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ストレスのデメリット!本当に予防は治療にまさるのか?

この記事では、ストレスの悪い面、俗に言うデメリットについて紹介していきます。

ストレスを受け続けるとどうなるのか?時遅しとならないよう、しっかりとデメリットについても知っておきましょう。


ストレスのデメリットとは?

結論をいうと、体調不良です。気分が優れないのはまだしも、不安に襲われたり、胃腸炎になったりします。

具体的にはこんな感じです。

  • 頭痛

  • 肩こり

  • 下痢・便秘

  • 胃痛

  • 急性胃腸炎

  • 慢性胃腸炎

  • 高血圧

  • 白髪

  • 脱毛

  • 不眠症

たくさんの症状がありますよね。

さらには、慢性化すると不安からパニック障害になったり、最悪、自律神経失調症からうつ病になることもあります。

また、ストレスホルモンのコルチゾールが放出しっぱなしになってしまうと、ブドウ糖が生成されます。その結果、糖尿病になることも。酸化ストレスから癌にもなりやすいですし。


もし病気になると…

これは私の知人の話ですが、介護のストレスからうつ病の症状まで発展した女性がいます。治るまでにざっと一年くらいの期間を要しました。

もちろんその間は心療内科に通い続け、処方された薬(リフレックス・エビリファイ)をずっと飲み続けたようです。夜寝れなかったので睡眠薬も一緒に処方してもらったんですが、その副作用で仕事もまともにできませんでした。


朝、職場で会うと目はうつろ状態で、とてもじゃないけど仕事は無理だろって状態でした。けっきょく、その職場を去ることに。可愛そうでしたけどね。

すべてはストレスから始まりました。自分の中で溜め込んでしまい、対処の方法も知らなかったのでうつ病にまで発展してしまいました。


予防は治療にまさる

"予防は治療にまさる"

これは人文主義者である伊のデジデリウス・エラスムスの言葉ですが、まさしく真を突いています。

風邪を例にお話しますね。日本人の多くの人は、風邪を引いてから病院に行きます。そして薬を処方してもらって、自宅で栄養のあるものを食べ、体を温めて、ゆっくり休養します。

ところが、中には風邪を引かない人もいます。かくいう私もここ4~5年ちかく風邪を引いたことがありません。4~5年と書いたのは、それ以前は毎年必ず引いていたからです。

それがなぜ引かなくなったのか?答えはおわかりですね。そうです、予防です。予防をしたら、まったく風邪を引かなくなりました。やったことは、免疫力をあげたこと。それだけです。

これが予防の力です。本当にすごい効果ですね。もちろんストレスでも同じことが言えます。

ところが、一概にストレスと言ってもかなり範囲が広いのが現状です。精神的なこともあれば、環境的なことも、さらには肉体的なことからも毎日ストレスは発生するんです。私たちがすべての病気を予防できないように、これらすべてのストレスを予防することは出来ますか?出来ませんよね。

では、どうすれば良いのか?


そこで私がオススメするのが、早期対策です。実際、病気でも予防の次には早期治療が優先されます。うつ病・がんになってからでは遅いんですから、人は早期の段階で症状を発見し治療をします。


ではここで、ストレス学説における、ストレス反応の3つの時期について説明しますね。ストレスにも当然早期にあたる時期があります。


ストレス反応の3つの時期

ストレス反応には、大まかに3つの時期があります。ハンス・セリエ博士は、それをこのように分けました。

  • 第1段階:警告反応期
    外からの刺激に対し、脳にストレスが発生しましたよという警告サインを出している状態のことです。倦怠感や心の痛み、胃痛などの自覚症状があります。

  • 第2段階:抵抗期
    第1段階がすぎると、抵抗期に入っていきます。体がストレスに対してある程度の抵抗力を発してる状態のことです。ただし、この時期が長いと慢性的な状態になるので注意が必要です。

  • 第3段階:疲はい期
    ストレスに対し、抵抗するエネルギーをすべて使いきり、心身ともに疲れ果てた状態です。こうなると体温や血圧の異変がおこり、最悪命にかかわることもあります。


この第一段階である「警告反応期」から「抵抗期」の最初までが早期です。せっかくストレスという警告サインが出てるわけですから、ここに焦点を絞って対策を行うと効率が良くなります。

ストレスの原因については、この2記事を参考にして下さい。


おわかりだと思いますが、第3段階まで進んでしまうとひじょうに危険です。できるだけ第1段階の警告反応期もしくは第2段階の初期に改善させるよう、普段から対策を練っておくことをオススメします。

薬だって、重症化すると効き具合が下がるものが多いです。でも、同じ薬なのに初期段階で使うと、あっという間に病気が治ったりしませんか?それと同じ要領だとお考え下さい。

終わりに

さてさて、次の記事では過去にアメリカで行われた壮大な実験結果についてお話します。

実は、この内容がものすごく重要なことなんですよ。

この実験結果を知ると、あなたの人生が変わるくらいの衝撃があります。大げさでもなんでもありません。事実ですから。お楽しみに。

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