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その「問題」であってますか?

いや、もう本当にもっと早く知りたかったこの内容。ビジネスマンなら知っている内容だけど、学校では中々教えてくれない、というか上手く教えられる先生が少ないのか。知っている人も、知らない人も是非ご一読を。


1.学生時代と社会人の問題解決能力の違い

授業(5教科等)で出てくる問題の多くは明確な答えが用意されており、“その問題に正しく答えることが目的”となります。しかし、実際にはその答えは一つの側面に過ぎないことが多いです(特に国語など)。
社会では、仕事やプロジェクトには様々な問題の側面があり、会社や部署、個人のレベルで異なる課題が存在します。これにより、異なる視点から問題を捉え、適切に問題を設定する力が必要となります。

2.問題発生時の根本原因の見極め方

現在の現象(起きている事柄)がどのような問題(本来とは違う状態)を引き起こしているのか、その解決がどのように周りや未来に影響を与えるのかを考えることが重要です。
あるプロジェクトで遅れが発生した場合、単に時間を短縮するだけでなく、なぜ遅れたのか、他のプロジェクトやチームにどのような影響があるのかなど色々な側面から起きた現象を見極めることが求められます。

3.問題設定力が成功を左右する理由

現象に対する見方や立場から問題点が変わり、答えも変わるため、“自分の立ち位置を正しく見据えて問題を設定“しなければ、求めている結果に辿り着くことはできません。これからの社会で成功するためには、自ら問題を見つけ出し、解決策を考える力を養うことが重要です。

4.解決策

1.フレームワークを活用する

問題設定に役立つフレームワーク(例えば、SWOT分析、5W1H、フィッシュボーン図など)を学び、問題を体系的に整理し、見落としがちな要素を発見しやすくなります。

2.多様な視点を取り入れる

チームメンバーや他部門の人々と意見交換を行い、多様な視点から問題を捉える。 自分一人では見えない課題やチャンスを他者の視点から発見しやすくなり、より包括的な問題設定が可能になります。

3.定期的な問題解決の練習をする

実際の業務以外でも、シミュレーションやケーススタディを通じて問題解決の練習を行いましょう。 練習を通じて、様々なタイプの問題に対する対応力が高まり、現実の場面でも効果的な問題設定ができるようになります。

まとめ

「問題の設定」がズレてしまうと「解決策」が的外れになってしまう。
これは言われると簡単ですが、意外にできないんですよね。
皆さんも何か起きたときに「この現象の根本は?」「今の自分の立ち位置から見えていること、他の立ち位置から見えていることの違い」「何を押さえれば解決できるか」を考えて問題を設定してみてくださいね。

ひとり言・・・

色々な本を読んでいるうちに、「学生と社会人の違い」をよく考えるようになりました。学生の頃は「やらされている」感があり、社会人は「やらなければならない」感が強くあるんだと思います。
学生時代の勉強は「やらなくてもいいもの」「この勉強が何に役立つかわからない」など自分のことだけど「他人事(客観的)」の部分が多くあったと思います。社会人になると根本的な部分で仕事は「生きるため」「成功するため」という「自分事(主観)」に切り替わるために、みんな必死に頑張っているのかなと。
だからこそ、今の教育、子どもたちには「自分事」と思える勉強が必要で、もっと言えばそう思える「環境」が必要なんだと思います。
またこの内容の記事も書いてみたいと思います。

#ビジネス #自己啓発 #問題設定 #やる気 #教育 #社会人 #マーケティング #SORAtoHIKARI  

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