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読書日記〜売野雅勇「砂の果実 80年代歌謡曲黄金時代疾走の日々」

 普段通りの生活をしていると、丁寧にCDを聴いたり、本を読んでいるつもりなんですけど、そうでもなかったみたいですねー。
実際のところ部屋の中には山のようにCDや雑誌、書籍が積まれていて、必要に応じて引っ張り出していたわけです。
いくら私が音盤&活字中毒気味の人間であったとしても、買った全ての作品に愛情を注げるかはまた別問題なわけで。
前置きが長いと普段の私に戻りつつある気がじすが、そんなことはない、と。
じゃ、行ってみよー。

・売野雅勇「砂の果実 80年代歌謡曲黄金時代疾走の日々」(河出書房新社)

 購入してから数ヶ月経ってから読み直したわけですが、好きなアーティストのエピソードに興味の中心が行くのは当然なわけで。
大瀧詠一さん、山下達郎さん、伊藤銀次さん(ナイアガラ・トライアングルvol.1の御三方だ)や細野晴臣さん、坂本龍一さん、高橋幸宏さん(こちらはYMO)とのエピソードについて書かれた部分は割と記憶に残ってますし、憧れの河合夕子さんのエピソードも然りなわけです。

 買ってすぐ書いた記事なわけですが、好きなアーティスト中心の内容ですし、私自身読み込んでないことが伝わりますね。大反省。

 今回読み返して、矢沢永吉さんとのエピソードが印象に残りました。
矢沢さんに売野さんが歌詞を書いていた印象はなかった上に、しかも「Somebody‘s Night」がそうだったとは(!)。
矢沢さんと売野さんのみならず、偶然の熱心なファンとの交流は、矢沢さんのパブリック・イメージに近いと思いました。

 中谷美紀さんとのエピソードも素敵でしたね。実は中谷さんのCD、フォーライフ時代のアルバムは何枚も持ってますが、作品を聴いていたようで、深く聴いていなかったなと、これまた大反省中です。
帰ったらじっくり聴く機会作りますか。

 今回持ってきた本に限らず、これからの読書生活が変わっていくきっかけになりそうな1冊です。

 ではまたー。

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