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白杖の白状(こくはく)

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水疱性角膜症、角膜の細胞が急激に減少し、視覚がなくなる病気です。独立して、さあこれからという時に、弱っちまったな!こうなったら、持ち前の能天気さで、克服するか!まあ、なんとかなる…
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記事一覧

7年前、持つことに抵抗のあった魔法の杖

今年還暦を迎えた私は白杖がなければ外を出歩けない。7年ほど前に水疱性角膜症という病気を診…

知ってましたか?人間の角膜の寿命は180年!あなたの目で22世紀を見る方法!

普段は「おふろ」に関する記事を書いている僕ですが、目に障害があるので365日24時間ゆけむり…

還暦ロービジョンライターの決意「流された場所でめっちゃ頑張る!」

「流されて、辿り着いた先でめちゃめちゃ頑張れば良い。それが自分の居場所じゃないと思ったと…

「白内障手術」その前に!知っておくべき視力喪失の危機

白杖の白状(こくはく)—明るい失明の物語 ドクターの冷静な声が耳に響いた。診察室で告げら…

知ってましたか?人生で大事にすべき年代別キーワード

10代で大事なのは友達 20代で大事なのは体力 30代で大事なのは技術 40代で大事なのは人脈 50代…

超簡単!健康寿命は決断次第で思うように伸びる!あなたに必要なたった一つのこと

健康寿命とは「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」とされている。日…

ホスピタリティーの欠如した人間と、忖度できるAIのどちらが人間力が高いのかを考える!

人間がA Iに勝るのは、ホスピタリティだと言われているが、必ずしもそうとは言えない。 ホスピタリティの精神が欠如している人が一定数いるからだ。 例えば、最近のセミセルフレジ。 目の悪い僕が、白杖を持ち、まごつきながら、お金を入れてくださいという店員さんに、コインはどこに入れたらいいですかと訊いても、“そこです”と指をさすだけの店員さんは多い。 白杖の意味がわからないのかもしれない。だけど、おそらく僕の挙動は普通ではないことはわかるはずだ。 そういった違和感を感じた時

人生の岐路に立つあなたが、「(久遠)クオンチョコレート」から学ぶこと。

コーヒーを淹れて、妻が貰ってきたチョコレートをつまみながら、noteを書いている。 今年の正…

「人の苦しみや、悲しさ」を理解できなかった、痛い自分に愕然である。

かなり本気で盲導犬との生活を考えていて、協会の方に色々お話しを伺う機会をいただいたことが…

ロービジョンライターの僕がnote上達のために意識する三人の指南役👀

noteのダッシュボードを見ると、月間view数が1万を超えていた。名だたる noteクリエイターさ…

「不適切にもほどがある」けど、自分の価値観は大切にしたいのだ!

病院の先生というのは究極の接客業だと思う。患者に寄り添い、不安を取り除く。真摯な態度で対…

これは便利!スマホの身障者機能を使えば、健常者も日常生活が楽になる話

ロービジョンなので、白杖を持って出歩きます。 白杖を持った僕が、街中でスマホを使っている…

幸せは身近なもの!妻と手をつないで街を歩こう!

結婚した間もなく29年、妻とは白昼堂々と、いつだって手をつないで歩きます。 ラブラブなので…

いま、この言葉が熱い!「時代で俺を変えてやる」には、60代の可能性を感じるのだ!

60歳からの時代を生き抜くために、心したいことばを見つけた。それは、「俺が時代を変えてやる」から「時代で俺を変えてやる」ということばである。 作家の古賀史健さんが、伊藤忠商事の岡藤正広会長のインタビュー番組を見ての感想として、自身のnoteの中で綴られていたことばである。 時代は常に、変化し、進化し、成長している。それは今も昔も変わらない。そんな中で、流れに乗るには、自分を微調整し流れに乗り続ける力が必要になる。鼻息荒く、流れをつくる力ではなく、微調整する力が断然大切だよ