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白杖の白状(こくはく)

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水疱性角膜症、角膜の細胞が急激に減少し、視覚がなくなる病気です。独立して、さあこれからという時に、弱っちまったな!こうなったら、持ち前の能天気さで、克服するか!まあ、なんとかなる…
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記事一覧

「年齢は単なる記号でしかない!60歳の新入生が叶えたい夢」

こんにちは。この文章をご覧いただき、心より感謝申し上げます。今年初めてのnote投稿となりま…

見える!視覚障がいのぼくが網膜レンズで数年ぶりに見た妻の笑顔

数年ぶりに妻の顔を見た」 数年ぶりに妻の顔をはっきりと見ることができた。やましいことがあ…

なぜ日本人は台湾のことをほとんど知らないのですか?

今年も色々なことがあり、そして学びもあった。中でもコロナ禍以降初の海外旅行で台湾を訪れた…

7年前、持つことに抵抗のあった魔法の杖

今年還暦を迎えた私は白杖がなければ外を出歩けない。7年ほど前に水疱性角膜症という病気を診…

知ってましたか?人間の角膜の寿命は180年!あなたの目で22世紀を見る方法!

普段は「おふろ」に関する記事を書いている僕ですが、目に障害があるので365日24時間ゆけむり…

還暦ロービジョンライターの決意「流された場所でめっちゃ頑張る!」

「流されて、辿り着いた先でめちゃめちゃ頑張れば良い。それが自分の居場所じゃないと思ったと…

「白内障手術」その前に!知っておくべき視力喪失の危機

白杖の白状(こくはく)—明るい失明の物語 ドクターの冷静な声が耳に響いた。診察室で告げられたのは、水疱性角膜症という名前の、なんとも厄介な目の病気だった。 角膜の細胞が減少し、視力が次第に失われるこの病気、簡単に言えば「明るい失明」へと至るものだ。今、目の前が白くぼやけているが、その白さはこれからますます濃くなる。明るくて白い世界で何も見えなくなる。心は真っ暗になる思いだ。 白内障手術の影響とその後の苦悩 なぜこんなことになったのか?振り返ると、数年前に行った白内障手

知ってましたか?人生で大事にすべき年代別キーワード

10代で大事なのは友達 20代で大事なのは体力 30代で大事なのは技術 40代で大事なのは人脈 50代…

超簡単!健康寿命は決断次第で思うように伸びる!あなたに必要なたった一つのこと

健康寿命とは「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」とされている。日…

ホスピタリティーの欠如した人間と、忖度できるAIのどちらが人間力が高いのかを考える…

人間がA Iに勝るのは、ホスピタリティだと言われているが、必ずしもそうとは言えない。 ホス…

人生の岐路に立つあなたが、「(久遠)クオンチョコレート」から学ぶこと。

コーヒーを淹れて、妻が貰ってきたチョコレートをつまみながら、noteを書いている。 今年の正…

「人の苦しみや、悲しさ」を理解できなかった、痛い自分に愕然である。

かなり本気で盲導犬との生活を考えていて、協会の方に色々お話しを伺う機会をいただいたことが…

ロービジョンライターの僕がnote上達のために意識する三人の指南役👀

noteのダッシュボードを見ると、月間view数が1万を超えていた。名だたる noteクリエイターさ…

「不適切にもほどがある」けど、自分の価値観は大切にしたいのだ!

病院の先生というのは究極の接客業だと思う。患者に寄り添い、不安を取り除く。真摯な態度で対峠する。時には患者のために厳しいことや、真実をを伝える。 この先生は、自分を救ってくれると思えば、親近感も深まる。サービス業に従事する者として、こういった存在になることを意識してきた。 担当医は工場長 高2の夏に緑内障と診断され、幾度か手術を受けながら定期的に診断に通っている。 高校は広島、大学は愛知、就職は九州からの大阪転勤で、その都度係つけの病院は変わった。大阪に住むようになっ