「パズルで子育て」の12年を振り返る
大晦日は毎年、何かしら掃除をして過ごしています。
今年は、来年中学生になる息子の、幼少期から積み上がった色々なものを整理しながら一日が終わりました。
手に取るだけで蘇る色々な思い出。
なかなか掃除が進みません💦
あっという間で濃密な12年だったなぁと、感慨深いものがあります。
そんな彼が手にした多くのオモチャは、パズル。
その歴史と想いを振り返ってみます。
1歳のパズル(木の積み木)
最初のパズルは、誕生のお祝いでもらった積み木。
国産天然木で、口に入れても安心なおもちゃ。
こういうプレゼント嬉しいですよね。
使い始めは1歳くらいからかな。
手先を使うことってとっても大切。
生まれてから間もないなか、天然の木に手を触れて五感を養うことってとっても大切だと思うんです。
よだれでベタベタになっても、拭けば大丈夫だし。
最初は、とにかく、積む、積む、積む・・・崩れる。
また、積む、積む、積む・・・
楽しみながら、向上心を芽生えさせる、とっても大切な時間。
2歳のパズル(ピックアップパズル)
神奈川で生まれた彼は、たまプラーザ駅に入っているボーネルンドが遊び場に。
指先を使って、同じ形にはめる。パズルの第一歩。
形や色を認識して、指先だけで回転させながら合わせていく。
できたときがとっても嬉しそうだった。
3歳のパズル(プラレール)
もちろんプラレールは登竜門。
僕も小さなころからずっと遊んでいたんです。ほんと、よく遊んだ。
プラレールのいいところは、本当にたくさんあるんです。
創造のスキル開発としては、とてつもなくすごい。
プログラミングの基本にもなる。
プラレールは、僕のいまをつくる、礎のひとつです。
だから、絶対に男の子が生まれたら、何歳から遊べるかと楽しみにしていたんですよね。
ちなみにプラレールアドバンスまで、いまも子どもの部屋には飾られています。
4歳のパズル(ダイヤブロック)
レゴじゃないよ、カワダという国産のダイヤブロック。
僕の幼少期は、プラレールと同じくらいこれで遊んで育った。
プラレースの線路のベースにもなっていた。トンネルにもなったし、ホームにもなった。
ダイヤブロックのいいところは、まずサイズが大きめで、小さなこどもでも遊びやすい。そして、ほとんどが完成形で売られていないので、自由な創造を0からできるところが良い。
いま、ビジネスで0から1を生み出す話が多いけれど、絶対にダイヤブロックがオススメ。
今の僕の思考回路のベースは、ダイヤブロックで作られたといっても過言ではないと確信しているので、これも子どもに遊んでほしかった。
5歳のパズル(日本地図パズル)
小学校1年生に上がる前の春休み。
子どもと二人で青春18切符で1週間の旅をした。
日本を縦断していく旅とともに、日本地図パズルを買ってみた。
5歳ではちょっと早いかもしれないけれど、まあ、早い遅いは大人が勝手に決めること。
活用されるのはちょっと後かもしれないけれど、こういうものなんだとわからないながらに触ることが、とっても大切。
6歳のパズル(くみくみスロープ)
好きなテレビは、いつもピタゴラスイッチ。
やっぱり自分で作りたくなるよね。
サンタさんからもらったピタゴラスイッチに大興奮。
12歳になっても遊んでいます。
7歳のパズル(プレイ・スティックス)
買ったのは少し前だったんだけれど、ハマったのが7歳くらいの頃。
だんだんパズルが高度になっていく。
ボーネルンドは、ワンダーランド。
8歳のパズル(レゴブロック)
そして、ようやくレゴブロック。
名古屋に戻ってきてからレゴランドが開業し、行くようになってからようやくレゴがわが家に。
レゴは完成形のものが多く、一種のプラモデルのようなもの。
パーツが1つでもなくなれば、なんだか不完全なもののように感じてしまい、また別のものと組み合わせて全く違うものを作るには難しい面も。
それがわかっていたので、レゴから始めず、ダイヤブロックにしたんですよね。(あえて距離を離していた)
とはいっても、レゴを見てしまったら仕方ない。
そんなわけで、巨大なスペースシャトルセットがわが家にやってきました。
9歳のパズル(ころがスイッチ)
ピタゴラスイッチ熱はずっと続き、もうテレビは見ないにせよ、ビー玉さえあれば、ずっとピタゴラをしています。
そんなわけで、サンタさんがころがスイッチを持ってきてくれました。
そして、そこにお小遣いで自分でも買い足していました。
10歳のパズル(レゴエデュケーション)
プログラミングの手始めに、ブロック好きの子には、やっぱりレゴエデュケーションでしょ、と。
iPadとモーターがBluetoothで繫がり、プログラミングに合わせて動作するという優れもの。
最近では、無限ループをピタゴラ装置を作ったようです。
本人がYouTubeチャンネルで動画を公開して解説しているので見てあげてください。(チャンネル登録やいいね!してもらえると、喜びます😂)
11歳のパズル(ルービックキューブ)
ルービックキューブも、僕が小さいころにハマっていたもの。
わが家には昔から何となく用意していたものの、あまり興味を示さなかったのですが、小学5年生くらいになって、突如やりはじめました。
最近では、全面揃えるのに、1分かかりません。😂
12歳のパズル(日本地図パズル)
そして12歳のクリスマス。
ハンズで釘付けになったこのRobotimeの木製パズル。
一緒に見ていたのですが、僕も釘付けになってしまいました。
全部木でできていて、接着剤も使わず300個のパーツを組み合わせるだけ。
で、最後に動かして鉄球をピタゴラ装置のように遊べる。
サンタさんが持ってきてくれて、翌日とあと1日で、本人がほとんど組み上げました。
私は最初のパーツの切り離しと、チカラが必要な時のみ。
インスタのストーリーズでその様子を。
パズルで育ったわが子のこれから
パズルといっても、いろいろな視点があって、一種の混乱状態をどうやって紐解いていくかというトレーニングだと思います。
一般的には知育玩具という部類ですね
いろいろな視点のパズルがありますが、とにかく12年間パズルをするのが好きになったようです。
自分も、パズルで始まったような人生だったので、絶対にそこから始めたかったのでしたが、12年間もやってまだまだ楽しんでいるようです。
親は、環境を用意することしかできない。
選ぶのは本人なので。
創造性や開拓といったスキルが必要になる世の中で、これがどのように役立てるかはわかりません。
でもx少なくとも、仮説や探求、イメージづくり、段取りなど、これからを生きぬいて行くチカラ(アントレプレナーシップ)になると信じています。
いや〜、楽しかった!
また新しい一歩が始まる、そんなことを感じながらの一年の終わりの日でした。