読書日記〜「フリースタイル 55」
実は昨日、ネット通販で深刻なトラブルがありまして、昼頃から20時過ぎまで延々と対応していて、noteを更新することができなかったわけなんです。
まー、20時過ぎには先方がなんとか対応したことが判明したわけなんですが、明日商品が到着するまでは安心はできませんねー。
その件はともかく、じゃ、行ってみよー。
・「フリースタイル 55」(フリースタイル)
実家に戻ってから、なかなかサブカル関係(?)の雑誌の情報が入ってこなくなってしまって、ネット通販サイトのキーワード検索で面白いそうな特集や記事をしるわけです。
雑誌の特集はリアルタイムで追っていたら納得できるものが、遅れて情報を入手すると悔しさが出てくるんですよ、ホントに。
この号の目当ては「GO!GO!GROUP SOUNDS」というお題での近田春夫さんと亀和田武さんの対談ですが、近田さんは「グループサウンズ」をリリースした時期ですし、グループサウンズの特集記事だと「ROCKS OFF」の特集でもインタビューされているわけですからね。
一方、亀和田さんは60年代ポップスに対する文章をよく書いてましたし、甲斐バンドのファンクラブ会報に寄稿していた印象が強いので、そのお二方の対談は樂しみだったわけです。
実際に読んでみると、リアルタイムでグループサウンズを体験できたことの尊さが感じられますね。
特に近田さんはジャズ喫茶で生演奏を観たり、そのムーブメントの末期にはプレイヤーとして内側の人間になっているわけですからねー。
近田さんの冷静に分析するスタンスで、グループサウンズに対する語り部になってしまったのは当然のことでしょうし。
亀和田さんのこれまでの文章だとオールデイズ・ポップスがとにかく好きで、ロックンロールやグループサウンズにはあまり思い入れがないんじゃないか?と思っていたわけなんですが、この予想は裏切られたというか、リアルタイムで過ごしていた凄みはちゃんと伝わってきますね。
そして、私がリアルタイムで体験できたネオGSについての会話もとにかく深いです。
亀和田さんが近田さんに説明していく形での進行がメインになってますが、亀和田さんが当時内側にいたことがわかるのが素晴らしいですね。
岡崎京子さんや桜沢エリカさんたちが会場にいらしてたのは何度も拝見してましまが、他にも、サブカル人脈(?)の方々がいらしていたことはかすかに記憶にあります。
シネマ、ジャック達の一色進さんがグループサウンズのレコードを回すイベントがありましたが、そのレコード・コレクションの充実ぶりと、リアルタイムで見たテレビ番組のエピソードなどが蘇ってきましたね。
グループサウンズに関する特集に一色さんが登場したら面白くなりそうなんですがね。
ちなみに一色さんはフォーク関係の貴重盤も色々所有しているみたいなので、これについてのイベントにも参加したいな、と。
時々、YouTubeで拝見するグループサウンズ関連のビデオ(?)を見て驚愕することも多いわけなんですが、ある程度はまとまった形で発表してくれたら嬉しいんですがねー。
ではまたー。