SOYSAUCEMAN

孤独の旅人|荒野のグルメハンター|古着暴走族|素人文筆家 24年4月から無職中。旅行記、読書感想、日々の気づきなどを細々と書いています。

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藤井風 the piano U.S. Tour at the Apollo’s Historic Theater ライブレポ(6月2日)

藤井風さんから考える興味の発生論について 僕が藤井風さんの存在を知ったのは、何年か前に関ジャムでこのアーティストがすごいみたいなコーナーで紹介されていたのを見たのがきっかけだったと思う。 その時は、記憶が正しければ「罪の香り」が紹介されていたと思うが、すごい良い曲だなと感じたのを覚えている。 そこからの人気の火の点き様はご存知の通りで、出す曲出す曲ヒットの連続。ただ、僕は藤井風さんの音楽をよく聴くものの、直接ライブに行って聴きに行こうというまでの衝動のようなものはなかっ

    • 男の一人旅 高雄・台南・屏東🇹🇼番外編

      1805文字 台湾最終日は日本へ帰るだけなので、大きなトピックはないのだが、最後に番外編としてこの台湾シリーズを締めたいと思う。 朝食:興隆居(Xing Long Ju)最終日の朝食は、やはり興隆居の湯包が食べたいと心から思った。 いつものようにラジオ体操する地元の人々が集まる公園を抜け、興隆居に到着すると、いつにも増して大行列になっていた。よくよく考えると、この日は土曜日だった。 前日の夕食が鶏の手でほとんど食べられなかったので、お腹が空いていたこともあるが、フライ

      • 男の一人旅 高雄・台南・屏東🇹🇼編④

        5719文字 台湾4日目は、高雄に隣接する屏東県の屏東駅周辺を訪れた。 朝食:興隆居(Xing Long Ju)まずは朝食であるが、2日目と同様に興隆居に行くことにした。2日目には名物の湯包しか買わなかったので、今度は別のものを食べてみることにした。 割包は、豚の角煮や高菜の漬物などを白い蒸しパンのような「包(バオ)」に挟んだ食べ物。2日目に食べた湯包とはまた違ったもっちり食感があり、甘辛く煮込まれた豚肉と高菜の塩味がバランスよくマッチしていて美味しかった。台湾風のハン

        • 男の一人旅 高雄・台南・屏東🇹🇼編③

          6534文字 台湾3日目は、高雄から少し足を伸ばして台南へ行ってみることにした。 朝食:果貿來來豆漿まずは朝食である。台南に移動するのに少し時間がかかるので、朝食は高雄で取ることにした。 前日に行った興隆居のすぐ近くに、同じく朝食で人気の果貿來來豆漿という店があり、この日はここにすることにした。 このお店も毎日行列が出来ており、地元の人に愛されているのが分かる。 これといった名物が分からなかったので、高麗菜煎包、肉包、甜燒餅の3種類をセレクト。 高麗菜煎包は、具が

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        藤井風 the piano U.S. Tour at the Apollo’s Historic Theater ライブレポ(6月2日)

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          男の一人旅 高雄・台南・屏東🇹🇼編②

          5423文字 2日目も高雄の観光名所を周ることにした。 朝食:興隆居(Xing Long Ju)まずは朝食の確保である。僕にとって朝食から美味しいものにありつけるかは、旅の最重要課題である。 ホテルからほど近いところに興隆居という「湯包」で有名なお店があったので、初日はここに行くことにした。 まず列に並ぶ前に、その列の先に何があるのか、周りの客はどうしているのかを観察した。 観察していると、どうも一番左の列は湯包のみを購入する列のようで、おばちゃんに個数を伝え湯包を

          男の一人旅 高雄・台南・屏東🇹🇼編②

          男の一人旅 高雄・台南・屏東🇹🇼編①

          4693文字 ひょんな思いつきから、11月5日〜9日の4泊5日で台湾南部の都市、高雄・台南・屏東へ一人旅してきた。 旅先を台湾にした理由は、比較的安く、そして短時間で行けるからである。 ただし、冒頭で「ひょんな」とは綴ったが、どうも日々の生活の行き詰まり感を脱却したかったという気もしている。 久々に何か書こうとしているからか、台湾に行ったことによる目に見えない心の変化のせいなのか、全然上手く書ける気配がしないのだが、ここは目を瞑ってダラダラと書いてみることにする。

          男の一人旅 高雄・台南・屏東🇹🇼編①

          何かを体験した際には、あまりすぐに言語化しない方がいいのかもしれない。 なぜなら、言語化とは情報の限定であり、構造上こぼれ落ちてしまう部分が出てくるため、その体験自体を陳腐なものとして、格下げして記憶してしまう可能性があるからである。 まずは、からだで思考する。

          何かを体験した際には、あまりすぐに言語化しない方がいいのかもしれない。 なぜなら、言語化とは情報の限定であり、構造上こぼれ落ちてしまう部分が出てくるため、その体験自体を陳腐なものとして、格下げして記憶してしまう可能性があるからである。 まずは、からだで思考する。

          扉の内か外か|Inside or Outside:A Farewell’s Impression

          デパートの少し格式の高いお店などで買い物したりすると、会計場所からどんなに遠くても店員さんが一緒に玄関まで来てくれて、商品を玄関扉の外で手渡して、お見送りしてくれることが多い。 そんなことを経験しちゃってるもんだからか、店主がお店のカウンターからさえ出て来ずに、僕が扉を開けて出ていく形でお別れする時は、何か違和を感じ取ってしまう自分がいる。 たかが、扉の内で別れるか、外で別れるかの違いである。 にも関わらず、何か内で別れるのは冷たい感じで、外で別れるのは明らかに暖かい。

          扉の内か外か|Inside or Outside:A Farewell’s Impression

          曲の歌詞が誰かを励ますことがあるように、note や ブログというのは、届きにくい構造だが、深く奥まで刺さる可能性があるのではないか。 言葉には暴力を含めた力がある。

          曲の歌詞が誰かを励ますことがあるように、note や ブログというのは、届きにくい構造だが、深く奥まで刺さる可能性があるのではないか。 言葉には暴力を含めた力がある。

          会話での大切なこと

          1046文字 何か嫌に感じることだったり、ムカつくことに遭遇したとき、あるいは違和感を覚えたときは、学びの機会である。 今日の学びは、普段から反面教師にしている方(仮称:Aさん)との会話中に起きた。 Aさんは、とにかく沈黙が嫌いなようである。 何か質問調で、やたらと個人の内情をずかずか聞いてくる。 僕は、Aさんに先日の転職フェアのことを話した。 福島県や島根県、和歌山県への移住コーナーに立ち寄ったことを話した。 すると、Aさんの親戚が和歌山県出身だったようで、「

          会話での大切なこと

          手紙|A cherished letter from someone special

          僕は、手紙が好きである。 手紙をもらうと、なぜだか嬉しい。 手紙は時間がかかる。 速さではなく、遅さがある。 文面をどうしようかとあれこれ耽る「あいだ」がある。 手紙には筆跡がある。 手癖があるとも言える。 手癖があると、書いている姿が想像できる。 思いを馳せられる。 身体性を感じる。 その身体性の乗った文字は、 紙という媒体の物質性と相まって、 形として残る。 紙か電子か、電子か紙か そういった二項対立の話は置いといて 僕は、情緒を感じたいのである。

          手紙|A cherished letter from someone special

          転職フェアに参加して、片っ端から話を聞いてみて、気づいたこと

          2291文字 昨日は、マイナビ主催の転職フェアに行ってきた。 下記前回記事の続編となる。 前回と違ったのは、マイナビ主催とだけあって、企業ブース数に対して来場者数が圧倒的に多かったことである。 また、興味深かったのは、転職者に人気のブースが顕著だった。 大阪市役所、神戸市役所などの官公庁。 都市再生機構【UR都市機構】などの公益・特殊・独立行政法人 サクラクレパスや YTE(読売テレビグループ)など馴染みある企業 (※具体的名マズければ、削除します) などなど人だ

          転職フェアに参加して、片っ端から話を聞いてみて、気づいたこと

          自己否定をやめるための100日間ドリル 坂口恭平さんの本

          6586文字 僕は、坂口恭平さんの本が大好きである。 発売される本は、欠かさずチェックしている。 今回紹介する「自己否定をやめるための100日間ドリル」も、つい最近出たばかりなのだが、一見自己否定と関係なさそうな僕であっても、大きな気づきがあったことに感動してしまった。お世辞抜きで歴史的名著だと思う。 これは「死にたい」という凄まじいレベルの自己否定をしてしまう人でなくても、心に何かしらの傷を負った人間であれば誰しも共感することなのではないかと感じている。 そのような

          自己否定をやめるための100日間ドリル 坂口恭平さんの本

          書く習慣

          492文字 この時代、本でもなく note でもなく、リーチという点に限れば圧倒的にコスパ/タイパが良いのは動画だろう。 そして、この流れはおそらく止まらない。 やがて、文脈を読めない人が半分を超え、ましてや文章を書く人なんて絶滅危惧種になるかもしれない。 仮に、僕に文章を書く才能がわずかながらにでもあるならば、この執筆活動は続けた方が良いのかもしれない。 それは、ささやかな達成感や楽しみがあるからでもあるが、少し打算的に考えれば、この時代に敢えて文章というコスパ/

          VCM(Vintage Collection Mall)に初めて行って、会場5周して、感じたこと

          4725文字  2024年10月19-20日の2日間に渡り、「日本最大級のヴィンテージの祭典」と銘打った VCM(Vintage Collection Mall)vol.5 が開催された。 その開催場所はパシフィコ横浜の展示ホールで、アイドルなんかがゲネプロでよく使う大きな会場である。興味本位で出展者数を数えてみると、154ブース展示されているようだった。 そんな大きな会場で開催されるだけあって、来場者数は約1万人以上と言われており、入場前に長蛇の待機列が出来た模様が

          VCM(Vintage Collection Mall)に初めて行って、会場5周して、感じたこと

          フランチャイズ展に参加して、片っ端から話を聞いてみて、気づいたこと②

          2389文字 今日は、再びフランチャイズ展に行ってきた。 今回のフランチャイズ展は、前回に比べて会場のキャパシティも大きく、全104社の出展規模だった。 前回は下記参照。 会場に着くと、事前登録の認証を行った。認証後は、QRコードの印刷された紙を渡され、それを首からかけることで自身の個人情報を訪問先に読み取らせる方式だった。 規模が大きくなると、システム系が効率的になるのは興味深かった。 前日の合同説明会の反省を踏まえ、今回は声をかけられても会釈でかわしつつ、雰囲

          フランチャイズ展に参加して、片っ端から話を聞いてみて、気づいたこと②