ロロピアーナの生地で仕立てる最高の1着
ブログをご覧の皆様、こんにちは。
stile lavitaの関谷です。
少しずつ、長袖の方をチラホラ見かけるようになってきましたね。
秋はすぐそこまで来てます。
僕は先ほどennoyのロンT応募しました。当たります様に!!
1.イタリアの生地といえば????
さていきなりですが、イタリアの生地と言えばどこの生地メーカーを思い浮かべますか?
オーダースーツのお店も増えて、以前に比べると生地にとても詳しいお客様もたまにいらっしゃって逆に教えて頂く事もあります。
イタリアの生地ですが、やはり認知度の面でいうと
ロロピアーナ、E.ゼニア カノニコこの辺りのブランドは日本でとても認知度も高く人気な生地メーカーですね。(他にも良い生地メーカーは沢山ありますが、今回は一旦3社だけピックアップしてます)
それぞれに良さや特徴があり、なんならそれぞれにファンがいるので、お客様の仕事柄や好みを反映させてご提案しております。今回はスーツ好きなら知らない方はいないくらい有名なイタリアの雄、ロロピアーナのスーツをご紹介致します。
2.ロロピアーナとの出会い
僕が初めてロロピアーナに触れたのは、この業界に入った20代の時。その時の店長が大のロロピアーナラヴァーだったので、色々教えてもらいました。その店舗の店頭サンプルは、店長の好みが結構反映されやすく、生地の状態から実際の仕上がりまでたくさん見て触れることができました。20歳であの経験ができたことは、今思うととても良い経験でした。
その当時、ワコマリアというブランドが好きで私服で良く着ていてそこのブランドがロロピアーナの生地を使ったセットアップなどを出されていてなんとなくブランドは知ってましたが、実際に触れてからその良さを実感しました。
3.実際に触れてみた感想
この仕事をしていく上で自分なりのポリシーがあります。それは実際に自分自身で色々な生地メーカーの生地で作ってみる事です。もちろんまだ全ての生地メーカーの物は作れてないので、そのくらいの心待ちという事ですね。生地だけみて綺麗な物であっても、仕上がると少しイメージが違ったりするリスクがあるのがオーダースーツという業態です。目の前にない物を販売させて頂くので、いかにその仕上がり感、着心地、経年劣化度などしっかり伝えれるかがとても重要で、自分自身がイメージだけで語るには限界があるかなと思い、実際に作りまくってましたし今も変わらず作ってます。
前置きが長くなりましたが、実際に僕がロロピアーナを見て触れて、着てみた感想は抜群の柔らかさと肌触り、このブランドにしか出せない色味がなんと言ってもこのブランドの魅力だと思います。
光沢感はシリーズにもよって違いますが、なんというか濡れ感のある光沢感で、いやらし過ぎず、かといって地味じゃない、正に絶妙なんです。
ここのスーツを着られる方が総じておっしゃられるのは、着ていて軽いという事です。生地に柔らかさがあるので身体に対して面で沿ってくれるので、軽く感じるのです。
色味も、特に原毛の色味に近いブラウンやベージュ、グレー系はザロロピアーナという様な上品な色味です。淡い系の色味は、物によっては妙に安っぽく見えたりしてとても難しいのですが、ロロピアーナ社の生地はどの生地を見ても一切その感がありません。同じものがないのでまさに唯一無二なんです。
4.仕上がりイメージ
今回そんな魅力的なロロピアーナの生地でスーツをご注文頂きましたのでご紹介させて頂きます。
生地はオーストラリススーパー150のシリーズからダークネイビーをご注文頂きました。
あまり優越をつけるのは好きではないですが、個人的にスーツスタイルのこだわりトップですね。
このオーストラリスシリーズを気に入って頂き今回で3,4着目お仕立ていただきました。
スーツやシャツの色味は徹底して無駄を省きながらも、時計や靴など小物には一級品でそこまで派手さがないものをチョイスされています。
ただスーツを着ることではなくライフスタイルや生き方、パーソナリティーを表現されていて、僕がこのお店で表現したいことを体現されています。
5.まとめ
いかがでしたでしょうか?
やはりスーツだけではなく、全てにおいて自分軸がある方は、とても魅力的ですし、参考になるところがたくさんあります。
ロロピアーナの生地は、そんな方達も魅了する最高の生地ですのでご興味あれば是非店頭で生地の濡れ感を感じてみてください!
御拝読いただきありがとうございました!!!
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