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私の仕事は言葉を耕す農家のようなお仕事。


例えば用語解説をすることで複雑だといわれたり難解だと思われるカタカナ英語を適度に日本語に照らし合わせることでお年寄りから子供までインターネットを理解しやすくなるようにカタカナ英語そのものを耕す仕事です。

それが例え遠回りだとしても消費者の教育につながると確信しています。

誰がカタカナ英語なんて抽象的で実態のない幽霊みたいな言葉で終わらせるもんですか。

専門用語を難しいで避けて通ろうとしません。

なるべくはっきりした定義をしたいと思います。

それも身近な家庭生活の中で使う概念として咀嚼を試みます。

わかったつもりで済ますつもりは毛頭ありません。

言葉が勝手にひとり歩きしないで先に進まないように日本語の暴走に待ったをかける一粒の種として傍を楽にしたい。

つまり「はたらきたい」のです。

私の一生の仕事として。

元々文化とは何かを耕すことそのものですから。




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