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読書日記〜細野晴臣 北中正和「細野晴臣インタビュー THE ENDLESS TALKING」

 多分、こういった場所で細野晴臣さんや細野さんの作品について書くことは少ないかもしれませんね。
それは多分細野さんの作品よりもその存在感がとにかく大きくて、作品個々よりも多大な影響を受けてきたからだと思うわけです。
あと、自分では細野さんに見た目が似ていると思ったことはないし、言われたこともないんですが、近い雰囲気を漂わせているそうなんですねー。うーむ。
じゃ、行ってみよー。

・細野晴臣 北中正和「細野晴臣インタビュー THE ENDLESS TALKING」

 この本は元々ハードカバーで1993年に発売されたものを、「平凡社ライブラリー」シリーズの1冊として再発されたものです。
細野晴臣さん、というかYMOが大ブレイクしたのは私がまだ中学生の頃で、その時点で既に「レコードプロデューサーはスーパーマンをめざす」や「地平線の階段」などが出版されていて、その独特な雰囲気でクラスメイトの間では話題の本だった記憶があります。
個人的には今も昔も宗教的視点で書かれている内容は遠ざけてしまってますが、その音楽との関わりについては切り離すことができなかった私です。
特に「地平線の階段」はオフコース「Three and Twoや大瀧詠一さん「All About Niagara」と同じ出版社から出ていたこともあって、注目していました。
その八曜社は竹内まりやさん「ハッピー・デイズ」も出していたことが頭の中に今でも残っています。

 そんな中でもこの本が特別な存在な理由は細野晴臣さんの作品について深く掘り下げているからです。
これは細野さん作品を掘り下げるのが北中正和さんだったというのも大きいんでしょうね。
長い時間リアルタイムで接していたわけですから、なるほどと納得できる内容になってますねー。

 つまり、細野さんの再発CDのライナーノートを読む以上に作品について触れるのには適した本だと思うのです。
アルバムを揃えていない私のように情けないファンにとって便利な本だとだというわけですよ。
平凡社ライブラリーに入れてくださった方々に感謝します。ありがとう。

 ではまたー。

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