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フルスクワット以外はスクワットじゃない?

フルスクワット『以外』は悪?

フルスクワットでないとトレーニング効果が無い?

『スクワットの深さは人間性の深さ』なんてタイトルの本出しておいてなんですが、そんなわけないです。(タイトルが一人歩きしている節はありますが本書の主張も必ずフルスクワットしろというものではないのはちゃんと読んでいただければわかるはず)

SNSに頻出するスクワット警察

「このスクワットはNG」

SNSに頻出するスクワット警察です。特徴としてはなぜかデッドリフトには甘く、スクワットとベンチプレスには厳しい傾向。

気にせずいきましょう。

SNSでの反響やガヤより自身の健康やメンタルが大切です。無理なく深くしゃがむことが重要です。

なぜフルスクワットを推奨するのか?

スクワットはキングオブエクササイズ

スクワットは全身の8割程の筋肉が動作に関与するため1種目で効率的に鍛えられます。その効果からキングオブエクササイズとも呼ばれています。

スクワットがなぜ効率的なトレーニングなのかというと、局所的に筋肉を鍛えるより時間効率がいいし、全身を使うトレーニングなので大きな負荷が扱え大きな刺激が与えられます。色々な筋肉が協力して動くので一つ一つの筋肉は弱くても強い力が出るんですね。これを多関節運動といいます。そして多関節運動の中でも仕事量がもっとも大きいのがスクワットです。

加齢に備えた『貯筋』

一般的に加齢で衰えるとされている箇所は下半身が主です。しっかり体重を支えて立つ・歩くなどの基本的な動作に使われ、日常生活に必要不可欠な下半身の筋肉。加齢で問題を感じるのも下半身が多いようです。そのためスクワットを行って筋力を高める事が生活の質を高めることにダイレクトに繋がるのです。

なのでPANDA GYMではスクワットを推奨しています。老後に備えてしっかり貯筋しておきましょう。

正しいスクワットとは?

正しいスクワットにはいくつか下記のように基本となるポイントがあります。

スクワットの基本的なポイント

・背筋を伸ばす。

・上半身を前に倒す。

・膝を過度に前に出さない。

・足裏全体に圧が掛かるように。

・足幅は肩幅、つま先は正面基準に15度外側に向ける。

腰が丸まらない範囲で深くしゃがむ。

などなどです。尻を使うのは多くの人に当てはまる大事なポイントになります。尻を使う事で膝の負担も腰の負担も軽くなります。

これは基本の話です。基本的にアスリートもこれでOK。

その上で目的に応じてスクワットも変化します。重量を扱うためのものや局所的に効かせるためのものではそれぞれフォームが違ってきます。目的に応じて正しさも変化します。なので「絶対的な正しいスクワット」は残念ながら存在しません

どこまでしゃがめばいいの?

断定型に言い切ってしまうのは聞こえはいいのですが、当たり前ですが個別性というものがあります。私は「膝に悪いからスクワットはハーフでつま先より膝は前に出さないように」、と習った世代です。聞いたことはありませんか?

最近は「深くしゃがめ」、でしょうか。

私は深いスクワットを推奨していますが、正確には「個人にとって無理のない範囲でしゃがむ」事を推奨しています。

なぜ深いスクワット(大きな可動域をとること)を推奨するかというと、

・大きな可動域で動かす事で身体の機能をしっかり使えて退化を防げる。筋肉をしっかりストレッチして収縮させることで筋肉に対しての刺激も大きい。(柔軟性も高まる)

というのが最大の理由です。当たり前ですが、しゃがまない範囲の動作は鍛えられないのです。

部分的な可動域で行う場合、フルで行うより重量を扱えてしまうのですが、脊柱に対して掛かるストレスが大きくなるので、フルで行うようにすると相対的に重量が軽くなり脊柱への負荷も軽減されます。

深くしゃがむ事で動作に必要なバランス能力や筋力も鍛えられます。

フルスクワットとクォータースクワットやハーフスクワットでは動作パターンも全然違ったりします。

身体の機能性も考えるならフルスクワットがオススメです。

フルスクワットが推奨できない人

・動作で腰や膝に痛みが生じる。

・股関節と大腿骨の骨格構造上、フルが難しい。

・フルスクワットだけは許せない。

こんな方々は無理にフルスクワットをする必要はありません。フルスクワットという定義自体がパワーリフティング競技のものではあるので、パワーリフター以外はパワーリフティングに準拠したルールで行う必要はないですよね。

前述の通り、大きく動作した方が身体の機能性を考えるといいと思います。ただそこに無理があってはいけません。

体が硬くてしゃがめない人も深くしゃがもうと意識して繰り返してるうちにしゃがめるようになったりします。重量を扱ったスクワット動作自体がストレッチになるわけです。

私がこれまで指導してきたクライアントも当初は全く深くしゃがめませんでしたが、アライメントを整えて重心を変えるとしゃがめるようになった人もいます。

効果があって怪我のリスクが低ければいいのです。

スクワットならPANDA GYM

PANDA GYMはスクワット特化型ジム。最高のスクワット環境を整えて皆様をお待ちしております。

ダイエットや健康維持のためのトレーニング指導、スポーツのパフォーマンス向上を目的としたトレーニング指導どちらも行っています。目的はそれぞれです!かんたんなトレーニングの処方や指導はスタッフアワーであれば無料でも行っています!

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