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読書日記〜コイデヒロカズ編「テクノ歌謡 マニアクス」

 某通販サイトやオークション・サイトで「テクノ歌謡」 と検索すると、その数の多さやこれもカテゴライズされているのか?とビックリしてしまうわけです。
この本やP-VINEから発売されたオムニバスで取り上げられた作品なんだろうな?と予想すると、大抵その通りだったりします。
まだまだオムニバス・シリーズとしての「テクノ歌謡」を揃えるのは難しい模様ですが、近年発売されたCD『テクノ歌謡アルティメット』や「テクノ歌謡:ディスクガイド」にオムニバス『イエローマジック歌謡曲』と『テクノマジック歌謡曲』などを入手してますから、未知の楽曲自体は減ってきていますね。
じゃ、行ってみよー。

・コイデヒロカズ編「テクノ歌謡 マニアクス」(ブルース・インターアクションズ)

 奥付で確認しましたが、この本の発売は2000年みたいですね。四半世紀も経ってしまったということです。
結構時間が経っている割にコンディションがいいということは、あまり熱心にこの本読んでなかったんですねー。あーこりゃこりゃ。

 「テクノ歌謡」といえば、私が連想するのはYMOやムーンライダーズ周辺の方々が携わった作品を思い浮かべてしまいます。
 
 オムニバス・アルバムを揃える以外にも、近年はこんなアーティストのこんなアルバムは再発されないだろういう作品が再発されてますからね。
権利関係が難しいものやシングルのみでしかも1、2枚しかリリースしていないアーティストの作品は、オムニバスの売上が厳しいと言われる昨今では入手がかなり難しくなっていますし。
その反面、音源が発掘されて単独作品がリリースされたりすることもあって、情報収集がより必要になってきたと実感しています。

 あと、ムーンライダーズのイイ仕事シリーズはシングル曲がオムニバスに収録された場合はカップリング曲を収録したりと、かなり凝りに凝った内容だったので今さらながら貴重です。

 こういった本は当時の状況を振り返りつつ、現状を把握して読み返すとメチャクチャ興味深いものだと実感してます。

 ではまたー。 

 

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