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白杖の白状(こくはく)

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水疱性角膜症、角膜の細胞が急激に減少し、視覚がなくなる病気です。独立して、さあこれからという時に、弱っちまったな!こうなったら、持ち前の能天気さで、克服するか!まあ、なんとかなる…
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#白杖の白状

今年大切にしたいことば。「すみなすものは心なりけり」

「おもしろくもなき世を、おもしろく」 言わずと知れた、高杉晋作の言葉。 年の瀬に一年のふ…

あなたを感じる花のある空間が好き!

妻には花を飾る習慣がある。彼女は色のついた花を好まないので、基本淡い白か、ほんのりグリー…

盲導犬ウイルキン君が結構ツンデレだった理由

 我が家に盲導犬のウイルキン君が遊びにやってきたのは今年の6月初旬。  ラブラドールレド…

60代、おとなの余裕で目の前の事実に関心を持つ!

 弱視の僕は、“信号は青ですよ!”この一言があれば安心して前に進むことができます。 もち…

身体障害者手帳は前向きに生きるパスポート

自分が身体障害者であることを認めたくはない! 本来なら、身体障害者認定を受け、障害者手帳…

村田兆治氏の身に起こったことと、日本の未来

 まさかり投法の寡黙な紳士、村田兆治氏が空港保安職員に対する暴行容疑で逮捕の報道があった…

失効した免許は3年以内なら復活できるのをご存知ですか

白杖の白状(こくはく) 免許が失効しました  先日誕生日を迎えました。  弱視で、身障者手帳を持つ僕は、もちろん車の運転はしませんし、できません。だから当然ペーパードライバーです。  もう、10年以上運転はしていませんが、5年前はまだ矯正視力はかなりおまけしてもらい0.7以上ありましたので更新はできたのですけどね!  ここ数年で一気に症状が進み、今は白杖なしでは怖くて外を歩けません。   しかし、僕の視力は一つだけ回復する可能性があります。それは角膜移植をして、成功

JRの乗り継ぎ介助が素晴らしかった話

白杖の白状(こくはく)超絶VIP待遇なJR身障者サポート  大阪から東京へ出張してきました。 …

白昼スマホを片手に魅惑の鶯谷(うぐいすだに)を必死の形相で歩く男

白杖の白状(こくはく)魅惑のホテル街    山手線鶯谷、関西から出張して東京環状線線JR鶯…

猫のような犬、犬のような猫

白杖の白状(こくはく)寝起きはいつも濃霧状態  弱視の僕は、全く目が見えない訳ではない。…

見えなくても白杖ついて美術館へ行く理由

白杖の白状(こくはく) 弱視ですが、美術館は割と好きです。 白杖突いて、モディリアーニ展…

あおもみじ

白杖の白状(こくはく)   ゴールデンウイークの朝、青紅葉の鑑賞でもしよかと妻に誘われて…

誰もいない朝の小さな交差点

白杖の白状(こくはく)  ルールを守る人がいることの安心感  朝の日課、毎朝6キロ歩いて…

妻以外の女性に・・・する、僕は変質者

白杖の白状(こくはく) それは、妻以外の女性でした    隣に座る女性は妻だと思い込んでいた。   ”今日は、まだトリッパ(スペインの煮込み料理)は、ないだろうなあ” とか、  ”やっぱり最初はサングリア(フルーツジュースを漬け込んだワイン)かな”  語りかけるオヤジを、「やばい奴来た!」と思ったことだろう。 ヤバいオヤジ、きた!  いつものスペインバルで食事をするため、妻と電車に乗っていした。  ウキウキなのだ!!  電車では、基本的に扉の取手を持ち、白杖