「質」と「量」あなたはどっち派?
こんにちは、SORAHIKAです。
今回はよくあるテーマですね。
目標達成のために重視するのはどっちですか?
「質」または「量」
もちろん状況によって答えは変わってくるかもしれませんね。
ただ最近、「量」よりも「質」を重視する意見を多く見るような気がします。
私も以前は「質」が重要だと思っていました。
いくら「量」をこなしても「質」を理解していないと意味がない、と。
ただ最近は「量」をこなさないと「質」が見えないなーと思うんですね。
例えばスポーツ。
「練習は質が大事」
おっしゃる通り。ただダラダラ練習しているだけではあまり意味がありません。
でも、自分がうまくなるためには、自分の限界までの量をこなして、初めて自分に合った練習の「質」が分かると思うんです。
超一流と呼ばれる方がよく口にするのが、「私は誰よりも練習をした」という言葉。
イチロー、落合博満、マイケル・ジョーダン、レブロン・ジェームズ、クリスティアーノ・ロナウドなどなど。
超一流は常人の10倍以上の努力をしているんですよね。
よくリオネル・メッシは練習をしないなんてありますが、南米のサッカー選手を目指す子どもは生活の中にサッカーがあって、そもそも小さいころから死ぬほど練習してますからね。
もちろん、人はそれぞれに得意と不得意があるため、同じ練習でも結果に差が出ることは当然あります。
100の量をこなして10の高い質を得る人もいれば、同じ量で80の高い質を得る人もいますからね。
ただ、人よりも多く練習などに取り組むことで「必要な練習」「不要な練習」が分かり、その人に合った練習の「質」が見えてくるんだと思います。
そこから更に質を高めるために、量をこなすこともあれば、逆に量を減らしていくこともある。(個人的にはこれが「量より質」と言われる理由だと思います)ただ、人よりも少ない練習量で超一流になった人はいないんです。
つまり、真剣に物事に取り組む過程、量を多くこなすことでしか自分に合った「質」は見えてこないと考えています。
もっと言うと量をこなさないといくら「質」を理解しても、目標達成までの努力ができないと思うんです。
周りが「これが大切」「これが本質」と言われるものに、自分の中にスッと腑に落ちるものがあります。ただ、自分の「芯(経験)」を通ったものではないため、時間とともに忘れてしまったり、大事だと思っても行動がとれない。そもそも目標達成までの努力する力(量をこなしていないため)が備わっていない状態なんだと思います。
頭で理解して、体が理解できていない状況ですね。
クレーンゲームの必勝法を見て、頭では理解していて「これなら簡単にできる!」と思って実際にやってみると全く取れない、みたいな。
「量」より「質」を求める人の中には、「近道をしたい」言い換えると「楽に目標をクリアしたい」という感情があると思うんですが、いくら「質」を理解しても、最後は目標達成までの道のりをしっかり歩いていくしかないんです。
これから、何かを極めたいと思っている人は「質」を探す前に、まずはとことん「量」をこなしてみるのはいかがでしょうか?
1日の中で自分の使える時間を確保して「圧倒的な量」をこなすことで、きっと「質」を求める先にある「目標」に近づけると思います。