかなという方向を選びました。
本当はあと何話か描こうかなと思っていたり、
最近の胃カメラの話も漫画で描こうかなと思っていたのだけれど、
とっ散らかるのでやめました。
補足はしたいが蛇足になるってかんじ。
いつか描くかもしれないけれど今はこの形が最善だ。
年内にまとめられてよかった。

今度は来年、創作大賞のエッセイ部門に出そうかな?

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