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白杖の白状(こくはく)

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水疱性角膜症、角膜の細胞が急激に減少し、視覚がなくなる病気です。独立して、さあこれからという時に、弱っちまったな!こうなったら、持ち前の能天気さで、克服するか!まあ、なんとかなる…
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#白杖

7年前、持つことに抵抗のあった魔法の杖

今年還暦を迎えた私は白杖がなければ外を出歩けない。7年ほど前に水疱性角膜症という病気を診…

「白内障手術」その前に!知っておくべき視力喪失の危機

白杖の白状(こくはく)—明るい失明の物語 ドクターの冷静な声が耳に響いた。診察室で告げら…

ホスピタリティーの欠如した人間と、忖度できるAIのどちらが人間力が高いのかを考える…

人間がA Iに勝るのは、ホスピタリティだと言われているが、必ずしもそうとは言えない。 ホス…

「人の苦しみや、悲しさ」を理解できなかった、痛い自分に愕然である。

かなり本気で盲導犬との生活を考えていて、協会の方に色々お話しを伺う機会をいただいたことが…

これは便利!スマホの身障者機能を使えば、健常者も日常生活が楽になる話

ロービジョンなので、白杖を持って出歩きます。 白杖を持った僕が、街中でスマホを使っている…

幸せは身近なもの!妻と手をつないで街を歩こう!

結婚した間もなく29年、妻とは白昼堂々と、いつだって手をつないで歩きます。 ラブラブなので…

あなたを感じる花のある空間が好き!

妻には花を飾る習慣がある。彼女は色のついた花を好まないので、基本淡い白か、ほんのりグリーンがかった色の組み合わせのものが多い。 弱視になった僕は、花の存在をはっきり見ることはできなくなった。彼女の好む淡い色はなおさらなので、食卓に飾ってある花瓶に気づかず、落としてしまうこともある。 それでも、花のある雰囲気は好きだ。そこに妻の存在を感じるからかもしれない。花を飾るときに不機嫌な人はいない、鼻歌を奏でながら花を飾る、そんなごきげんな彼女の空気を花はもたらしてくれる。 店舗

「無理をしないで!」デフォルトの自分でつきあえる人、つきあえない人。

今年の暮れは忘年会の参加予定は一件もない。 コロナ禍で宴会や飲み会がなかった時期を同じく…

盲導犬ウイルキン君が結構ツンデレだった理由

 我が家に盲導犬のウイルキン君が遊びにやってきたのは今年の6月初旬。  ラブラドールレド…

60代、おとなの余裕で目の前の事実に関心を持つ!

 弱視の僕は、“信号は青ですよ!”この一言があれば安心して前に進むことができます。 もち…

あると便利なiPad

 普段はMac、持ち歩きはiPhone、iPadって必要?何に使うの?って思ってました。  だけど、…

村上春樹もいいけれど(ノーベル文学賞を楽しむ)

 今日は、2022年のノーベル文学賞の発表の日です。毎年のように、村上春樹氏の受賞なるか?と…

運転免許の更新をしなかった理由

 よく考えれば、必要のないものは必要ない   誕生日から1ヶ月が経過して、運転免許の更新に…

オリックス逆転優勝に叱咤された気分

 えっ!パリーグってそんなことになっていたの!!  朝起きて、ネットのラジオニュースでオリックスの逆転優勝の報を聴いて驚くと同時になんだか叱咤される思いを感じました。 近所のおっさんがやってのけた感じ  プロ野球に関心がある訳ではないし、関西在住ですが、オリックスに贔屓の気持ちは1ミリもない。   最終戦で首位のソフトバンクがロッテに敗れ、オリックっスが楽天に勝つと、今季1度もマジックの点灯がなかったオリックスが同率首位となって、今季の優勝を決める。  こんなスリリ