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青春の後ろ姿#103 〜20代は、清志郎と、バイクと、文学以外に何もありませんでした〜欲望の現象学・象徵交換と死

 ルネ・ジラールの『欲望の現象学』とジャン・ボードリヤールの『象徵交換と死』もとてもインパクトのあった本です。
 特に『欲望の現象学』は、人間は模倣する生き物で、他者の欲望を欲望(模倣)するんだと、大胆ですが説得力の塊のような説にはとても刺激を受けました。
「私」はなぜそれを欲望するのか?
 それは、他者が欲望しているから。
 うーん、こんなことをどうして考えつくのか。素晴らしすぎます。よく聞く「割れ窓の理論」もこれと同じかと思います。

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