かんたんすぎる詰将棋14
きょうも見てくださって、ありがとうございます。
さあ、きょうも たのしく ふかく しんけんに考えましょう。
いっしょうけんめい かんがえることが、だいじですよ。
さあ、きょうの問題は、下の図です。
さあ、どうでしょうか?
かんたん なので、さあ、考えてみてください。
できましたか?
えっ、1一桂成りですか?
それだと、相手はどうしますか?
詰みですか?
いいえ、詰んでいませんよ。
だけど、3一にも逃げれないし、1一の成桂(なりけい・桂馬が成った駒)もとれないから詰み???
いいえ、詰みではありません。
あなたが勝ちたいように相手も勝ちたいのです。
あなたがすばらしいように、あいてもすばらしい。
あなたも、あいても、自分にとって いい手を指しますよ。
相手は、あなたを勝たせるために、指してくれません。
相手にとっての いい手は、相手側から見たら気づくことが多いです。
相手側の視点を獲得することが、将棋を上達するには、とてもたいせつです。
この『相手側の視点を獲得する』『相手側の視点に気づく』ということは、いじめをなくすためにも、役立つのではないかと私は思っています。
さて、相手にとっていい手は?
どうですか?
相手から見ると?
そうです、相手は2二玉と動きます。
2二の角をとってくるのです。
じゃあ、どうすればいいのでしょうか?
考えてくださいね。
できましたか?
いっしょうけんめい ある程度の時間を考えて、いっぱい考えたと思ったら、わからなくても、正解を見てもいいですよ。
いっしょうけんめい 考えた後に、正解を聴いて、なぜその答えになるかを考えてみましょう。
それで、「あっ、そうか」「そういうことか」と気づけたら、強くなっていますよ。
ということで、
正解を発表します。
正解は、
1一角成りの1手詰
です。
これで、詰んでいます。
この詰みをよく味わってみてくださいね。
きょうは、このへんでおしまい。
じゃあ、またね。
いつも笑顔のふふふのふーちゃんは、いつもあなたを応援しています!