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私にとって単なるゲームではないのです

 復職後、かつ、大魔王討伐後に書いています。
 単なるゲームの話なのですが。
 私にとっては、時を越えて繋いでくれるモノなのです。いや、言い過ぎかな。


楽しめることが嬉しい

 私がうつ病/適応障害の症状が最も強い時。何もできませんでした。

 "できなかった" よりも「何もする気力がない」状態だった、というのが適切かもしれません。

 その後、1年以上の休職、リワーク通所を経て、復職しています。

 先月、私が子供の頃から大好きだったゲーム作品のリメイク版が発売されました。当然のように買いました。

 楽しみにしていたことを、素直に楽しめる
 これは、とても嬉しいことなのだ、と実感しつつも深く考えずに楽しんでいます。

子供たちも遊んでいる喜び

 私が購入したのを見て、子供たちは自分で買うか、私から借りるか迷った結果、借りることにしたようです。

 となると、誰かが遊んでいる時は待つしかない。

 でも、子供たちがプレイしている、そんな様子を見ているのも楽しい、嬉しい

 「ファミコン版では、こうだったんだよ」
 「勇者のレベル、いくつになった?」

 お互いに、ネタバレ要素は話さない。

 といっても、この作品、我が家ではナンバリング作品だけでなく、スピンオフ作品まで遊んでいる。

 正直、ほぼストーリーを知っている。それでもネタバレは言わない。進行度を聞きつつ、進んだら解禁です。

 私は、小学生に戻った気分で家族との会話を楽しむ。

時を越えて子供たちと私を繋いでくれた

 私は、ゲームのことを話している時、気分は小学生です。

 そんな子供たちは、もう成人と言われる年齢にまで成長した。その子たち小学生のように話してくれる。

 リビングは、さながら放課後の教室です。

 私にとって、子供たちが元気に育ってくれていることが幸せであり願い
 同じゲームを一緒に、笑いながら遊んでいられるのが、この上なく嬉しい。

 子供たちと同じ目線になって、あーだ、こーだ、言いながら楽しく会話しています。

 30年以上の時間すら越えて、子供たちと私を繋いでくれている、そんな気持ちになれる。

 そんな作品に。今という時間に。感謝。

 そんな作品の裏話を読めるのが、この本です。


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