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1年間、服を買わないで過ごした私に起きた驚愕の変化について

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興味を持ってもらえることが多くなってきたので、マガジンの形にまとめました。
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#着回し

シンプルな服を着る、という贅沢

ファッション断食(というらしい。服を一定期間買わないで済ませること)をして1年以上が経った。結果、いまは特別な日を別として、普段着にシンプルな服を着ることが、どんどん心地よくなってきている。

たとえば今日の格好は、ブルージーンズ、白のシルクのノースリーブ、それに防寒対策として、カシミヤのサマーセーター。靴は厚底のスポーティなサンダル。靴を除いては何の変哲もない服ばかり。ただし、これを着るのは結構

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「普通の服」の時代 後篇

普通の服を着こなすために必要なことユニクロが、「安価さよりベーシックさ」をより重視しているという指摘を、前回は書いた。

そして、その質は値段に比して悪くない。

でも、私はめったにユニクロで服を買わない。買えない、というより買えない。

個人的な理由がある。それは、

めぼしい商品の小さいサイズがすぐに売り切れてしまうこと。

だ。おそらく体の小さい人、細身の人であれば、誰もが経験済みだと思う。

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「普通の服」の時代 前篇

「普通の服」の時代 前篇

推測・ユニクロが安くなくなった理由スタイリスト・にしぐち瑞穂さんとBRITISH MADEというブランドの主催するイベントで、トークショーに出させていただいた。

その打ち合わせの時に、お話していて気付いたことがある。

それは、日本中で多くの人が、普通の服を着たい時代になっているんではないかということ。ちょっと前に話題になったエフォートレスとか、ノームコアとかとはちょっと違うと思う。もう少しエレ

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1着買ったら3着捨てよう――③

参考までに、フェイスブックにあげた3着の服と3足の靴。

・アレキサンダーワンのビッグシルエットニット

・トリココムデギャルソンのカットソー(前側がファー素材・ジュンヤワタナベ期)

・editionの切り替えニット

・ニューバランスのスニーカー(ほぼ未使用)

・アディダスの白スニーカー(数回着用)

・コンバースのグレーのハイカット(使用感あり)

普段、写真を撮りなれていないのがバレバレ

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1着買ったら3着捨てよう―②

6着の服を捨てることになった。

3着分の捨てる服はすぐに決まったのだが、あと3着分の捨てる服を決めるのには難航した。

障害になっていたのは何かというと、愛着心だ。

どう考えても、この冬に全然着なかったアイテムが3着あった。でもそれはすべて、好きなデザイナーの服だったり、あまり着ていないため、状態がよかったり、捨てるには忍びないものばかりだった。

そういう時の選択肢はいくつかある。たとえば私

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1年間服を買わないで過ごした私に訪れた驚愕の変化について 番外編 役だった本たち

何か新しいことを始めようというとき、まっさきにその分野の本を買うのは、幼いころからのわたしの習慣です。それはもはや、性癖といってもいい。もっともらしい理由をつけて新しい分野の本を買うのが好きなのです。

1年間服を買わないで過ごす間、そんなわけで、服や着回しについての本をだいぶ読みました。それらは正直、このマガジンよりずっとためになる内容でした。なので、同じチャレンジを試みるみなさんに、その1部を

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1年間服を買わないで過ごした私に訪れた驚愕の変化について 最終回

1年間のまとめ & これからのこと3連休、体調不良と仕事で、更新できませんでしたが、これが最終回!です!

服を買わなかった1年間、面白いように服の見方が変わった。増えないワードローブと向き合うことで、自分の必要とするもの、好きなもの、似合うものが、どんどん明確になっていった。たとえばわかりやすい変化をあげてみる。

①自分に似合う形と色にシビアになった。

②アクセサリーや小物の使い方に幅が広が

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1年間服を買わないで過ごした私に訪れた驚愕の変化について ⑥

お直し行脚の旅 後篇商店街の個人経営お直しサロンに駆け込んで、スーツのお直しに成功した私…。

次はいよいよ、リメイクに挑戦することにした。素材は

5.短すぎて違和感のあるワンピース

だ。半袖で、はりのある生地で、60年代風のコンパクトな形。本来はチュニックとして着るべきところを、母に頼んで丈だししてもらい、自分の低身長を活かしてマイクロミニのワンピースとして着ていた。

私は背が低く童顔なの

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1年間服を買わないで過ごした私に訪れた驚愕の変化について ⑤

お直し行脚の旅 前篇(承前)

日経DUALの記事がきっかけで、わたしは死蔵服を持ってお直しSHOPに駆け込むことになった。

お直しを決意した死蔵服は以下の6つ。

1.穴の空いたジーンズ 

2.ボタンのとれたシャツ 

3.穴の空いたノースリーブカットソー 

4.サイズが合っていないスーツ

5.短すぎて違和感のあるワンピース

6.シルエットのでかすぎるコート

そして実際に行ってみたの

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1年間服を買わないで過ごした私に訪れた驚愕の変化について ④

ライフスタイルと死蔵服の行方私の職業は漫画編集者で、家では一歳男児の母。

しかも所属しているのは少年漫画の編集部で、部員はみんなカジュアルな格好をしている。ここで一人で着飾るのは、私の性格上なるべく避けたい。

現時点では、週7日のうち、5日はカジュアルな格好をしている。休日も子どもを預ける日以外は、ジーンズにセーターやTシャツで走り回っている。靴はほぼ、スニーカーかブーツだ。

文芸編集者をし

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1年間服を買わないで過ごした私に訪れた驚愕の変化について ③

1年間服を買わないで過ごした私に訪れた驚愕の変化について ③

買い物のマイルールとTPO3,4ヶ月のチャレンジで、自分が無意識によく選んでいる服がいかに限られているかを思い知らされたわたしは、数カ月後のチャレンジ終了後の買い物ルールを一つ定めた。

それは、ヘビーに使った末に、ぼろぼろになってしまったアイテムを買い換える際には、1ランク上の質のものを買っていいというもの。

こうすると、よく使うものにお金を割けるようになるので合理的。新しいアイテムは残ったお

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1年間服を買わないで過ごした私に訪れた驚愕の変化について ②

手持ちの服だけで着回す。チャレンジはここから始まった。

そして3~4か月もすると、朝、自分が気に入って選ぶ服は結局同じものばかりだということに気づいた。

いや、うすうす気づいていたんだけど、買えないとなると、人間、決定的に同じものばっかり着てしまうんですよ……。

私がよく着る服のアイテムは以下である。

ボトム

・細身のブルージーンズ

・やや細身の古着風ジーンズ

・黒のコットンスキニー

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1年間服を買わないで過ごした私に訪れた驚愕の変化について ①

 時は2015年3月6日に遡る。

 転職を6日後に控えたわたしは、企画していた書籍の引き継ぎを行っていた。同席者は、スタイリストのにしぐち瑞穂さん、そしてわたしの後任の編集者・Iさん。

 ふとそのなかで、にしぐちさんの洋服選びについて話題が及んだ。にしぐちさんは、いつお会いしてもおしゃれで、自分のスタイルを貫かれていて、わたしのあこがれの女性である。

 その秘訣は?どうしたらそうなれるんです

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