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好奇心と過ごした1年を振り返って、自分を大切にしながらレベル上げをしていこうと思った話

2023年は、おもちゃ箱みたいな年だった。
いろんなことが次から次へと箱の中から飛び出してきて、ふだん飽きっぽい私が、飽きるヒマなんて一瞬もないくらい駆け抜けた。すごく、すごく、あっという間の1年だった。

その一方で、ちょっとだけ自分のことを"いいかげん"にしたなとも思う。

年末に向けて家の大掃除という名の断捨離をしたら、ゴミ袋7袋分くらいに捨てるものが出てきて、ああ、たくさん溜め込んじゃったなあと思った。
でも、袋にパンパンに詰まったそれらをサラバ!と捨て去ると、自分の頭や心の中に積もっていた言葉たちも一緒にいなくなった気がして、すこしスッキリした。いいかげんにしていて、ごめんね。

さて、2023年とももうすぐお別れなので、今日は2023年との思い出に浸りたいと思って書いていくよ!!!

走り続けて、笑って泣いた2023

障害物走みたいに、いつも何かしら新しいことに取り組む機会があって、そのたびに「これ、どうやって進めるの‥‥?」って、毎回わなわなした。

ただ、私は自分に対して信頼していることがあって。
それは、自分がやると決めたことはやり遂げること。

私の中の釜爺が「手ェ出すんならしまいまでやれ!!」と毎回叫んでくる。
(千と千尋の神隠しより)

どれだけわなわなしていようが、やったことがなかろうが、無理めだろうが、自分がやると決めて引き受けたからには、やっぱり最後までやり遂げてみたいし、どうなるのか見届けたい。

それは、任された仕事やプロジェクトを責任をもって遂行した達成感を得たいということでもあるし、自分に対しても"それをやり遂げた先の自分が何を感じて、何を考えるのか知りたい"という好奇心でもある。

責任感と達成欲と好奇心は、私にとって大きな動力になる。その動力を支えにしながら、今年は沢山の新しいことに取り組んだ。

すごく大変だったけど、おかげさまで新しいつながりが沢山できた。
そして、新しいつながりの中で出会うヒトやモノ、コトに触れることで、自分の心が動く瞬間が段違いに増えた年だった。

喜怒哀楽、ぜんぶの感情の幅が広がって、よく泣いて、よく笑った。
サッカーの試合結果でも、仕事やプライベートでも、嬉しかったり悔しかったりで泣いたり笑ったりして忙しかった。

2019年以降、私は毎年毎年、ちょっとずつ全然ちがう生き物になっている気がする。


自分が挑戦するヤマは、自分で決める

去年の12月にも振り返りnoteでも「自分が挑戦するヤマは、自分で決める」と書いていて、そういうワガママなところは全然変わらないなあと思う(笑)

でも、今年はあまり選り好みせずに沢山のヤマに登ってみた。

◆J1リーグチームのオフィシャルパートナー企業になる

特に仕事で大きかったのは、会社がJ1チームのパートナーになるためのプロジェクトが立ち上がって(といっても実質2人1組だけど)、その社内稟議を進める担当として動いたこと。
ボトムアップで提案していくために、いろんな数字を計算して、費用対効果を出したり、契約前からめちゃくちゃ大変だった。

2023年3月1日にパートナー企業としてのプレスリリースを出したけれど、その時は全然実感が湧いていなくて。でも、その後すぐにファン・サポーターの皆さんからの追い切れないほどのイイネやコメントや引用ポストをいただいて、「こりゃ、どえらいことを始めたんだな」と思った(失礼)。

パートナーになったら終わりというわけでは全然なく、むしろそこからが本格スタート。
パートナーとして実施するイベントや企画の年間スケジュールを決めて、社内外と調整をして、全部が間に合うように準備・実行。そもそも年間予算にパートナー費用が組み込まれていないところからのスタートなので追加予算もばんばん取って(笑)とにかく忙しかった!

忙しかったけど、7月に実施したスタジアムでのうちわ&フェイスシール配布とSNSキャンペーンが1番印象に残っている。

私たちはブース出店をしてすごく楽しかったし、こういう機会を通して会社の名前やサービスがすこしでも世の中に広まるのは本当にありがたいこと。

かつ、ファン・サポーターさんたちも、たぶん楽しんでハッシュタグ投稿をしてくださっていたかなと思うし、そういうムーブメントが結果的にF・マリノスを後押しすることにもつながると思うと、"F・マリノスとファン・サポーターさんと、パートナー企業の三方良しのパートナーシップ"を体現できた気がして、すごく嬉しかった。

2024年も引き続き、F・マリノスのまわりにいるみんながイイネ!ってなれるようなパートナーシップを模索していきたい。


◆登壇したり、取材を受けたり、人前に出たりする

note pro利用企業向けのウェビナーに出てみない?とお声がけいただいたり、F・マリノスのパートナー企業向けのパートナーシップ活用セミナーに登壇させていただいたり。PR TIMESのストーリー記事や、DiSPA!で取材記事を出していただいたりした。社内で1日CEOになったこともあった。

1年前は、自分が登壇したり取材を受けたりする立場になるとは全く思っていなくて。なんなら、自分が社内でワークショップを開催する側になったことに感動していたくらいだったけど、今年は社内外で人前に立つことが増えた。

根が目立ちたくない人間なので、心臓が飛び出るかと思うときも沢山あったけど、話したいことがあるときは、すこしずつ話せるようになってきたなあと思う。


◆これまでの人間関係からはみ出してみる

去年の年末にも"そろそろ社外の新しい領域の人たちと出会っていきたい!"と書いていたけど、今年は新しいコミュニティに入ってみたり、はじめましての場所によく顔を出してみた。

F・マリノスのサポーターさんに、HUB観戦会やBBQやスタジアム観戦にお誘いいただいたり。色んなところに顔を出していたら、試合日にスタジアムを歩いていると、毎回何人かお知り合いの方に遭遇するようになった。

対話のコミュニティや、こたつラジオのつながりの方とリアルでお会いしたり。Xだけでつながっていた方と、ついにリアルでお会いしたり。

SNS上で眺めているだけじゃわからない、リアルだからこそ得られる1次情報が沢山あるし、リアルでつながったからこそ、そのあとで気軽に話しやすくなることも多くて、いろんな機会をいただいたなあと思う。

出会ってくださった皆さん、本当にありがとうございます!


◆あこがれのメキシコの死者の日パレードにいく

死ぬまでに1度でいいから行ってみたかった、メキシコシティの死者の日パレードに行った。

開催1ヶ月前を切っても開催日が発表されず、「例年は10月最後の土日どっちかで開催予定なんだけど、今年は11月最初の土曜日に開催になった」とフライトの3週間前に教えてもらい、30万円くらい余計にかかったけど延泊することにして、4時間地蔵して、現地でみてきた!!!

せっかく南米に行くなら〜〜って、ぎゅぎゅっとした旅程にしてしまったけど、ものすごく楽しくて充実した旅行だった。「あ、なんか、今死んでも後悔しないな」って結構本気で思ったくらいしあわせだった。

それくらい、毎日全力で生きて、生き抜いたなあって1年でした。


自分をいいかげんにしない、最優先事項にする

冒頭で書いたとおり、今年はちょっとだけ自分のことを"いいかげん"にした自覚がある。

その結果として、普段は年1回くらいしか体調を崩さないのに、5-6回くらい体調を崩したし、ぎっくり腰もどきになった
(長くマスク生活だったから、免疫下がってたのもあるかもだけど)

主な原因はわかっていて、食べる時間が惜しいからご飯を食べなかったり、外出する時間が惜しいから在宅勤務で引きこもっていたりして、食事と運動を怠けたから。

だから2024年は、家にいてもきちんと朝昼晩のご飯を食べて、家の近くのジムに通う。

前に『7つの習慣』のボードゲームをやったことがあるのだけど、7つ目の習慣に「刃を研ぐ」っていう項目があって、どんだけ他のことが上手くいっていても自分の心身が健康じゃないとハッピーじゃないよねって学んだことを思い出して、「私、このままじゃ身体壊すわあ。ちゃんとしよ。」って思った。

あと、私は内省することが好きなのだけど、今年の後半は内省の時間がすこしずつ削られてしまって、ずっと自分が自分に拗ねていたので、来年は2週間に1回はセルフメンテdayをつくるを徹底する。

どんなに仕事がやりたくて、苦にならないし楽しいと思っていても。どんなに人に会いたいと思っていても。まず、自分と対話する時間を確保することを最優先事項にする。

やっぱり、自分が整っていないことには、うまくいくはずのこともできなくなっちゃうことがあるからね。


納得してもらえる言葉を紡げるようになる

とても感覚的に生きている人間なので、正直なところ、論理的に説明しろと言われることが今のところは苦手だなあと思う。

でも私がうまく説明できないせいで、やったほうがいいと思っていることが実現できなかったり、良いと思ってやっていることをやめろと言われたり、もう少しうまくできたかもしれないものがこぼれ落ちたりしていくのは苦しいし、悔しい。自分がふがいなくて悲しい。

でも、悔しがっているだけじゃ何も変わらないので、歯を食いしばって前を向こうじゃないか。

論理も感情も、どっちも使いこなせるように地道にレベル上げをする。
ずっと魔法しか勉強してこなかったのに、いきなり剣術やれって言われている気持ちだけど、やる。やるぞ。

「あんたァ、ソラなんか???」ってセルフ突っ込みしちゃったけど許して。
(キングダムハーツ1より)

相手がどんな人なのか、何を求めているのか、お互いのメリットが1番大きくなる点はどこなのか。相手に合わせて、自分が伝える言葉を変える。必要なデータや論理を揃える。思考力をあげる。

今までも全くやってこなかったわけじゃないけど、もっとできるようにレベル上げをする。

気の遠くなる話だけど、やっぱり"それをやり遂げた先の自分が何を感じて、何を考えるのか知りたい"という好奇心がある。


好奇心に生かされるじゃじゃ馬を乗りこなしていく

2023年を振り返ってみて、私はつくづく、好奇心に生かされているんだなあと思った。

逆にいえば、自分がときめかないことには全く興味が湧かないし、興味があることは全力でやるし、偏った人間なのだと思う。(うん、知ってた)

前までは「偏らないで、バランスのいい人になりたい」と思っていた。
でも最近はバランスを良くすることに心を割くよりも、偏りを超えるパフォーマンスが出せるようになりたいと思うようになった。

じゃじゃ馬みたいで、自分でも面倒くさいなと思うことも多い私だけど、だてに自分として生きてきたわけじゃないので、私ならきっと乗りこなせる。

感情の波も乗りこなして、うまく自分をコントロールして、人生をより楽しめる2024年にしたい!

長くなってしまったけど、2023年も大変お世話になりました。
2024年も、どうぞよろしくお願いします!

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