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男の一人旅シリーズ

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国内、海外含めた旅の日記集
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藤井風 the piano U.S. Tour at the Apollo’s Historic Theater ライブレポ(6月2日)

藤井風 the piano U.S. Tour at the Apollo’s Historic Theater ライブレポ(6月2日)

藤井風さんから考える興味の発生論について

僕が藤井風さんの存在を知ったのは、何年か前に関ジャムでこのアーティストがすごいみたいなコーナーで紹介されていたのを見たのがきっかけだったと思う。

その時は、記憶が正しければ「罪の香り」が紹介されていたと思うが、すごい良い曲だなと感じたのを覚えている。

そこからの人気の火の点き様はご存知の通りで、出す曲出す曲ヒットの連続。ただ、僕は藤井風さんの音楽をよ

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男の一人旅 高雄・台南・屏東🇹🇼番外編

男の一人旅 高雄・台南・屏東🇹🇼番外編

1805文字

台湾最終日は日本へ帰るだけなので、大きなトピックはないのだが、最後に番外編としてこの台湾シリーズを締めたいと思う。

朝食:興隆居(Xing Long Ju)最終日の朝食は、やはり興隆居の湯包が食べたいと心から思った。

いつものようにラジオ体操する地元の人々が集まる公園を抜け、興隆居に到着すると、いつにも増して大行列になっていた。よくよく考えると、この日は土曜日だった。

前日の

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男の一人旅 高雄・台南・屏東🇹🇼編④

男の一人旅 高雄・台南・屏東🇹🇼編④

5719文字

台湾4日目は、高雄に隣接する屏東県の屏東駅周辺を訪れた。

朝食:興隆居(Xing Long Ju)まずは朝食であるが、2日目と同様に興隆居に行くことにした。2日目には名物の湯包しか買わなかったので、今度は別のものを食べてみることにした。

割包は、豚の角煮や高菜の漬物などを白い蒸しパンのような「包(バオ)」に挟んだ食べ物。2日目に食べた湯包とはまた違ったもっちり食感があり、甘辛く

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男の一人旅 高雄・台南・屏東🇹🇼編③

男の一人旅 高雄・台南・屏東🇹🇼編③

6534文字

台湾3日目は、高雄から少し足を伸ばして台南へ行ってみることにした。

朝食:果貿來來豆漿まずは朝食である。台南に移動するのに少し時間がかかるので、朝食は高雄で取ることにした。

前日に行った興隆居のすぐ近くに、同じく朝食で人気の果貿來來豆漿という店があり、この日はここにすることにした。

このお店も毎日行列が出来ており、地元の人に愛されているのが分かる。

これといった名物が分から

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男の一人旅 高雄・台南・屏東🇹🇼編②

男の一人旅 高雄・台南・屏東🇹🇼編②

5423文字

2日目も高雄の観光名所を周ることにした。

朝食:興隆居(Xing Long Ju)まずは朝食の確保である。僕にとって朝食から美味しいものにありつけるかは、旅の最重要課題である。

ホテルからほど近いところに興隆居という「湯包」で有名なお店があったので、初日はここに行くことにした。

まず列に並ぶ前に、その列の先に何があるのか、周りの客はどうしているのかを観察した。

観察している

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男の一人旅 高雄・台南・屏東🇹🇼編①

男の一人旅 高雄・台南・屏東🇹🇼編①

4693文字

ひょんな思いつきから、11月5日〜9日の4泊5日で台湾南部の都市、高雄・台南・屏東へ一人旅してきた。

旅先を台湾にした理由は、比較的安く、そして短時間で行けるからである。

ただし、冒頭で「ひょんな」とは綴ったが、どうも日々の生活の行き詰まり感を脱却したかったという気もしている。

久々に何か書こうとしているからか、台湾に行ったことによる目に見えない心の変化のせいなのか、全然上手

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男の一人旅 島根・出雲🇯🇵編

男の一人旅 島根・出雲🇯🇵編

朝食:宿の弁当朝食は、事前の段階で近辺に食べれそうなところがないと予想したので、宿の朝食を利用することにした。

1階に降りると、受付でおっちゃんがスタンバイしており、ご飯と味噌汁を装ってくれた。ご飯と味噌汁はおかわり自由だった。

たいていビジネスホテルに泊まると、朝食が美味しいことは稀なので、全く期待していなかったのだが、おかずの種類も豊富で結構美味しかった。

それを物語るように、僕はご飯を

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男の一人旅 島根・松江🇯🇵編

男の一人旅 島根・松江🇯🇵編

このシリーズもニューヨーク、ハノイ、チェンマイ、バンコクとここまで訪れてきたが、次は趣向を変えての舞台は日本である。

そして、今回の目的地は島根県の松江と出雲である。

なぜ、島根県なのか。それは、タイ訪問中にふと思いついたことに遡る。

タイでは色々なマーケットを見て回ったが、何か心から惹かれるようなアイテムを見つけることができなかったという事実がある。これは、おそらく僕とタイの製品間の距離が

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男の一人旅 バンコク🇹🇭番外編

男の一人旅 バンコク🇹🇭番外編

バンコク最終日は、朝から移動のため、帰国までの出来事をまとめる。

身支度を済ませ、ホテルをチェックアウトしようとすると、やはり5分くらい待機の時間があった。

しっかり、デポジットの500バーツも返してもらった。

カオサン通りに出ると、中東系のお兄さんに「こんにちは、初めまして」と声をかけられた。僕が手を合わせて立ち去ろうとすると、お兄さんは知っている日本語を連呼しまくるので、僕はニヤッとして

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男の一人旅 バンコク🇹🇭編②

男の一人旅 バンコク🇹🇭編②

この日は曇り時々雨と不安定な天気だった。

あれだけ夜中まで馬鹿騒ぎしていたカオサン通りも、朝になると一時撤収を余儀なくされるようだった。警察官もうろちょろしているので、何か決まりがあるのかもしれなかった。

朝食:Lemoncurd Bread and Coffee住所:199 Thanon Tani, Taladyod, Pranakorn, Bangkok 10200, Thailand

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男の一人旅 バンコク🇹🇭編①

男の一人旅 バンコク🇹🇭編①

バンコクへの旅立ちへの日。
この日の朝は、空が青く、雲も少なく、清々しかった。

世界ウルルン滞在紀のように、ある期間誰かにお世話になったわけではないのだが、どこかチェンマイを経つのが寂しい気持ちがあった。

人と会ったのは、訪れた3都市の中でもチェンマイが最も多かった気がする。全く深い話はできていないが、目を見て、表情を交わすことができた。

それだけで十分だった。

朝食:Cottontree

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男の一人旅 チェンマイ🇹🇭編③

男の一人旅 チェンマイ🇹🇭編③

朝食:Cottontree Coffee Roasters前日に引き続き、このお店で朝食を取ることにした。
玄関を入ると、昨日接客してくれたお姉さんがおり「また、来たのね!」的な笑顔で迎えてくれた。

僕は、サンドウィッチのエッグベネディクトハムチーズとアイスコーヒーのアメリカーノを注文した。お値段260バーツ。

昨日の失敗に学び、ホットコーヒーからアイスコーヒーへ変更したが、アイスコーヒーでも

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男の一人旅 チェンマイ🇹🇭編②

男の一人旅 チェンマイ🇹🇭編②

チェンマイは湿度がそれほど高くなかったので、朝散歩するには最適な気候だった。

その一方、道には野良犬がうろちょろしており、追いかけられはしなかったが、朝から吠えられた。

朝食からタイ料理というのも胃腸に厳しかったので、ホテルから歩いて15分くらいの場所に雰囲気の良さそうなコーヒー屋さんを発見したので、そこに入ることにした。

朝食:Cottontree Coffee Roasters住所:45

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男の一人旅 チェンマイ🇹🇭編①

男の一人旅 チェンマイ🇹🇭編①

このシリーズもニューヨーク編、ハノイ編に続き3編目になる。たった3ヶ国しか訪れていないが、どの国もどの都市もひとつとして同じではないと感じる。

僕は街の風景もそうだが、そこに住む人々の人柄であったり、彼らの生活に関心がある。たった数日間の滞在で何も理解できないことは甚だ承知しているが、少しでも彼らに寄り添い、少しでも彼らに馴染み、彼らが何を考えているのか、どのように生活しているのか感じるというの

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