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水について考えよう 〜日用品の危険性〜

今回は、私たちが生活する中で必要な日用品に関して書かせていただきます。

洗濯用洗剤や柔軟剤、台所洗剤、歯磨き粉、化粧水、シャンプーなどは、日常の必須アイテムになってきました。

果たして市販で売られているこういった商品は、「本当に環境に良いのか」個人的な見解を書かせていただきます。

結論、私達夫婦は、危険性を理解した上でスーパーやドラッグストアで売られている商品を現在は購入していません。

私が家で実際に取り組んでみての感想もお伝えできればと思いますので、ご一読いただけたら幸いです。

界面活性剤

皆さんは、そもそもなぜ汚れたものが綺麗になるのか知っていますか?

水と油が、混ざることがないのは知っている方も多いと思います。

それは、水と油の間に「界面張力」という力が働いているからです。

この界面張力の力を大幅に弱めるのが、「界面活性剤」です。

水だけで落ちない油汚れも、石鹸を使うと綺麗になるのは、界面活性剤のおかげということです。

界面活性剤自体は、非常にありがたい物なのですが、天然油脂で作られた石鹸以外の「合成界面活性剤」は、人体や環境に悪影響を及ぼします。

合成界面活性剤は、石油を使い人間の手によって作られた化学物質です。

実は、国も有害だと認めています。

また、現在では「有害ではない」とされている化学物質も、急に「実は有害だった」なんてことは歴史を見ればよくあることです。

合成界面活性剤が使われているかどうかは、洗剤などの成分表示を見ていただけたらわかります。

家で使っている洗剤・柔軟剤・歯磨き粉・化粧品などを確認してみてください。

「無添加」と大きく記載されていても、合成界面活性剤が入っていることが多いので注意してくださいね。

合成界面活性剤がもたらす危険性

調べていただいたらわかりますが、合成界面活性剤にも色々な種類があります。

その中には、「味覚障害」「水生生物への毒性」「細胞に異常」「ホルモン作用の撹乱」「生殖機能障害」などを引き起こすものが、現在でもなお存在しています。

また、ハンドソープと使用していた物の中に、胎児や幼児などに作用し、自閉症を誘発するものも過去にはありました。

過去と言っても、販売中止に至ったのは8年前のことです。

現在の合成界面活性剤の中にも、子供への影響が大きいものも存在する可能性があります。

恐ろしいことですよね。

実際に、皆さんが普段感じていることもあるのではないでしょうか?

「台所洗剤で手が荒れた」「化粧水があわなくて肌が荒れる」「歯磨きした後に何か食べると変わった味がする」など、、、

これらは、化学物質により体に異常が起きている証拠です。

(化学物質には、合成界面活性剤の他に、香料、防腐剤などの添加物も含まれます)

台所洗剤で手が荒れた原因が界面活性剤なのに、同じ成分が入っているシャンプーで髪を洗っている、なんてことも普通にあります。

また、化学物質は「食べなければ大丈夫」という訳ではありません。

肌に触れる、匂いを嗅ぐなど、体のあらゆるところから侵入してしまいます。

また、化学物質は一度侵入すると体に蓄積していくことも覚えておいてください。

実際に化学物質以外を使用してみての感想

私達は、この事実を知り、「脱化学物質」を目指しています。

実際に使用してみて感じたことを箇条書きで書かせていただきます。

・化粧水を市販のものではなく手作りにすることで、肌の調子が格段に良くなった

・台所洗剤を天然の石鹸に変えたことで、手が荒れなくなった

・シャンプーを変えたことで、頭が痒くなることがなくなった

・市販の洗剤の臭いがきつく感じるようになった → 嗅覚が良くなった

・化学物質に敏感になった

・必要な分だけ作れるので、無駄に買いすぎることや賞味期限が切れることがなくなった

・長く使用できるので、お財布にやさしくなった

など、当初は不便に感じることが多いと感じていましたが、メリットが非常に多く嬉しく感じています。

大体の物は作ることができ、実際に作ってみるのも楽しくできています。

そして、体にも環境にも良いのですから良いことづくしです。

具体的にどのように作っているのか、選んでいるのかについては、次回の記事で書きたいと考えています。

読んで下さりありがとうございました。来週も読んで下さると嬉しいです。





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