ササモト

ただのはたらくオタクです。二次創作を含めたオタク活動のことや、それ以外の生活のことなど。

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最近の記事

おでんの季節がやって来た

ここ数日でいっきに秋めいてきた……を通り越してすでにちょっと肌寒いぐらいなので、思い立っておでんを仕込んだ。おでんと言っても単身生活者のそれなので大したものではなく、冷蔵庫のあり合わせを出汁で煮込んだだけの、鍋ともおでんとも言えないような何でもありの代物である。 おでん種はちくわと厚揚げ、大根の代わりの蕪と、ジャガイモの代わりのサツマイモ、そろそろ使い切りたかったきのこ、それから練り物1種では出汁が物足りないので急きょ冷凍庫から引っ張り出してきた鶏の手羽中と、野菜を摂取したく

    • Affinity Designerで同人誌の表紙を作る

      Affinity Designerで同人誌の表紙を作ろうと思って調べてみたところ、なかなかコレ!というオタク向けの記事が見つからなかったので、備忘録も兼ねて記事にしました。 前段がそこそこ長いため、「実際どうやって入稿用ファイルを作ってるんじゃ!」という方は「Affinity Designerで同人誌の表紙を作る」から先だけ読んでください。 ちなみに結論から先に言うと、表紙を自作したいタイプの字書きオタクにとってAffinity Designerはめちゃくちゃ「あり」なソフト

      • オーダーメイド推し概念香水を作った話

        作っちまったんだよ、俺の思う推し香水ってヤツをさ…… ちょうどずっと愛用していた香りが1本無くなり、同じものを買い直そうか迷っていたところでもあったため、ならばいっそと須郷さんのイメージを踏まえた自分用普段使い香水をオーダーメイドしてきました。  そう、俺の思う俺が使えるキャラ香水を作ったぞという話です。 須郷徹平キャラ香水に思うこと さて須郷さんには、というか須郷さんにも、公式から発売されたキャラクターイメージの香水は既にあるわけです。  あるわけですが、あれ(特に女性

        • 事務型字書き、アンソロジーの主催をする

          この記事からはや2年半、その間もコンスタントに同人誌を作ったりなんだりしてきたのですが、このたび推しキャラがシリーズ最新作の映画(※)にてそれはもう見事な活躍を披露してくれたため、居ても立っても待ってもいられずアンソロジーを企画発行しました。 ※シリーズ最新作の映画こと『PSYCHO-PASS PROVIDENCE』は現在Netflix, U-NEXT, FOD, Hulu, アマプラその他各種配信サイトで絶賛配信中です。 というわけで以下は言わずもがな二次創作同人誌の話

          誰にでも秘密がある

          「外しちゃってもいいですか」 と看護師さんに言われた時は、さすがに意味がわからずぎょっとした。何しろ私達のすぐ横にいるのは、今まさに三途の川へ一歩踏み出しちゃいそうな、酸素マスクをつけた昏睡状態の人間である。 いったい何を外すというのか。 いやまさか、そんな。 「あの、外すって何をでしょうか……?」 混乱しつつ、おそるおそる問い返した。私よりも少しだけ歳上だろうそのナースは再び言った。 「入れ歯、詰まると危ないから外してもいいですか?」 「え……?」と私達。 「あ……」とそ

          誰にでも秘密がある

          新しい猫

          先代の猫を見送ってから1年ほど過ぎた昨年の年の瀬に、新しく1頭のサビ猫を迎えた。子猫ではなく、その時点で1歳を超えていた成猫だ。 それから4ヶ月ほど経って、残念ながら未だ彼女はケージの中から出てこないけれど、それ以外は概ね順調で、手を伸ばせばぺろりと舌で舐めてくれるし、撫でやすいように頭を寄せてくれたりもする。時々、洗濯機の下に潜り込んで引きこもり癖を悪化させるけれど(何なら今も洗濯機の下にいるけれど)。 ただどうしても、部屋の中を自由に歩き回るのが怖いらしい。生後半年で保護

          父のこと

          Twitter(X)で「2000年と2019年における娘からの男親に対する好悪の違い」について言及した記事を見かけ、まさに2000年頃に思春期で、そして当時は少数派にあたるらしい父親っ子だった元娘としてふと考えたのだけど、思えば亡父についてはほとんどそういった言動や思想が見られなかったなと思い至った。かつては大人のボキャ天をごくごく普通に観ていたような人なのに。 少なくとも、娘の目からはそうした面は見えなかった。 むしろそういった意味で粘っこい不快感を覚えたのは、女親(母や祖

          『最強の1冊』を作りたくてデザイン&校正サービスをお願いした話

          ああ、自分の作った話を読んだ上で(←ここ重要!)イイ感じのエモい表紙を作ってもらえたら……。 同人誌を作ったことのある方、特に一次二次問わず小説を書く方なら、おそらく誰もが一度は夢見たことがあるのではないかと思います。この台詞・このタイトルの意味、このストーリー構成の意図をがっっつり踏まえたエモい表紙、誰かに作ってもらってみてえなぁ~~~~~と。 ……いやありますよね字書きの皆さん。あるはずだ。少なくとも私はめちゃめちゃある。寝る間も惜しんで魂込めて編み出した己の妄想をデザ

          『最強の1冊』を作りたくてデザイン&校正サービスをお願いした話