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[読書記録133]自分で動く若手営業の育てかた

自分で動く若手営業の育てかた
的場 正人 著

「最近、若手が伸び悩む。つぶれてしまう。」
そのような悩みをもつ企業が多くある。
これは単純に今どきの若手が昔と変わった、という話だけではなく、職場も、そして仕事も、若手が育ちづらい方向に変化している。
この本では今どきの若手の特徴を理解し、若手が、自分で考え、創意工夫ひ、動けるように育てあげるための方法が書かれている。

気づき①育成の際に意識すべき視点
結果、行動、ものの見方である。
マネージャーとして着目すべきは、3つ目の「ものの見方」である。
目に見える「結果」や「行動」だけに着目したも、効果はあがらない。「なぜそういう行動をするのか」という「ものの見方」を解き明かして根本原因を改善することが必要。

気づき②目指す「一人前像」を明らかにする。
目指すゴールがバラバラだと、結局それぞれの若手に対して積ませる経験や教える内容もバラバラになってしまい、最初にたまたまついた営業マネジャーの考え方によって、身につけられるスキルや経験にばらつきがでる。
そのためには育成ゴールを設定することが大事。

気づき③育成の3原則
⑴相互理解:お互いの考えや気持ちを理解しあい、安心・信頼の関係を作る
⑵目標の合意:メンバーと協力して育成目標を作りあげることで実践への意欲を高める。
⑶創造的な問題解決:マネジャーの押しつけではなく、メンバー自身の問題解決を支援する。

行動すること
1.ものの見方を意識しなぜそのような行動をしたのかを解き明かして根本の原因を知り解決する。
2.育成時には一人前像を明確にし、それに向けてステップゴールを明確にし指導する。
3.育成の3原則を理解し命令のみで動かすようにしない。

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