輝く夜の至福、チョコレートのクリスマスメロディー
Gutsヒロです。星がきらめく冬の夜、甘い香りが漂うキッチンで今回は特別な瞬間を作り上げました。クリスマスの魔法が詰まった、極上のガトーショコラをお届けします。
まず、ご報告があります。コングラボードで選ばれました。皆様の応援のおかげです。ありがとうございました。これからも頑張りますので、今後ともよろしくお願いいたします。
今回、紹介するガトーショコラは、私の過去のnote「Gutsヒロのスイーツ・ストーリー「敗者復活戦:新たなスタートラインへ篇」」で語った、同僚のモーちゃんが作ったガトーショコラをアレンジしたものです。今回はレシピをGutsヒロ流にアレンジしてガトーショコラを紹介させていただきます。
ではガトーショコラのレシピを紹介します。
18cm型です。
チョコレート:90g(ビターかスイートチョコレートでお願いします)
マーガリン:70g
ホイップクリーム:60g
卵黄:70g
グラニュー糖:70g
薄力粉:20g
ココアパウダー:70g
卵白:約120g
グラニュー糖:70g
まず、型の準備からしましょう。クッキングペーパー2枚を丸く切り取り、底に入れます。型のサイドにバターを塗って、ベーキングシートを貼り付けましょう。
余談ですが、お菓子作りした方は経験したことがあるでしょう。チーズケーキやガトーショコラを焼くと縮んで「腰折れ」しませんか?ベーキングシートで焼いて貼り付けて冷ますと、腰折れが防止されますのでおすすめです。
では調理に参ります。
チョコレートとマーガリンをボウルに入れて、湯煎で溶かしましょう。お湯は沸騰させて大丈夫です。沸騰したら火を止めましょう。
溶かしている間に、ホイップクリームをレンジで沸かして、チョコレートの中に入れます。ここで、熱いホイップクリームを入れれば綺麗に溶けると思います。
別ボウルで、卵黄とグラニュー糖70gを泡立て器で白っぽくなるまで泡だてます。
ここでポイントです。別ボウルに入れた卵白は冷凍庫に入れて半冷凍させておきましょう、良いメレンゲができます。
では、チョコレートボウルのチョコを卵黄の中に入れて混ぜます。
次にふるいながら薄力粉とココアパウダーを入れます。
粉類を入れると混ぜづらくなりますがしっかり混ぜておきましょう。
混ぜたら、まだ熱い湯煎に入れて保温して柔らかいのを維持させます。
さぁ、ここまで準備したら先ほどのポイントで伝えた卵白が半冷凍されています。冷たいメレンゲはキメが細かく強いメレンゲができます。
Gutsヒロのメレンゲの作り方ですが、このガトーショコラではグラニュー糖70gを泡立てる前に全量入れてから混ぜます。当然、泡立ちは悪くトロトロします。
しかし、辛抱強く泡だて続けると最終的には、グラニュー糖を分けて入れるぐらいメレンゲは泡立ちます。
ここでは、しっとり柔らかいメレンゲながらもきめ細かいメレンゲを目指します。なぜなら気泡が固い泡だらけのメレンゲだと、固いチョコレート生地に混ぜた際に泡はほとんど潰れてしまいます。しかし、しっとり柔らかいメレンゲだと、固いチョコレート生地に馴染みやすいのです。色々経験する中で私が1番いいガトーショコラを作るにあたり、たどりついた作り方です。
メレンゲが綺麗に仕上がりましたか?ここからは、チョコレート生地が温かいうちにメレンゲを手際よく混ぜます。
まず2すくいぐらいの少量のメレンゲをチョコレート生地に入れます。そしてしっかり混ぜましょう。ここのメレンゲは潰して大丈夫です。
チョコレート生地をメレンゲの中に入れて、ゴムベラで手際よく混ぜましょう。チョコレート生地が柔らかければ混ぜやすいと思います。
用意した型に流して、予熱したオーブンで170℃50分焼きます。
昔、お菓子の話をした時に「ひび割れするガトーショコラは美味しい」という会話をしました。それは、チョコレートの味わいが濃厚な証拠だからです。
焼けたら、火傷しないように蒸気抜きしましょう。5cmぐらいの高さから台に落としましょう。2〜3回します。
では、改めてですが、火傷しないように型から外して、網に乗せましょう。オーブンシートはつけたままです。上面にはクッキングシートを被せて乾燥しないようにしましょう。
冷める間、ちょっとしたチョコ細工を作ります。チョコレートはレンジで溶かすだけでいいです。テンパリングはしなくて大丈夫です。
OPPシート(なければクッキングペーパー)を使います。そこにスプーンでチョコレートを少し垂らします。スプーンの裏を綺麗にして、垂らしたチョコレートを上から押します。するとチョコレートが広がり、円になったチョコレートができます。スプーンの先を少し立てて線を作ります。出来上がったチョコレートが下記の写真です。
チョコ細工2つ目。コポーを作ります。簡単な方法を教えますね。
下記の写真のように、チョコ板をキッチンペーパーで持ち(手の温度で溶けるため)、ペティナイフの背中をチョコレートの真っ直ぐのところに上から下におろして削ります。するとクルクルしたチョコレートが量産できます。
コツ掴むまで時間かかりますが、1回成功すれば、あなたの技術になるでしょう。
チョコレートクリームを作ります。
レシピです。
ホイップクリーム:200ml
チョコレート:100g(ビターかスイートでお願いします。)
ホイップクリーム:45ml
チョコレートとホイップクリーム45mlはレンジで溶かします。その後約60℃にします。
ホイップクリーム200mlはモッタリしつつも線が消えるぐらいの泡だてがベストです。
あとは、チョコレートをバッと入れて、ささっとホイップクリームを混ぜましょう、手際よくやるのがポイントです。
あとは、その日の気温と混ぜ具合により、クリームはどんどん固くなります。
絞りやすい7〜8分立てにしましょう。
デコレーションに参ります。あまり考えないで思うがままにやっていきます!
ガトーショコラの真ん中だけクリームを塗ります。
次に、1.5cm丸口金と星口金で絞っていきます。
丸口金は中心に向かって絞り、2周します。
星口金は6等分間隔で、丸口金のクリームの上に絞ります。
次に、コポーを真ん中に入れて、しずくのチョコを刺して、オレンジピール、ピスタチオを飾って完成です!
出来上がったのがこちら!
おまけにもう1枚
では実食しましょう!
まず見た目が楽しくて美味しいのがよく伝わります。チョコレートクリームは、ムースのようになってて濃厚な味わいです。ガトーショコラは、チョコレートとココアが濃厚でチョコレート好きにはたまらない味わいです。濃厚でありながらも、柔らかい仕上がりでとても食べやすい食感です。チョコレートクリームもガトーショコラも美味しい、特別な日にぴったりな極上のケーキでした!
あとがき
クリスマスの喜びを、ひとくちに閉じ込めたこのガトーショコラ。温かなひと時と共に、心に残る美味しさでみなさまのクリスマスを彩ります。お楽しみいただけたら幸いです。
Gutsヒロ